【トヨタ流仕事の形】基本実践編(段取り・実行の形)
トヨタの強みのひとつは「仕事の進め方」と「それを実践できる人材」にあると言われています。
技術職・事務職向けには問題解決ステップ(カイゼン)や自工程完結など形式知化されているものもありましたが、一方で暗黙知になっていることも多々ありました。そこでトヨタ流の仕事の考え方や視点、手順を【トヨタ流仕事の形】『段取り・実行の形』『改善の形』『改革の形』『革新(価値創造)の形』の4つの形(カタ)として体系化し、日々の仕事で活用できるツールの形にまとめ上げました。
本動画では、【トヨタ流仕事の形】基本実践編として、『段取り・実行の形』をお伝えします。仕事には様々な種類がありますが、この形を活用する場面が一番多く、すべての形の基本になります。質の高い仕事をスピーディーに進めるための「基本となる考え方」や「手順」を学んでいただけます。
仕事の基本となるPDCAの具体的な実践方法を学びたい方に最適なコンテンツです。
セミナー趣旨
トヨタ流の「段取り」のポイントは、一つひとつの仕事について「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」「どのように(手段)」など、仕事に必要な要素を徹底的に考えることです。そのための「視点」や「手順」を分かりやすくお伝えします。
本動画では、PDCAの各段階で必要となる「基本の考え方」や「手順」を学んでいただけます。例えばPの段階では、「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」「どのように(手段)」、そして「進める上でどのようなリスクがあるのか」など、仕事に必要な要素を網羅的に考えることができるようになります。質の高い仕事をスピーディーに進めるためには、Pの段階(段取り)が最も重要になることが一般的です。そのため本動画では、例えばPの段階の二つの要素である「企画」と「実行計画(スケジュール)の作成」のポイントを、自らの仕事を題材として学んでいただけます。また報連相を効果的・効率的に行うとともに上司や先輩からも信頼される「伝え方」についても解説します。
本動画内容は汎用的かつ具体的な内容となっているため、ご自身の仕事に即活用していただけます。
担当講師は、トヨタ自動車出身の認定講師です。実際にトヨタ流の仕事の進め方を実践してきたプロフェッショナルが、わかりやすく【トヨタ流仕事の形】を伝承します。
<講師派遣型研修のご案内>
講師を貴社に派遣し研修を実施する、講師派遣型研修のご用意もございます。
弊社ホームページよりお気軽にお問い合わせください。
今回ご紹介している【トヨタ流仕事の形】のほか、トヨタ式メソッドで、現場や組織をよりよくする独自の社員研修を提供します。
カイゼンや問題解決などトヨタの強みを生かした研修をご用意しています。
社員・企業研修のトヨタエンタプライズ
https://kensyu.toyota-ep.co.jp/
受講対象・レベル
- 仕事の基本となるPDCAの具体的な実践方法を学びたい方
- 質の高い仕事をスピーディーに進めたい方
- 技術職・事務職の仕事の進め方(考え方や視点、手順など)を理解し、実践したい方
- 今の仕事の進め方を見直し、より生産性の高い働き方を目指している方
- チームの生産性を高めるための手法をお探しの方
必要な予備知識
特になし
習得できる知識
トヨタの強みとなっている、仕事の基本となるPDCAの具体的な実践方法を理解することができます。
企画要素の多い仕事にも有効です。
セミナープログラム
<PART1>
はじめに 仕事ができる人とそうでない人の違い
1.一般的な仕事の流れ
(1)一般的な仕事の流れ(PDCAとは)
(2)3つの解決アプローチ
2.一味違った段取りや「報連相」のポイント
(1)上手な段取りの形
(2)上手な「報連相」の形
<PART2>
3.シーン別『仕事の形』(解説・事例紹介)
シーン1:仕事を受ける
シーン2-1:計画を立てる(企画)
<PART3>
シーン3:報告・連絡・相談をする
<PART4>
シーン2-2:計画を立てる(実行計画)
(1)実行計画の作り方
(2)目的と目標を考える
(3)手順を組み立てる
【事例紹介】実行計画の作り方
役立つツールの活用事例 実行計画シート(スケジュール)
<PART5>
シーン4:途中で起きた問題を解決する
(1)必要な2つの問題解決
(2)要因解析は仮説と検証
(3)原理・原則・メカニズムから仮説を立てる
(4)既存のフレームワークを活用し仮説を立てる
(5)要因を掘り下げる5つのポイント
(6)要因解析のポイントと演習
<PART6>
問題(トラブル)の再発防止
(1)ミスを再発防止するための考え方
(2)「原因箇所」と「流出箇所」とは
【事例紹介】再発防止
(3)再発防止の7つのポイント
<PART7>
シーン5:振り返る
(1)振り返りをする人・しない人
(2)「結果」と「取り組み過程」を振り返る
役立つツールのご紹介「業務振り返りのポイント」
<PART8>
シーン6:標準化と横展をする
(1)「標準化」「横展」とは
(2)目標を達成し続けるために
(3)役立つツールのご紹介「標準化と横展のポイント」
まとめ
セミナー講師
国立大学法人 名古屋工業大学 創造工学教育推進センター 特任教授
藤原 愼太郎(ふじはら しんたろう) 氏
1982年 トヨタ自動車株式会社 入社
製造・技術部門にて現場の経験を積んだ後、カイゼンの本流であるTQM(Total Quality Management) 推進部(業務品質改善部)にて室長・主査を務める。
トヨタ流マネジメントやトヨタ流カイゼン/価値創造の良さを、トヨタ社内のみならず広く世間に伝えたいという思いから、
トヨタ自動車を退職後、幅広い分野で活躍。
現在は企業や教育機関にて、それぞれの特性に合わせた「トヨタ流カイゼン」教育の指導者として、
「カイゼン」・「問題解決」・「マネジメント」等の研修にも登壇し、活躍の場を広げる。
【実績】
・社内SQC賞受賞 ※トヨタ自動車内役員表彰
・「自工程完結」、日本科学技術連盟 品質革新賞受賞 ※トヨタ自動車担当者として
・「トヨタ公式ダンドリの教科書」(ダイヤモンド社) ※トヨタ自動車業務品質改善部著(共著)
【アピールポイント】
技術者としての豊富な実務経験と、TQM推進部での活動を通じ、トヨタ自動車内のみならず、
トヨタ関連企業、大学等、それぞれの特性に合わせた品質・カイゼン・生産性向上指導、
そして人材育成指導に長きに渡り携わっており、トヨタ流カイゼンの本質を理解する講師です。
セミナー受講料
19,800円(税込)
受講について
【このセミナーはオンデマンドセミナーです】
ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に、何度でも受講できます!
- 受講開始日より2週間、繰り返して視聴できます。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はPDFで配布いたします。
- PART1~PART8までの全8本のセミナーです。
<PART1> 再生時間16:43
<PART2> 再生時間19:44
<PART3> 再生時間04:01
<PART4> 再生時間10:03
<PART5> 再生時間22:56
<PART6> 再生時間12:39
<PART7> 再生時間04:32
<PART8> 再生時間08:52