【中止】偏光伝搬の基礎と先端偏光デバイスおよび偏光フォトニクスへの展開

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 電子デバイス・部品   光学技術   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

アーカイブ配信(期間:10/24~10/31)での受講もお選びいただけます。希望される方は申込フォームにてご選択ください。

セミナー講師

長岡技術科学大学 電気電子情報系 教授 博士(工学) 小野 浩司 氏

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 液晶表示・高密度光記録・大容量光通信などの光エレクトロニクス分野の高度化のみならず、生体観察、LiDAR、製品検査、遠隔技術のためのセンシング、VRなどの新規分野の進展に伴い、複屈折・偏光制御・偏光計測、3D表示などの重要性が増している。光の持つ諸現象のうち、屈折、反射、回折、などはいろいろな優れた教科書などが多数あるが、「偏光」については、まとまった教科書も少なく、光学の中でももっともわかりにくい分野であると考えている方も少なくないと思われる。このような状況で、偏光の概念そのものはかなり伝統的な分野であるにもかかわらず、フォトニクス分野において”偏光技術”をうまく使いこなされているとは言えない状況にある。 本講義は、講師が執筆した偏光伝搬解析に関する教科書(偏光伝搬解析の基礎と応用(内田老鶴圃))に基づき、光波伝搬の基礎について解説した後、「偏光干渉」、「偏光回折」を取り上げ、複屈折媒体中の伝搬について習得する。先端デバイス応用として、従来の偏光制御素子、さらに偏光と回折の機能複合の応用例としての幾何学的位相を持った偏光回折格子デバイスの実際を紹介する。さらに、それらを実際にシステム応用した偏光空中映像、偏光撮像を用いた製品検査技術へと発展させる。受講後の自習が可能なように講座で使用した全図面について配布する。

受講対象・レベル

 光学技術の中でも偏光・光回折・光干渉技術に携わっている、または、これから携わる技術者。関連分野に興味を持っている研究・開発・技術者。

習得できる知識

 偏光・回折関連カタログ・特許・論文を理解し、偏光と融合した新規な光デバイス・計測機器設計が可能となるための基礎知識。光学システムに偏光の概念を導入するための基礎・応用知識。

セミナープログラム

1.はじめに A. 改めて「光」概観 B. 偏光計測・撮像技術概観

2.偏光伝搬の基礎 A. Maxwell方程式と波動方程式 B. 偏光表記とStokesパラメータ C. ポアンカレ球

3.異方性媒体中の光波伝搬 A. 誘電率テンソルと電磁界ベクトル B. 構造性複屈折 C. 代表的偏光子・位相子の動作原理

4.Matrix光学による偏光解析 A. Jones行列 B. 偏光子・位相子のJones解析 C. 液晶の光学異方性とJones解析 E. 4×4行列法 F. Muller行列

5.偏光干渉 A. 光波の干渉とコヒーレンス B. 2光波干渉 C. 偏光干渉

6.回折の基礎と偏光回折素子 A. ホイヘンスの原理と回折理論 B. 回折格子とフレネルレンズ C. 幾何学位相と種々の偏光回折素子

7.偏光回折素子の応用展開 A.偏光イメージング B.偏光ビームステアリング C.偏光センシング D.偏光空中映像 E.偏光渦多重モード通信

【質疑応答】

キーワード:偏光,回折,デバイス,フォトニクス,イメージング,光学,干渉,講座,研修,セミナー