フロー合成技術の基本原理、フロー合成技術を活用した医薬品・原薬GMP製造、連続生産のGMP管理戦略~最新情報や各種研究開発事例、今後の方向性を踏まえた実践内容~

【塩野義製薬株式会社で、培った経験を基に解説する!】

☆医薬品合成・CMC製薬・医薬中間体・化学等の関連ご担当者様にオススメ!
☆経験豊富な講師が、製薬会社での最新事例といった貴重な情報源と共に、初学者の方にも理解しやすいように、基礎から丁寧にポイントを解説いたします!
☆当日(後日を含む)のご質問・ご相談も大歓迎ですので、業務課題の解決や関連知識習得の一助に、是非、本セミナーをご活用ください。

セミナー趣旨

 フロー・マイクロ合成技術を活用した医薬品原薬製造の連続化に関する最新事例を紹介する。医薬品合成研究者、CMC製薬研究者、医薬品中間体の受託企業の研究員等を対象に、フロー合成の原理から活用のポイントを、初心者にもわかりやすく説明する。日米、ICHでの連続生産に関する規制当局の考え方、GMP管理下で生産する上での管理戦略を事例も交えて、詳細に解説する。さらに最近のトピックスである連続生産(合成)を用いたオンデマンド合成についても言及し、創薬から製造への研究開発期間の短縮およびコストの削減方法について説明する。最後に、医薬品研究の将来への展望を述べるとともに、世界で活発に行われている国家プロジェクト、コンソーシアムに関しても紹介する。

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・危険物取扱法
・GMP
・ICH-Q13(連続生産に関するガイドライン)

■講演中のキーワード
・連続生産
・フロー合成
・ICH-Q13
・コンテナファクトリー
・オンデマンド合成
・反応条件の自動設定
・創薬の自動化

習得できる知識

・フロー・マイクロ合成の基礎知識
・連続生産に関する規制当局の考え方、ガイドライン、GMP管理戦略
・原薬製造における連続生産の最新事例および連続生産プロセスの設計方法
・原薬製造の方向性、オンデマンド合成を活用した研究開発期間の短縮、コストの削減の考え方

セミナープログラム

1. フロー・マイクロ合成技術の概要
 1.1 マイクロリアクターとは
 1.2 バッチとフローの定義
 1.3 フローの特徴
 1.4 メリット、デメリット

2. 医薬品,原薬製造プロセスへの展開
 2.1 連続生産(フロー合成含む)に対する各国の規制当局の考え方
  2.1.1 連続生産とは
  2.1.2 医薬品業界における検討状況
  2.1.3 米国食品医薬品局(US FDA)の動向
  2.1.4 医薬品規制調和国際会議(ICH)での議論
  2.1.5 国内(PMDA)の動向
  2.1.6 連続生産で有益な管理戦略 (ロットサイズの考え方、バリデーション、安定性試験)
  2.1.7 日本における連続生産の承認審査の事例紹介
 2.2 原薬連続生産の方法論
  2.2.1 ユニット化と完全フロー化(考え方を含む)
  2.2.2 ユニット化で用いられる連続生産の設備(装置)
  2.2.3 生産設備としてのフローリアクター
  2.2.4 フロー合成を用いたcGMP下でAPIを生産した事例
  2.2.5 完全フロー合成による連続化
 2.3 医薬品生産現場でのフロー合成技術の活用
  2.3.1 コストに対するインパクトの考察(製薬企業の連続生産を活用したLCM戦略)
  2.3.2 危険反応、特殊反応に対するインパクト~品質向上・コスト低減・安全性向上
  2.3.3 CDMOの事例
  2.3.4 CROのフロー合成・連続生産の活用の可能性

3. 連続生産の最新動向
 3.1 コンテナファクトリーの方向性
 3.2 コストに対するインパクトの考察
 3.3 オンデマンド合成へのチャレンジ
 3.4 製法検討の自動化
 3.5 創薬研究から原薬製法研究へシームレスな進め方

4. 今後の展望(まとめ)

5. 質疑応答

セミナー講師

京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構(iACT)
医療開発部 プロジェクトマネージャー
工学博士
高山正己 先生

■経歴
1987年3月 京都大学工学部合成化学科卒業
1989年3月 京都大学大学院工学研究科合成化学専攻修士課程修了
1992年~1995年 京都大学大学院 工学研究科 受託研究員
1995年 京都大学博士(工学)取得
1994年4月 塩野義製薬株式会社 創薬研究所
2005年4月 同社 創薬研究所 グループ長
2013年4月 同社 研究企画室 主幹研究員
2021年8月 京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 医療開発部

■専門および得意な分野・研究
医薬品化学、有機合成化学、フロー合成化学

■本テーマ関連学協会での活動
近畿化学協会、合成化学部会、フロー・マイクロ合成研究会 幹事

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
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     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

36,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器等規制

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医薬品技術   医薬品・医療機器等規制

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