GMP・GQPにおけるQA部員に対する教育訓練(GMP文書・記録類の照査)入門講座

55,000 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   人財教育・育成
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

≪改正GMP省令・逐条解説対応≫【 QA部門に配属され経験の少ない方々を対象に、事例で解説】GMPマター(手順・記録・観察・ヒアリング)を評価するためには◎どのような予備知識が必要か◎なぜ照査(レビュー)が必要か◎どのようなことに留意して、照査(レビュー)をしなければならいのか☆初心者(転属者・新入社員など)QA部員養成 演習付きセミナーとなっております!☆講師と会話のキャッチボールをしながら進めて参ります。※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。※本セミナーは1/25に延期となりました

セミナー講師

高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ 若山 義兼 氏[元 塩野義製薬(株) 品質保証部]《略歴》 1)2005.5月~現在:  ●高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチを起業  ●医薬品・食品品質保証支援センターと顧問契約  ●日本環境認証機構(JACO)と審査員契約 2)経歴  ・1966.4~1970.3:塩野義製薬入社、製造部技術研究・設備課に配属  ・1970.4~1980.3:塩野義製薬 工務課及びエンジニアリング部にて検査機・製剤工程の開発  ・1980.4~1990.3:塩野義製薬 工務課長及びエンジニアリング部にて無菌製剤及び機器の開発  ・1990.4~1992.3:塩野義製薬 エンジニアリング部次長として包装工程及び機器の開発  ・1993.4~1995.3:(出向)シオノギクオリカプス(株)次長としてISO9001担当及び品質監査室長  ・1996.4~2003.03:塩野義製薬 監査・保証部・品質保証部 次長 摂津・赤穂工場・本社QA責任者  ・2003.3:塩野義製薬を定年退職  ・2003.5~2005.4:天野エンザイム(株)品質保証本部 顧問《執筆》◎すぐ使えるGMP・SOPのワードデータ集(サイエンス&テクノロジー:2015年:CAPAのSOPフォーマット)◎GMP人材の技能教育・資格認定法(技術情報協会:2015年/ 分担執筆:GMP監査員の資格認定)等◎化粧品OEM企業に対するGMP監査(情報機構/雜誌GMPPeople:2015年8月~10月まで連載)◎~医薬品品質システムの参考になる~ISO 9001の改訂動向及び改訂の概要〈GMPGMPプラットフォーム:2015年6月~7月まで、メルマガに投稿〉   など

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 改正GMP省令が2021年8月から施行された。今、GMPの脆弱性で日本の製造所がFDAの警告状を多く受け、かつ健康被害まで起きるなど各社のGMPの見直し、あるいは再構築が求められている。問題のあった製造所では製造業及び製造販売業QAが機能していないとの指摘を受けており、実際QAがもう少ししっかりしていれば防げたのではないかと思う。これまで以上にQAの能力が問われているなか、 状況を改善するためにQA部門の設置が義務つけられた。また、GQP省令の見直しもされているところである。 医薬品の品質保証は、医薬品製造販売業(GQP)及び製造業(GMP)の品質部門によるGMPマター(GMP文書及び記録類)の照査(レビュー)に左右される。2021年8月から施行になった改正GMP省令では、品質保証部門の設置と品質保証業務が遵守事項なった。このような状況を踏まえ、GQP及びGMPともにQA部員の養成が急務といわれている。 このセミナーでは、QA部門において経験の少ない方々を対象に、GMPマターを評価するためには、どのような予備知識が必要か、なぜ照査(レビュー)が必要か、どのようなことに留意して、照査(レビュー)をしなければならいのかの基礎及び事例を解説します。

習得できる知識

1改正GMP省令を踏まえたQAの役割及び責任と権限の理解2.GQP及びGMPにおける品質保証業務及び相互の連携の仕方のポイント3.GMPマター評価における品質保証及び品質照査のキーワードの習得4.品質照査(レビュー)する上で必要な予備知識の習得5.品質照査(レビュー)する上で必要性の習得6.GMPマター(GMP文書及び記録類)の照査(レビュー)の“コツ”

