品質不正の防止と不良ゼロ活動の進め方
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | 品質マネジメント総合 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】新技術開発センター |
交通 | 【地下鉄】半蔵門駅・麹町駅 |
経営トップと異質の部門協力で進める、品質不正防止・不良ゼロ活動!
★ 受講後
・品質不正問題への対応と品質管理の仕事が確認できます。
・他部門と進める品質改善の取り組み方が理解できます。
・自社に合った不良ゼロ活動の進め方が明確になります。
講師
SKGマネジメント 代表 坂田 愼一 氏
技術士(経営工学部門)・中小企業診断士
【講師紹介】
工学院大学生産機械工学科卒業後,ティアック株式会社入社,豊岡工場勤務。テープレコーダーの設計,品質管理,製造係長,資材部コストセンター長を歴任。
1975年コンサルティング団体に入社,各種のプロジェクト指導で目標を達成し成果を上げる。1980年坂田経営技術士事務所開設。経営の分かる技術士としてコンサルティングを国内外で展開。1990年エスケイジーマネジメントを設立,代表取締役。180を超えるプロジェクトを指導。
中小企業診断協会三多摩支部で「プレゼンテーションスキルアップ研究会(PS研)を主宰。
著書:「外注管理の実際」日経文庫,「品質管理の仕事がわかる本」,「よくわかるこれからの原価企画」,「よくわかるこれからの外注管理」同文館出版,「だからあなたの会社のコストダウンは失敗する」日刊工業新聞社等多数。
受講料
42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
受講のおすすめ
データーの改ざんや無資格者の検査などの品質不正問題が発生し,メイドインジャパンの信頼が根底から崩れかかっております。自社でも同様の問題が起きる可能性はないか,厳しくチェックして未然防止への対応が必要です。
モノ作りで発生した不良の処置・対策は,受入検査や製品検査,品質管理や品質保証部門が処置したり,不良の発生した場所で対策すると効果的な場合もありますが,「前工程で品質を保証しないと後工程に問題が現れる」ことになります。例えば,営業・販売からの顧客の品質情報が不足すると狙いの品質が設定できなかったり,開発・設計の狙いの品質に問題があると,後工程の製造品質にバラツキが出たりしてクレームの原因にもなります。
本セミナーでは,今日的な課題であるトップを巻き込んだ品質不正問題への対応と,自部門での取り組みから異質の部門と協力して進める,不良ゼロ活動の進め方を学び自社で推進して頂きます。是非,ご受講下さい。
セミナープログラム
- 1.自社で起こる品質問題を明確にする
- 1)トップ・経営部門と品質管理の仕事
- 2)営業・販売部門と品質管理の仕事
- 3)開発・設計部門と品質管理の仕事
- 4)資材・購買部門と品質管理の仕事
- 5)生産・製造部門と品質管理の仕事
2.品質不正問題への防止策と品質管理の仕事- 1)トップの考えが製品・サービス品質を決める
- 2)現場に潜在する問題に管理の目を向ける
- 3)QCサークル活動と提案制度を活性化する
- 4)モノ作りは人材を人財に変える人作りから
- 5)ユーザーインでモノを作り品質を保証する
3.不良ゼロと再発防止への取り組み- 1)品質問題は後工程に現れる
- 2)5Mの管理で不良を低減する
- 3)5Sの管理で外観不良を低減する
- 4)手法や技法を使って品質を改善する
- 5)異質の部門協力で品質を改善する
4.営業・販売業務と品質管理の仕事- 1)顧客の要求品質を知る
- 2)顧客に製品をプロモーションする
- 3)クレームの対応と処置
- 4)クレームの再発を防止する
- 5)ビフォア―サービスを強化する
5.開発・設計業務と品質管理の取り組み- 1)開発・設計部門の仕事とは
- 2)設計品質を審査(DR)する
- 3)試作テストの品質を評価する
- 4)設計品質と製造品質を合わせる
- 5)過剰品質の改善と品質管理
6.資材・購買業務と品質管理の取り組み- 1)資材・購買・外注部門の仕事とは
- 2)購入価格を決めて品質を保証する
- 3)納期・数量を確保して品質を保証する
- 4)購入品の品質を保証する
- 5)無試験検査と品質保証
7.生産・製造業務と品質管理の仕事- 1)最適な工法・工程を決定する
- 2)最適な設備・機械を選定する
- 3)品質を安定させる製造条件を設定する
- 4)工程で製造品質を作り込む
- 5)品質を検査し保証する
◎ 質疑・応答 個別相談(希望者のみ)