
【Live配信セミナー】有機ELに関する部材開発,発光効率および耐久性向上,今後の展望
★車載ディスプレイ用有機EL,照明,美容,医療などの新しい用途
★高輝度化 ,水分バリア ,フレキシブル対応封止 ,高速応答性・・・課題とその解決法
セミナープログラム
【10:00〜11:00】
第1部 有機ELディスプレイの動向と今後の産業展望
●講師 分析工房(株) ディスプレイ事業部 シニアパートナー Ph.D. 服部 寿 氏
【講座の趣旨】
新しい発展段階を迎えた有機ELディスプレイに関して,パネル・材料・部材・製造装 置メーカ向けに,小型と大型のディスプレイの製造技術と材料の動向や課題,今後のマイクロOLEDや車載用・IT用への導入のための課題や材料・プロセス開発状況・サプライ チェーンについても解説する。
【セミナープログラム】
1.先端ディスプレーパネルのアプリケーション,市場規模予測,材料動向
1.1 ディスプレイの全体動向
1.2 スマートフォンと中型向けの市場と投資
1.3 テレビ・広告向けの市場と投資
1.4 自動車向けの市場と投資
1.5 AR/VR向けの市場と産業動向
2.OLEDパネルの動向,開発戦略,材料動向
2.1 AM-OLED
2.2 WOLED,QD-OLED
2.3 マイクロOLED
【質疑応答】
【11:05〜11:55】
第2部 導電性高分子の概況,有機ELディスプレイへの応用
●講師 工藤技術コンサルタント事務所 代表 博士(工学) 工藤 康夫 氏
【講座の趣旨】
導電性高分子は導電性塗料のみならず固体電解キャパシタの陰極材料として使用され, それらの性能向上に多大な貢献を果たしてきた。また有機ELディスプレイの大型化ならびに 低価格化を可能にする基幹材料として注目されている。ここではその詳細について解説する。
【セミナープログラム】
1.新素材としてのπ共役導電性高分子
1.1 π共役導電性高分子の種類
1.2 π共役導電性高分子の機能と応用例
1.3 π共役導電性高分子の作製法
2.π共役導電性高分子を応用した電子デバイス
2.1 π共役導電性高分子固体電解キャパシタの開発
2.2 π共役導電性高分子キャパシタの特長と社会貢献
2.3 今後π共役導電性高分子の応用が期待される電子・エネルギ-デバイス
3.有機ELディスプレイの概要
3.1 有機ELディスプレイの特長
3.2 有機発光材料の分類
3.3 有機ELディスプレイ素材の市場規模
4.高分子発光材料を用いた有機ELディスプレイ
4.1 高分子発光材料を用いた有機ELディスプレイのメリット
4.2 高分子発光材料を用いた有機ELディスプレイの将来展望
5.まとめ
【質疑応答】
【12:35〜13:20】
第3部 有機EL用封止材について
●講師 (株)MORESCO デバイス材料事業部 デバイス材料開発部 若林 明伸 氏
【セミナープログラム】
1.封止材へのバリア性付与について
2.実装での封止性能について
3.フレキシブル有機ELの封止方式について
4.ダム&フィル封止について
5.液状材料を用いた全面封止について
6.PSAフィルムを用いた封止について
7.薄膜封止について
【質疑応答】
【13:30〜14:15】
第4部 有機EL用乾燥剤について
●講師 ダイニック(株) 滋賀工場 滋賀第1技術グループ 大橋 裕樹 氏
【セミナープログラム】
1.ダークスポットの拡大・成長
2.シート状乾燥材「HG-SHEET」の要求特性,構造,供給形態
3.粘着テープの特徴
4.ペースト状乾燥材の開発
5.吸湿防止対策
5.1 製造環境
5.2 包装材料
【質疑応答】
【14:25〜15:10】
第5部 有機EL光取り出し向上に向けたナノインプリント手法による微細転写成形
●講師 芝浦機械(株) 常務執行役員 R&Dセンター 研究開発部 R&Dセンター長 兼 研究開発部長 博士(工学) 小久保 光典 氏
【セミナープログラム】
1.ナノインプリント技術
2.高輝度化
3.内部量子効率と外部量子効率の向上
4.サファイア基板へのナノインプリント
5.フィルムタイプの樹脂モールド(フィルムモールド)の作製
6.微細パターン形成
【質疑応答】
【15:20〜16:05】
第6部 りん光材料を利用した有機ELの高性能化と今後の展望
●講師 三菱ケミカル(株) スペシャリティマテリアルズビジネスグループ R&D本部 主幹研究員 博士(工学) 飯田 宏一朗 氏
【セミナープログラム】
1.りん光発光とは
2.金属含有型りん光材料
3.イリジウム(III)錯体
3.1 立体構造
3.2 合成方法
3.3 発光波長の調整
4.りん光発光用ホスト材料
5.りん光発光層の形成方法
5.1 蒸着法
5.2 塗布法
6.今後の展望
【質疑応答】
【16:15〜17:00】
第7部 TADF素子中の正孔電流の挙動と電子電流の評価
●講師 愛知工業大学 工学部 電気学科 教授 工学博士 森 竜雄 氏
【セミナープログラム】
1.正孔輸送材料について
1.1 正孔輸送材料の種類
1.2 ガラス転移点と他の物理量との相関性
2.正孔注入材料について
3.TADF素子とその正孔電流の挙動について
4.TADF素子中の正孔電流の挙動と電子電流の評価
【質疑応答】
セミナー講師
【第1部】
分析工房(株) ディスプレイ事業部 シニアパートナー Ph.D. 服部 寿 氏
【第2部】
工藤技術コンサルタント事務所 代表 博士(工学) 工藤 康夫 氏
【第3部】
(株)MORESCO デバイス材料事業部 デバイス材料開発部 若林 明伸 氏
【第4部】
ダイニック(株) 滋賀工場 滋賀第1技術グループ 大橋 裕樹 氏
【第5部】
芝浦機械(株) 常務執行役員 R&Dセンター 研究開発部 R&Dセンター長 兼 研究開発部長 博士(工学) 小久保 光典 氏
【第6部】
三菱ケミカル(株) スペシャリティマテリアルズビジネスグループ R&D本部 主幹研究員 博士(工学) 飯田 宏一朗 氏
【第7部】
愛知工業大学 工学部 電気学科 教授 工学博士 森 竜雄 氏
セミナー受講料
1名につき66,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕
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受講料
66,000円(税込)/人