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~自リ法の成立から制度の安定運用、そしてカーボンニュートラルへ~
【アーカイブ配信受講:8/24(木)~8/31(木)】を希望される方は、⇒こちらからお申し込み下さい。
セミナー趣旨
日本には通称「自動車リサイクル法」(略称:自リ法)があり、自動車メーカーが製造し販売した自動車が使用済自動車(ELV)になると、その後は法に則って適切にリサイクルおよび適切な廃棄処理がなされています。
本セミナーでは、日本で自リ法が成立した背景や現状の運用状況を解説した後、最近話題となっているカーボンニュートラル(CN)に対応した自動車リサイクルの課題やその解決に向けた取り組みについて講演します。特に、自動車のCNの鍵である電動車に搭載されているリチウムイオン電池(LiB)の廃棄処理の問題とリサイクルに向けた動き、また循環型社会形成において注目されているプラスチックリサイクルの自動車業界の取り組みについて解説します。
受講対象・レベル
自動車製造(部品・材料含む)の業務携わって10年くらいまでの技術者の方、また、リサイクル業務に携わる技術者の方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・廃棄物を扱う際の法律上の注意点が理解できる。
・リサイクル設計のポイントが理解できる。
セミナープログラム
1.はじめに:自動車を取り巻く環境
2.自動車リサイクル法の概要
1)自リ法成立の背景
2)自動車リサイクルシステムの流れ
3)自工会リサイクル・廃棄物部会の活動
4)自動車リサイクルの現状
5)現行システムの課題
3.新しいリサイクルの潮流
1)プラスチックリサイクルの課題と対応
2)LiBの処理課題と対応
3)CNとリサイクル
4.今後の展望
自動車リサイクル法、自リ法、カーボンニュートラル、リチウムイオン電池、セミナー、講演
セミナー講師
堂坂 健児 先生 本田技研工業(株) 統合地域本部 日本統括部 地域事業企画部 地域環境戦略課 課長
■ご専門
触媒化学、廃棄物処理・リサイクルに関する環境政策
■ご略歴
1992年 本田技研工業株式会社に入社
同年 株式会社本田技術研究所(和光研究所)に配属
金属メッキ、プラズマガス改質の基礎研究に従事
1998年 同社栃木研究所に異動
排ガス浄化触媒の研究開発に従事
2010年の尖閣問題を発端に資源問題に取り組む
2017年 本田技研工業株式会社に転籍
Honda製品の廃棄・リサイクル業務に従事
最近は、2050年CN達成に向けた環境課題に取り組んでいる
■学協会役職
一般社団法人自動車工業会 リサイクル・廃棄物部会 副部会長
一般社団法人自動車再資源化協力機構 監事
公益財団法人自動車リサイクル高度化財団 理事
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
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受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
49,500円(税込)/人
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