医薬品製造におけるフロー合成と連続生産・スケールアップ事例

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 医薬品技術   化学反応・プロセス   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)
開催エリア 東京都
開催場所 【港区】ビジョンセンター浜松町
交通 【JR・モノレール】浜松町駅 【地下鉄】大門駅・芝公園駅

~フロー合成の基本、スケールアップ、GMP製造/不具合時のトラブル対応~

本講座ではフロー合成の基本的な内容から反応開発での応用事例、そして演者がこれまで取り組んできたスケールアップやGMP製造の事例について紹介する。また、不具合が発生した際のトラブル対応事例などについても紹介する。

日時

【Live配信】 2023年10月27日(金) 10:30~16:30【アーカイブ受講】 2023年11月9日(木) まで受付(視聴期間:11/9~11/22)【会場受講】 2023年10月27日(金) 10:30~16:30※Live(Zoom)配信受講者、会場受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。

セミナー講師

住友ファーマ株式会社 技術研究本部プロセス研究所 プロセス研究第1グループ 主席研究員臼谷 弘次氏 博士(工学)

【ご略歴】2007年 武田薬品工業株式会社入社 (製薬本部 製薬研究所)2017年 主任研究員2018年 京大オリジナル(株)設立+入社(コンサルティング事業部)2020年 コンサルティング事業部長2020年10月 大日本住友製薬株式会社(現・住友ファーマ株式会社)入社 プロセス研究所 主席研究員

【主な研究・業務】プロセス化学研究、フロー合成技術の開発

【業界での関連活動】2016年~2018年ならびに2020年10月以降、近畿化学協会 フロー・マイクロ合成研究会常任幹事2023年1月よりアメリカ化学会誌「OPR&D」Editorial Advisory Board member

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】1名申込みの場合:40,150円 ( E-Mail案内登録価格 38,170円 )※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります。※他の割引は併用できません。

受講について

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら

アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
  • S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。≫ 視聴環境  ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】

配布資料

  • 会場受講:PDFテキスト(印刷可)
  • Zoom配信受講:PDFテキスト(印刷可)
  • アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可)

セミナー趣旨

医薬品産業や化学産業ではフロー合成技術に関する注目が年々高まっている。本講座ではフロー合成の基本的な内容から反応開発での応用事例、そして演者がこれまで取り組んできたスケールアップやGMP製造の事例について紹介する。また、不具合が発生した際のトラブル対応事例などについても紹介する。

<主催者より>従来の「バッチ合成」は複雑な構造を有する生成物の合成に適しているものの,反応条件の調整が難しく,各段階で中間体の単離・精製操作を繰り返すため,余分なエネルギーや労力を必要とし,生産性が低い問題があります。これに対し「フロー合成」は,エネルギー生産性が高く,廃棄物の排出も少なく抑えることができます。さらには反応空間も小さく,危険性の高い物質を用いる場合にも事故の被害の程度を抑制する効果があり,安全面でも優れていると言われます。さらに個別化の医療すなわち,患者さんひとりひとりのニーズに合わせた医療の方向性がトレンドとなりつつある現在,薬剤もその方向に向かっています。本セミナーでは,必要な時に必要な量を効率的に原料から直接医薬品の連続合成が可能になる連続フロー生産システムやGMP製造の実装について具体例も示しながら丁寧に説明されます。参加者の実務にも大いに役立つことでしょう。この機会をご活用ください。

習得できる知識

フロー合成技術に関する基礎的な技術、スケールアップ事例、GMP製造の実施事例、不具合時の対応事例

セミナープログラム

1. フロー合成化学とは1.1 フロー合成とは1.2 フロー合成技術を支える要素技術1.3 フロー合成技術を活用した反応開発・プロセス開発事例1.4 フローリアクターの製作(実習)2.CMC研究におけるプロセス化学2.1 プロセス化学とは(創薬化学とプロセス化学)2.2 プロセス化学の役割(安全・安定・安価の実現に向けて)2.3 実験~製造の紹介3.私たちが考えるフロー合成技術とは3.1 CMC研究におけるフロー合成3.2 製法ルート設計におけるフロー合成のメリット4. Flash Chemistry Processの開発4.1 フラッシュケミストリーとは4.2 フラッシュケミストリー技術を用いたプロセス研究4.3 フラッシュケミストリー技術を活用したライブラリ合成への応用4.4 フラッシュケミストリー技術を活用したスケールアップ生産5. ナパブカシン製法開発におけるフロー合成技術の貢献5.1 バッチでの製法開発と課題5.2 拡散と流路依存性の相関5.3 マイクロミキシングによる高度な反応制御とプロセス開発5.4 スケールアップ生産5.5 プロセス強化(Process Intensification)への貢献6.GMP製造への適用6.1 なぜフロー化するのか6.3 ICH Q136.3 multi purpose? Single use?6.4 GMP製造の実施6.5 今後の課題7.まとめ7.1 本日のまとめ7.2 フロー合成技術に込める今後の期待□ 質疑応答 □