【オンライン／会場】『ChatGPT』など生成AIを利用する際に必要となる企業対応

セミナー趣旨

近時、ChatGPTなどの生成ＡＩに関する技術の進展は目覚ましく、業務の効率化のために利用する企業も出てきています。

もっとも、生成ＡＩの利用については、入力する情報がどのように利用されるのか、出力された情報がどのような性質のものであるのかに不明確なところがあり、生成ＡＩを利用することにより、法的な問題が生じる可能性があります。

さらに、生成ＡＩの進展に伴い、諸外国では、規制に関する議論も始められ、日本でも検討が始まっています。

本セミナーでは、業務での利用に当たって検討が必要となる生成ＡＩについて基礎から説明するとともに、データの取扱いに関する法的助言を日々行っている講師が、企業における生成ＡＩ利用に必要となる対応について、ChatGPTにおけるAPI連携をした場合を含め、具体的な社内規程例を示し、説明していきます。

受講対象・レベル

法務部門、コンプライアンス部門、総務部門、人事部門、知的財産部門、監査部門、経営企画部門にご所属されている方、また本テーマにご関心のある皆様

セミナープログラム

１．生成AIの利用における情報の利用
（１）生成AIの利用方法：一般利用、API連携による利用等
（２）生成AIにおける情報の利用：ChatGPTの規約を参考に検討

２．生成AIに関する議論
（１）日本政府における検討の最新状況：AI戦略会議、知的財産戦略本部、個人情報保護委員会等での検討
（２）外国・地域の対応：EUのAI規則、GDPR等

３．生成AIの利用に関する法律問題
（１）情報の入力と、出力された情報の利用
（２）知的財産権、個人情報保護、秘密情報などに関する法律問題
（３）API連携をした場合における情報の取扱い

４．生成AIに対する企業の対応
（１）日本企業の対応例
（２）社内規程例の説明
（３）社内規程例をカスタマイズする際の留意点


※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

光和総合法律事務所　弁護士　渡邊涼介 氏

2007年弁護士登録。2014年～2017年総務省総合通信基盤局専門職。総務省では、電気通信事業分野におけるプライバシー保護を担当した。弁護士業務では、ICT（情報通信技術）に関連する企業を中心に、データの利活用をプライバシー・個人情報保護と調和して実現させる観点を重視して、法的助言をしている。主な著書に、『データ利活用とプライバシー・個人情報保護』（青林書院、2020）、『人事労務管理とプライバシー・個人情報保護』（青林書院、2022）がある。

セミナー受講料

会員　27,500円（本体　25,000円） 一般　29,700円（本体　27,000円）

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
（所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。）
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。

【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。