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★表示パネルや光学素子の構成、要求精度、今後の進化の方向性について
セミナープログラム
<10:30〜12:00>
1.VR・AR機器用ディスプレイ、光学系の技術動向と今後の予測
(株)サークルクロスコーポレーション 小野 記久雄 氏
【本講座で学べること】
・VR・AR機器の構成、光学系の構造・効率及びセット薄型化との関係
・VR・AR機器搭載ディスプレイに要求される性能仕様
・AR機器主要部材の材料・製造方法(回折格子、Waveguide)
【講座概要】
メタバース時代到来に対しディスプレイ機器として最も関連が深いのがVR・MR機器である。ビジネス向けとしてはAR機器も注目される。本年6月には長年噂のあったApple Vison Pro(MR)も内容が公表され、2024年初頭の米国を皮切りに世界各国へ販売される計画となっている。Appleはメタバースの言葉は使わず空間コンピューティングのデバイスの提案になっている。ディスプレイはSony半導体の1.4インチOLEDoSが使われている。
VR・AR機器に使われるディスプレイの最重要特性は輝度であるが、この輝度はVR・AR機器の光学系効率から要求仕様が決まっている。本セミナーでは、VR・AR機器光学系に関連する光学技術を解析(理解)することを第1目的としている。
最新の薄型・軽量を実現するVR用のパンケーキレンズ光学系、AR用のWaveguide光学系は効率が低いことが判明している。これによりμ-Display(OLEDoS、LEDoS)への輝度要求が高くなっている。AR機器の光学系は上記のように最新の光学部材である回析格子、Waveguideが使われている。これら部材の材料・製造方法も併せて解説する。
1.XRの定義、機器分類、HMD特有表示特性、Displayへの要求特性
2.最新のVR/MR機器の技術情報
2.1 MR方式Apple Vision Proの仕様、構造、できること、採用ディスプレイ
2.2 VR方式Meta Oculus Quest Proの仕様、構造、採用ディスプレイ
3.AR・VR機器への画像表示光学系、VR・AR機器光学系とその進化
3.1 AR・VR機器の画像表示光学系の違い
3.2 VR機器光学系とその進化の徹底理解(パンケーキレンズ光学系が主流)
3.3 AR機器光学系とその進化の徹底理解(Waveguide光学系が主流方向)
3.3.1 SRG(表面反射回折格子)の構造、製造方法
3.3.2 VHG(体積ホログラフィック回折格子)の構造、フォトポリマー製造方法
3.3.3 ガラス基板が主流のWaveguide本体
【質疑応答】
<13:00〜14:30>
2.VR用高精細ディスプレイの最新動向とその応用展望
(株)ジャパンディスプレイ 渡邉 好浩 氏
【本講座で学べること】
・VR-HMDのしくみ
・採用される表示デバイスと特徴
・高性能化の訴求と実現方法
【講座概要】
2016年にコンシューマ向けのVR用HMDが発売されて早くも7年。当初から一時的なブームに過ぎないとの声がありましたが、
途切れる事なく改善と普及が進んでいます。VR空間を表示するVR-HMDの動作原理と、
採用される表示デバイス(表示パネル)への要求とその達成状況、今後の進化の方向について詳細に説明させていただきます。
1.VR-HMDの市場動向と表示パネル
1.1 採用される表示パネルの変遷
1.2 表示パネルの方式と特徴
2.VR-HMDの構造と要求
2.1 VR/AR用ディスプレイの特徴
2.2 システム構成
2.3 レンズの特徴と進化
3.表示パネルの課題と対策
3.1 動画ぼやけ
3.2 解像度
3.3 SED
3.4 視野角
4.VR技術と応用分野
【質疑応答】
<14:45〜16:15>
3.AR/VR向け光学素子の概要と射出成形による事例紹介
ナルックス(株) 金井 紀文 氏
【本講座で学べること】
・AR/VRで用いられる光学系に関する初歩知識
・AR用導波路コンバイナー(回折型)の製法に関する基礎知識
・製品や構造のサイズ感、要求精度感
【講座概要】
AR/VRに使われる光学系(光学素子)にどのようなものがあるか概要を把握して頂きます。
AR用光源、AR用表示素子、VR用接眼レンズ、VR用モーションセンサーそれぞれで複数の方式があり、
それらについても紹介してきます。
特に事例で紹介するAR表示素子のひとつの方式である回折方式の導波路コンバイナーとその製法については
製法について少し掘り下げた説明をします。
事例紹介では弊社で量産実績のある製品や開発を行った(行っている)技術について説明し、
製品や構造のサイズ感、要求精度感を把握して頂きます。
1.VR向で使用されている光学系
1.1 VR用TOF照明
1.2 VR用接眼レンズ
2.ARで使用されている光学系
2.1 AR用光源モジュール
2.2 AR用表示素子概要
2.3 AR用導波路コンバイナー
2.4 AR用導波路コンバイナー(回折型)とその製法
3.事例紹介(VR用接眼レンズ)
4.事例紹介(AR用導波路コンバイナー(回折型))
5.事例紹介(VR用TOF照明レンズ)
6.事例紹介(VR用Screen door effect改善フィルター)
【質疑応答】
セミナー講師
1. (株)サークルクロスコーポレーション フェローアナリスト 小野 記久雄 氏
2. (株)ジャパンディスプレイ InfiniTech事業部 第1事業統括部 LCD応用技術部 技術主幹 渡邉 好浩 氏
3. ナルックス(株) 設計開発部 設計開発課 アソシエートマネージャー 金井 紀文 氏
セミナー受講料
1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
- Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。 - セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
受講料
60,500円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
60,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、会場での支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
VR(仮想現実)/AR(拡張現実) 光学技術 電子デバイス・部品
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
60,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、会場での支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
VR(仮想現実)/AR(拡張現実) 光学技術 電子デバイス・部品関連教材
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