
【中止】ZEBの最新動向と新たな方法による工場/ビルの空調省エネルギー
●エネルギーコスト上昇の対策とカーボンニュートラルの要求に応える、空調省エネルギーには、新しい進め方が不可欠です。
●空調負荷削減に不可欠なZEBの最新知識と、新たな省エネルギーアプローチを、豊富な具体例を通して学びます。
セミナー趣旨
ZEB(Net Zero Energy Building)とは、徹底した省エネルギーと再生可能エネルギーの利用によって、年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロとするものです。ZEBの手法は、建物の設計段階での省エネルギーの取り組みに対して非常に有効です。
一方、ZEBの手法を含め、わが国の省エネルギーの手法は、エネルギーを熱としてとらえる考え方で構築されていますが、エネルギーを仕事としてとらえるエクセルギーという考え方があります。
省エネルギーの解析に、エクセルギーが不可欠なことは、エネルギー分野の世界の研究者の常識ですが、我が国では、さほど知られていません。
このような中、従来のエネルギー概念とエクセルギー概念を併用した、新しい省エネルギー手法『エネルギー・エクセルギー解析法』が、一部の企業において、著しい成果を上げ続けています。
本セミナーでは、空調省エネルギーに不可欠な、ZEBの最新情報と、新たな省エネルギー手法について、豊富な具体例を交えて分かりやすく解説します。
受講対象・レベル
・省エネルギー・エネルギーマネジメントの担当者および関係者
・エネルギー管理士
・ISO事務局および関係者
・空調系技術者
・空調系開発研究者
必要な予備知識
・基本的に、予備知識なしでも理解できるように解説します。
・空気調和の基礎知識があればなお可です。
・環境省 ZEBポータル(https://www.env.go.jp/earth/zeb/)
習得できる知識
・ZEB制度に関する知識
・ZEB現状に関する情報
・ZEBを実施するための実務
・ZEB設計のコツ
・エネルギーとエクセルギーの深い理解
・最新の省エネルギー解析法
・湿り空気解析の新たな方法
・空調システムのコストダウンアプローチ法
セミナープログラム
●ZEB実現のための実務
【備前グリーンエネルギー株式会社 山口 卓勇 先生】
I.ZEBの最新動向
1.ZEBについて
1)ZEBの制度
2)ZEBの現状
3)ZEBの事例
a)新築の事例(2例程度)
b)既存建築物の事例(2例程度)
2.ZEBの進め方について
1)新築での一般的な進め方
2)既存建築物での一般的な進め方
3.ZEBの設計のコツ
1)ZEBでよく使われる技術
2)ZEB設計の進め方
3)ZEB設計のポイント
4.ZEBの支援
1)ZEBの補助事業の説明
2)補助事業の使い方
5.ZEB実施に向けた様々な留意点
●エネルギー・エクセルギー解析法による新しい空調省エネルギーの進め方
【㈱MIC武田技術士事務所 代表者 武田 彰夫 先生】
1.新しい省エネルギー解析のための基礎理論
1.1 エネルギーとエクセルギーの基礎
1.2 エネルギー・エクセルギー解析法の概要
2.空調システム省エネルギー解析の基礎知識
2.1 空調システムの概要
2.2 熱源設備解析の基本
2.3 湿り空気解析の基本
2.4 空調負荷解析の基本
3.空調システムの省エネルギー解析の事例
3.1. オフィスビルの省エネルギー解析の事例
3.2. クリーンルームの省エネルギー解析の事例
■講演中のキーワード
エネルギー、エクセルギー、湿り空気、熱源機器、空調機、空調負荷、ZEB、BELS、設計、補助事業
セミナー講師
備前グリーンエネルギー株式会社 執行役員 山口 卓勇 先生
株式会社MIC武田技術士事務所 代表取締役 武田 彰夫 先生
技術士(情報工学部門、環境部門)
【山口 卓勇 先生 プロフィール】
■ご略歴
2002年 デラウェア州立大学院 公共政策学部環境エネルギー政策卒(環境エネルギー修士)
2003-2005年 株式会社住環境計画研究所 研究員
2006年- 備前グリーンエネルギー株式会社
【保有資格】
エネルギー管理士・第2種電気主任技術者・建築設備士・第二種電気工事士・CxPE(性能検証技術者)
■ご専門および得意な分野・ご研究
【ご専門分野】
産業及び民生業務部門のエネルギー分析、
機械学習を活用したエネルギーデータ分析(主にPYTHONを用いたビックデータ分析)、
ZEB設計(汎用設備を用いた既存建築物のZEB化を得意とする。
ガス空調を用いたZEB、意匠性の高い建物でのZEBなど複雑な建物のZEB化も行う。)
■本テーマ関連学協会でのご活動
【ZEB普及啓発事業】
環境省 温室効果ガス排出抑制指針(業務部門)等の普及・啓発委託業務(ZEB実現の普及・啓発活動業務)
建築設備技術会議 既存建築物のPEB実現 ~『 ZEB 』を超えたエネルギー購入ゼロの実現へ~
品川区 議員研修会、新潟市建築設計共同組合様向けZEB説明会 など
【論文等】
・Estimating energy consumption by purpose and analyse standby power in non-residential buildings in Japan
(eceee Summer Study 2017)
・スマメデータ・EMSデータの分析手法と省エネサービスへの活用:スマメデータ等を活用した統計分析による
エネルギー診断手法の研究(第37回エネルギー・資源学会研究発表会)
【武田 彰夫 先生 プロフィール】
■ご略歴
プラント系企業と国内最大手の会計事務所系コンサルティング会社勤務後、2009年に技術士事務所法人を設立。
様々な業種の企業に、エネルギー・環境系の新技術・新手法の導入・定着化の支援を実施してきた。
日刊工業新聞社 月刊工場管理等、数多くの専門誌に連載執筆するほか、
一般セミナーや政府機関等でのエネルギー・環境分野の講演実績を多数有する。
■ご専門および得意な分野・ご研究
技術士(情報工学および環境)
エネルギー・環境分野の定量解析・評価手法の開発とシステム化の支援を得意とする。
早い時期から省エネルギー解析におけるエクセルギー理論の有用性に着目し、解析手法とツール化を確立している。
■本テーマ関連学協会でのご活動
エネルギー・資源学会(カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの追求)、
日本LCA学会(前項と同じ)、日本オペレーションズ・リサーチ学会(解析ノウハウのシステム化の追求)、
日本経営診断学会(解析・評価技術の経営貢献の追求)
セミナー受講料
1名49,500円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき38,500円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。 - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが
使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
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受講料
49,500円(税込)/人