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~脱炭素・エネルギー貯蔵・排ガス処理・資源転換を目指した多孔性材料の今とこれから~
SDGs・脱炭素社会実現に向けて、熱エネルギー貯蔵や排ガス処理、資源転換を実現できる可能性を秘めている多孔性材料に今注目が集まっています。
本講座では、ゼオライト,メソ多孔体をはじめとする多孔性材料・触媒の研究開発事例から、SDGsに関与する素材開発動向などを解説します。
日時
【Live配信】 2023年9月29日(金) 13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2023年10月11日(水) まで受付(配信期間:10/11~10/24)
セミナー趣旨
習得できる知識
・ゼオライトの基礎,応用
・メソ多孔体の基礎,応用
・MOFの基礎,応用
セミナープログラム
1. 環境触媒
1-1. ゼオライト触媒を用いた窒素酸化物浄化
ガソリン自動車排ガス
ディーゼルなど大型自動車排ガス
発電所など固定発生源排ガス
上記排ガスに共通した触媒作用(酸素酸化,窒素酸化物還元)による浄化技術と,ゼオライトや多孔体の特徴を
生かした「元素戦略」的な触媒開発・実装例を紹介する。
1-2. MOFを用いた窒素酸化物吸着ならびにアンモニア変換素材開発
ゼオライトやメソ多孔体などの無機酸化物固体からなる多孔質触媒とは異なる表面性能が期待されるMOFの,
排ガス浄化への応用例を紹介する。また,排ガス浄化触媒から資源を生み出す触媒へ「元素循環」させる近年
のプロジェクトについて紹介する。
2. 資源・エネルギー素材
2-1. ゼオライトを用いた吸着熱回収型吸着材コンポジット開発
通常発熱過程である吸着工程に対して,「熱回収」材を組み合わせることで高効率な吸着プロセスが期待され
る。その応用に向けた熱回収型吸着材の開発工程について紹介する。
2-2. メソ多孔体を用いた炭素炭素結合反応開拓
これまでゼオライトは多くの石油・石化触媒プロセスに不可欠な酸成分として,炭素炭素結合を開裂する反応
に多く用いられてきた。一方,炭素炭素結合を形成する塩基触媒作用は優れた固体触媒が少なく,不均一触媒
プロセスでの社会実装例が極めて少ない。多孔体の表面に塩基触媒作用を示す窒素を導入したシリカ材料の開
発プロジェクトについて紹介する。またこれらをCO2利用のCCUS型触媒反応に適用する例を紹介する。
□質疑応答
セミナー講師
小倉 賢 氏
1998年早稲田大学・博士後期課程修了 ゼオライト触媒による排ガス浄化 2001年大分大学・研究員 複合酸化物OSC材開発 2002〜2004東京大学・助手 ゼオライトおよびメソ多孔体合成と応用 2004〜2015本所・助教授(准教授) ゼオライトによる環境触媒・資源エネルギー関連素材開発 2016〜現職
セミナー受講料
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49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
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