セミナープログラム

第一部「効果的な品質保証(QA)のために」

 製造販売業者及び製造業の最大の責務は、”市場に出荷する製品に対する品質保証(製品保証)“である。このためのキーポイントについて解説します。 ●品質システムの五つのキーワードを正しく理解することである。  【1】品質方針Policy  【2】品質計画Plan  【3】品質評価QC  【4】品質保証QA  【5】改善QI  ●品質保証のための二つのキーワードを正しく理解することである。  【1】「品質要求事項(Requirements For Quality)」  【2】「実証(Demonstration)」 ●品質照査レビューのための三つのキーワードを正しく理解することである。  【1】「適切性評価」→事務的レビュー  【2】「妥当性評価」→技術的レビュー  【3】「有効性評価」→技術的レビュー ●PIC/S-GMP及びEU-GMPガイドにおけるQAの責務を正しく理解することである。  ・Authorised Person(AP)の責務  ・Qualified Person(QP)の責務   ●GQPとGMPとは相互に品質保証を補完しあう関係にある。  ・製造販売業及び製造業におけるQAの立場を相互補完する関係

第二部「改正GMP省令を踏まえたQAの役割」

 改正GMP省令では、品質保証を担う組織(QA)が新たに新設された。「品質保証に係る業務を担う組織(QA)」とは、”製造部門及び品質管理に係る業務を担う組織が行う業務を保証“することを目的として設置される。QAの主要な業務について概説する。  ●改正GMP省令の目的(改正GMPは何を改善するたに改訂したのか?  ●医薬品品質システム運用の目的及びQAの役割  ●製造所での承認事項の遵守におけるQAの役割  ●製造管理業務におけるQAの役割  ●製品品質照査におけるQAの役割  ●安定性モニタリングに係る業務におけるQAの役割  ●原料等の供給者の管理におけるQAの役割  ●外部委託業者の管理におけるQAの役割  ●製造所からの出荷の管理におけるQAの役割  ●バリデーション管理におけるQAの役割  ●変更管理におけるQAの役割  ●逸脱管理におけるQAの役割  ●文書管理におけるQAの役割  ●製造販売業者との連絡業務におけるQAの役割

第三部「品質照査(レビュー)の留意点:GMPマターを評価するために必要なる予備知識」

 QAの責務の一つは製造販売業及び製造業ともにGMPマターの照査(レビュー)・評価である。  ●QAレビューの定義を知る  ●品質保証QAに係る用語の定義及びQAレビューの意義を知る  ●検証、妥当性確認、適格性評価の意味を知る(用語)  ●技術的レビューの目的を知る  ●技術的レビューに必要な専門的知識を知る。  ●文書・記録の完全性(ALCOA+)知る  ●一変・軽微変更を知る  ● ISOと融合した効果的なGMPの運用を知る  ●信頼性保証を知る  ●Quality management systemを知り、GMPレビューを理解する 

第四部「製造販売業及び製造業ともにQAの責務は、GMPマターの照査(レビュー)・評価である。GMPマターを評価するためには、なぜ照査(レビュー)が必要かを理解する。」

  ●自己点検の目的に応じたGMPレビューが必要性を理解する  ●無菌GMPを知ることにより、GMPレビューの必要性を理解する.  ●リスクマネジメントを知り、GMPレビューを理解する  ● 記録レビューの一般原則を知り、GMPレビューを理解する  ● 製造記録における逸脱(ズレや矛盾点)は詳しくし精査し、GMPレビューを理解する  ●GMPのリスク管理を知り、GMPレビューを理解する 

第五部「どのようなことに留意して、照査(レビュー)をしなければならいのかを事例を理解する。」

 品質照査は、製造業や製造販売業における品質部門により、GMPマターの“適切性” “妥当性” “有効性”を判定するために実施される。  ●レビューの運用ルールに関する手順書を知り、GMPビューの“コツ”を理解する/1~2  ●製造記録の運用方法を知り、GMPレビューの“コツ”を理解する/1~2  ●製造装置の評価適格性で、GMPレビューの“コツ”を理解する/1~2  ●洗浄、キャリオーバー、校正でGMPレビューの“コツ”を理解する/1~2  ●工程の運用管理を知り、GMPレビューの“コツ”を理解する/1~6  ●包装表示保管の運用を知り、GMPレビューの“コツ”を理解する/1~2  ●品質管理(試験)の運用を知り、GMPレビューの“コツ”理解する/1~4  ●構造設備の基準及び裏付けを知り、GMPレビューの“コツ”理解する/1~4 □質疑応答□~一部、変更もあること、ご承知ください~

キーワード:医薬品、QA、GMP、GQP、品質保証、PIC/S、セミナー、講習会