粘弾性の必須基礎知識と測定法およびスペクトルの解釈
開催日 |
13:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 応用物理一般 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。 アーカイブ配信(期間:11/13~11/20)のご視聴を希望される方は、【こちらのページ】からお申し込み下さい。
セミナー講師
大阪大学 大学院理学研究科 高分子科学専攻 准教授 博士(理学) 浦川 理 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合38,500円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
レオロジー測定は、人間の触覚を定量的に評価するような手法である。物質の硬さ、柔らかさ、粘り、サラサラ感等は、物質を変形させた時、あるいは物質に力を加えたときの手応えとして感じるものであり、それらは弾性率や粘度といった物質量として表わされる。ただし、固体とも液体ともいえない物質(溶融状態の高分子・スライム・ケチャップ・マヨネーズ・生クリーム・片栗粉等)については、弾性率や粘度は定数ではなく、時間に依存し、更には、刺激の周波数やその大きさ(振幅)にも依存する。このように刺激に対する応答が複雑な振る舞いをする物質は、弾性論、塑性論、流体力学の範疇で扱うことが困難であり、レオロジーはこうした物質一般を対象にする。 本セミナーでは、レオロジー測定の原理、測定される物理量の意味、特に高分子物質を中心とした粘弾性体の構造とレオロジーの関係、レオメーター使用上の注意点等を、具体例を挙げながら解説する。
習得できる知識
・レオロジーの基礎・粘弾性スペクトルの見方・緩和弾性率・複素弾性率・粘度成長関数・複素粘度等の意味・大変形下および高速流動下での非線形粘弾性に関する一般的挙動
セミナープログラム
1.レオロジーとは
2.レオメーターの基本 2-1 液体用・固体用レオメーター 2-2 応力と歪 2-3 弾性率・ヤング率・ポアソン比・粘度・コンプライアンス
3.粘性体・弾性体・粘弾性体 3-1 理想弾性体 3-2 理想粘性体 3-3 粘弾性体 3-4 ビンガム塑性体 3-5 非ニュートン流体
4.粘弾性体について定義される物質パラメータ 4-1 緩和弾性率 4-2 複素弾性率 4-3 粘度成長関数 4-4 複素粘度 4-5 Boltzmannの重畳原理による各粘弾性パラメータの関係付け
5.高分子の粘弾性 5-1 高分子の粘弾性スペクトル 5-2 粘弾性パラメータの分子量依存性 5-3 時間温度換算則 5-4 からみ合いとは 5-5 非線形粘弾性挙動
6.おわりに
【質疑応答】
キーワード:レオロジー,粘弾性,レオメーター,ポリマー,測定,スペクトル,解析,セミナー,講座,研修