〜国内外の承認事例、最新動向と今後の課題〜

人工知能(AI)への期待は強い一方で、扱いが分かりにくい。
薬機法(特にSaMD)としての扱いをわかりやすく説明したあと、AIに何が期待され、どう評価するか、医療現場の考えについて言及する。
また、最近の動向を紹介し、社会実装やビジネスの潮流変化についても解説する。

 

日時

【Live配信】 2023年8月18日(金) 10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2023年8月30日(水)  まで受付(視聴期間:8/30~9/12)

セミナー趣旨

医療の姿が変化し、デジタル医療、ヘルスケア、福祉が発達し、遠隔医療も身近になってきた。新しいテクノロジーの導入に期待が寄せられている。人工知能(AI)への期待は強い一方で、扱いが分かりにくい。薬機法(特にSaMD)としての扱いをわかりやすく説明したあと、AIに何が期待され、どう評価するか、医療現場の考えについて言及する。また、最近の動向を紹介し、社会実装やビジネスの潮流変化についても解説する。

<主催者より>
健康・医療・介護の分野でもデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する動きが活発になってきました。本セミナーでは、まず、日本でもすでに医療用アプリとして承認されているSaMD (Software as a Medical Device)の取扱いを解説した上で、AIの性質と留意点、AIの評価、期待する点、最近の動向とこれからの医療現場ニーズや考え方など総合的に丁寧に解説されます。この機会をご活用ください。

習得できる知識

医療機器であるプログラム(SaMD)の取り扱い
薬機法を戦略的に活用する開発マネジメント
デジタル医療のトレンドとコンセプトの設計
行動変容や認知行動療法の取り扱い
診断支援と医療の取り扱い
医療現場と人工知能(AI)との関係性
人工知能(AI)に関するガイダンスガイドラインと方向性

セミナープログラム

1私たちを取り巻くデジタルヘルスの背景
  1.1 私たちを取り巻く医療の変化とデジタルヘルス
  1.2 デジタルヘルスを促進する政策とその背景
  1.3 知っておきたい医療4.0の視点

2薬機法とSaMD
  2.1 薬機法の目的と仕組みを理解する
  2.2 SaMD(医療機器であるソフトウェア)の扱い
  2.3 製造販売をするということと手続き
  2.4 ヘルスソフトのポテンシャルと留意点

3人工知能と医療機器
  3.1 画像診断支援と人工知能の歴史
  3.2 ロボットに見るコンピュータ支援と主体性の視点
  3.3 人工知能に関するガイダンスガイドライン
  3.4 DASH for SaMD等の支援政策を活用する
  3.5 審査情報などの活用方策
  3.6 パターンで理解を深める

4診断支援としての扱い
  4.1 定義としてのコンピュータ支援をどう読むか
  4.2 ロボットとしての構成から理解する
  4.3 コンセプトは非常に重要
  4.4 何を評価するのか
  4.5 ユーザとの関係性における留意点
  4.6 周辺の理解と準備
  4.7 評価指標から読み取れること

5デジタル治療薬としての扱い
  5.1 行動変容を企図する意味
  5.2 これまでになかったものか
  5.3 介入とリスクの視点を磨く
  5.4 何を評価するのか
  5.5 ユーザとの関係性における留意点
  5.6 開発の動向から見えるゾーン
  5.7 評価指標から読み取れること

6人工知能の性質と留意点
  6.1 これまでになかった性質
  6.2 本当に新しいかどうか、の視点
  6.3 変化することをどう考えるか
  6.4 周辺の整備ができるか
  6.5 医療現場と生成系AI
  6.6 社会実装に向けて気をつけておきたいこと
  6.7 データの扱いと「人新世」から気づくこと

7最近の動向と医療のこれから
  7.1 海外の動きを読む
  7.2 キープレイヤーの変化に気づいているか
  7.3 医工連携ではなく、医工共創が必要な時代へ
  7.4 医療現場の変化「多角化、個別化、主体化」
  7.5 ビジネスとして考えておきたいこと
  7.6 開発のピットフォール
  7.7 気になるトピック

まとめ

□ 質疑応答 □

セミナー講師

特定非営利活動法人医工連携推進機構  客員研究員
吉川 典子 

製薬会社開発企画部、行政薬剤師として、兵庫県庁入庁し薬務行政に関わったのち、(財)医療機器センター調査部(PMDA前身)、公益財団法人先端医療振興財団クラスター推進センター、神戸大学医学部トランスレーショナルリサーチイノベーションセンター学術研究員などを経て、現在、NPO医工連携推進機構 客員研究員。
各地の産業支援組織のアドバイザー、新規医療技術向けコンサルティングなど活躍中。
北海道大学CoSTEP 第19期科学技術コミュニケーター在学中。

【主な研究・業務】
細胞組織工学、再生医療、医薬品、医療機器、福祉機器、コンビ製品などの研究開発から事業化の推進。MOT、ヘルスケアのデザイン。衛生関連法規(薬機法、再生医療関連法規など)医療とアートの研究、ホスピタルアート。

【業界での関連活動】
医工連携コーディネータ協議会 医療機器学会、コンピュータ外科学会等の会員
各地の医療関連産業参入促進の支援 新規性のある医療技術の研究開発支援
ベンチャーメンタリング 医療デザインの推進活動 近畿民俗学会会員
テクニカルコミュニケータ協会シンポジスト

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10:30

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55,000円(税込)/人

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全国

主催者

キーワード

医療機器・医療材料技術   AI(人工知能)   医薬品・医療機器等規制

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医療機器・医療材料技術   AI(人工知能)   医薬品・医療機器等規制

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