セラミックス焼結・一体焼結プロセスの高度制御のための計測・解析技術

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 無機材料   電気化学   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

※日程が延期になりました。2/20(火)⇒ 6/12(水)【アーカイブ配信(期間:6/17~6/24)】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

千葉工業大学 工学部 機械工学科 准教授 博士(工学) 原 祥太郎 氏《略歴》 [2005.3] 東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 博士課程修了 [2005.4] 東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 助手/助教 [2009.8] ペンシルバニア大学 材料科学工学専攻 短期客員研究員 [2010.7] 東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 特任講師 [2013.4] 東京大学 生産技術研究所 エネルギー工学連携研究センター 特任講師 [2015.4] 千葉工業大学 工学部 機械工学科 准教授《所属学会》 日本機械学会、日本材料学会、SOFC研究会、日本セラミックス協会など

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合38,500円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 固相焼結プロセスは、燃料電池やセラミックコンデンサなどの特性を決定づける重要な製造プロセスですが、所望の特性を得るためには、焼結体の変形速度や微構造レベルの挙動を正しく理解しておく必要があります。特に、積層レイヤ―を一体で焼結するプロセスでは、より一層高度な焼結コントロール技術が求められ、焼結条件によっては、焼結体の変形や破壊といったデバイスの信頼性を大きく低下させる課題に直面します。 現状ではこうした焼結プロセス設計に対し、試行錯誤的なアプローチが主体となっています。そこで本セミナーでは、焼結プロセスを高度に制御するための技術である、焼結体の微構造分析技術、計算機シミュレーションによる焼結予測技術、一体焼結プロセスの変形理論や観察技術などについて概説します。また、固体酸化物形燃料電池の電極製造設計に応用した取り組みや最新の焼結予測技術についても紹介します。

受講対象・レベル

・セラミックスをベースとした固相焼結製造プロセスにたずさわる技術者・セラミックス焼結体の微構造分析を行おうとしている方・セラミックス焼結体の機械的特性に興味のある方・一体焼結プロセスの変形制御のための基礎知識を得たい方・計算機シミュレーションによる焼結設計を考えている方

習得できる知識

・セラミックス固相焼結の微構造変化に関する基礎知識・セラミックス焼結体の微構造を定量分析する技術・計算機シミュレーションによる焼結予測技術(基礎と応用)・積層セラミックス一体焼結時の変形に関する基礎理論と計測技術・燃料電池材料への適用例

セミナープログラム

1.焼結プロセスの基礎 1-1 固相焼結の駆動力 1-2 焼結中のマクロスケールな変形 1-3 焼結中のメゾスケールな微構造変化 1-4 焼結中のミクロスケールな拡散 1-5 固相焼結制御の課題

2.焼結体の微構造評価技術 2-1 焼結体製造方法 2-2 構造パラメータ 2-3 走査型電子顕微鏡像による二次元構造評価 2-4 集束イオンビーム-走査型電子顕微鏡複合装置による三次元構造評価

3.焼結中の微構造変化の予測技術 3-1 微構造予測シミュレーション技術概要 3-2 微構造予測シミュレーション基礎アルゴリズム 3-3 妥当性検証 3-4 予測例および適用範囲 4.一体焼結プロセスの評価技術 4-1 自由焼結/拘束焼結/一体焼結 4-2 自由焼結体の収縮変形のその場観察 4-3 一体焼結体のそり変形のその場観察 4-4 焼結の力学モデル基礎 4-5 焼結の力学パラメータ 4-6 一体焼結の有限要素法シミュレーション予測例

5.最近のトピック 5-1 固体酸化物形燃料電池材料への適用事例 5-2 機械的特性予測への応用

6.質疑応答

スケジュール:13:00~14:10 講義114:10~14:20 休憩14:20~15:30 講義215:30~15:40 休憩15:40~16:50 講義316:50~17:00 質疑応答※進行によって、多少前後する可能性がございます。※質問は音声かチャットで受け付けます。

キーワード:セラミックス,焼結,プロセス,一体,収縮,変形,そり,解析,観察,講座,研修,セミナー