以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
【アーカイブ配信受講:3/27(水)~4/10(水)】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
乳化重合など、液相系でのモノマーの重合により高分子微粒子を合成する手法は、広範囲にわたるモノマーが選択できます。そのため、温度やpHなどのさまざまな刺激応答性や生体適合性、表面機能化など、さまざまな機能性高分子微粒子が得られます。高分子微粒子は、古くから塗料や接着剤などに用いられてきましたが、刺激応答性などを付与した機能性高分子微粒子は、診断材料や薬物キャリア、固定化担体など、広範囲な応用が展開されるようになってきました。本セミナーでは、液相系でのモノマーの重合による高分子微粒子合成法について説明します。
受講対象・レベル
乳化重合を中心とした液相系での高分子微粒子の合成に興味のある方
必要な予備知識
基礎的な高分子化学
習得できる知識
・乳化重合などを利用した液相中での高分子微粒子(ゲル微粒子)の合成手法
・刺激応答性高分子微粒子(ゲル微粒子)の設計
セミナープログラム
1. 高分子微粒子の合成法
1-1. トップダウン型の合成
1-2. ポリマー溶液を用いた合成
1-3. 液相系での重合による合成
2. 液相系での重合による高分子微粒子の合成法
2-1. 懸濁重合
2-2. 乳化重合
2-3. ソープフリー乳化重合
2-4. ミニエマルション重合
2-5. 分散重合
2-6. 微粒子合成法と粒径
3. 中空微粒子の合成法
3-1. テンプレート微粒子表面での重合を利用した合成法
3-2. エマルション界面での反応を利用した合成法
4. 刺激応答性高分子微粒子
4-1. 温度応答性微粒子
4-2. pH応答性微粒子
4-3. レドックス応答性微粒子
キーワード:
乳化重合,ソープフリー,ミニエマルション,中空微粒子,刺激応答性,セミナー,講座,研修
セミナー講師
関西大学 化学生命工学部 准教授 博士(工学)
河村 暁文 氏
【ご専門】
高分子化学,バイオマテリアル,ソフトマター,コロイド界面化学
【ご経歴】
2003年3月 大阪府立大学工学部応用化学科 卒業
2008年3月 大阪府立大学大学院工学研究科物質・化学系専攻博士課程後期課程修了
博士(工学)
2008年4月 東レ株式会社
2011年3月 関西大学先端科学技術推進機構 ポストドクトラルフェロー
2012年4月 関西大学化学生命工学部化学・物質工学科 助教
2017年4月 関西大学化学生命工学部化学・物質工学科 准教授
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
会員価格で1名につき49,500円(税込)、2名同時申込で60,500円(税込)になります。
メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
シリカとタイヤ、添加剤ホワイトカーボンとは、わかりやすく解説
【目次】 1. タイヤとシリカ タイヤは、自動車はもとより自転車、バイク、飛行機、鉄道にも使われていて、みなさんの生活には無くては... -
シリカ、シリコン、シリコーンの違いをわかりやすく解説
シリカ、シリコン、シリコーンこの単語、みなさんの生活の中で聞いたことがあるかと思います。みなさんは、この3つの違いがわかりますか?実は... -
シリカと医薬品、医薬品添加剤に使用される合成シリカとは
【目次】 1. 合成シリカ 合成シリカの多くは、衣食住をはじめさまざまな産業で使用されていて直接お目にかかることはあまりありません... -
シリカと地熱発電、シリカスケールの発生を予防できる技術とは
【記事要約】 シリカと地熱発電、地熱発電は自然の環境に依存する要因が大きく、常に熱水の温度、圧力、シリカ濃度が変化している。これがシ...