ラミネート技術の基礎 トラブル対策・ヒートシール技術とその評価

★軟包装材料を製造する上で重要なラミネート加工技術とヒートシールについて、
その前提となる基本原理を押さえた上で、実用的な加工技術とトラブル対策を解説。
★初心者から中級者が困った時に使える情報を提供。

セミナー趣旨

包装においてラミネートとヒートシールは内容物を保護する上で重要な技術であり関連性は強い。
それらの基本を押さえた上で、実用的なラミネート技術とヒートシール技術、そしてトラブル対策を分かり易く解説する。
ラミネート技術は、ロールtoロールで複数の材料を積層化させる技術として包装材料では勿論のこと、産業資材や工業材料分野でも利用される展開性の高い加工技術である。そしてヒートシールはラミネートされた材料を包装の形にする上で不可欠であり、包装の強度や使い勝手に大きく影響する。
また、実生産ではラミネートやヒートシールで様々な問題が発生するので、予防に役立てられるようトラブル事例等も紹介する。

【キーワード】
ラミネート、ヒートシール、接着、包装材料、軟包装、プラスチックフィルム

【講演のポイント】
軟包装材料を製造する上で重要なラミネート加工技術とヒートシールについて、その前提となる基本原理を押さえた上で実用的な加工技術とトラブル対策を解説することで初心者から中級者が困った時に使える情報を提供する。 

習得できる知識

軟包装の基本構成と包装設計
プラスチックフィルムの製法と特性
接着の基礎(メカニズム、接着の条件、接着向上策)、
各種ラミネート加工技術とトラブル対策方法、
ヒートシールの基礎と不良現象

セミナープログラム

1.何故ラミネートが必要なのか
 1-1 包装材料の種類
 1-2 包装材料に求められる特性
 1-3 軟包装の基本構成と包装設計
2.ラミネートされるフィルムの基礎
 2-1 プラスチックフィルムの製法
 2-2 無延伸フィルムと二軸延伸フィルム
 2-3 プラスチックフィルムの特性
3.接着の基礎
 3-1 接着のメカニズム
 3-2 接着の条件
 3-3 接着の向上策 表面処理
4.ラミネート技術
 4-1 包装で用いられるラミネート方法の概要と選択基準
 4-2 ドライラミネーション  加工法と材料、用途
 4-3 無溶剤ラミネーション 加工法と材料、用途
 4-4 押出ラミネーション   加工法と材料、用途
 4-5 ウエットラミネーション  加工法と材料、用途
4-6 ホットメルトラミネーション 加工法と材料、用途
 4-7 サーマルラミネーション   加工法と材料、用途
5. ラミネート製品の特性
 5-1 ラミネートで向上する特性
 5-2 物理的強度
 5-3 ヒートシール性
 5-4 バリア性
6. ラミネート製品のトラブルと対策
 6-1 接着不良 様々な原因と対策
 6-2 ヒートシール強度不足
 6-3 その他 滑り不良、カール、臭気(残留溶剤)
7.ヒートシール
 7-1 ヒートシールとは
 7-2 ヒートシールの種類
 7-3 シーラントフィルムとヒートシール特性
 7-4 ヒートシールに影響する機械的要因
 7-5 ヒートシールの不良現象   

【質疑応答】

セミナー講師

加藤包装技術事務所  代表  加藤武男 氏

【経歴】
1974年凸版印刷㈱入社、開発部長、技術部長、包装研究所所長等を歴任。
2018年凸版印刷㈱退社、加藤包装技術事務所開所。
【専門内容】
消費者包装、特に軟包装の専門家として包装設計、包装材料、加工技術等について包装業界への教育指導や執筆活動を行っている。
【講演実績】
日本包装技術協会 包装新人研修コース講師 毎年4月
日本包装技術協会 食品包装コース講師 毎年2月
日本包装機械工業会 包装学校講師 毎年8月

セミナー受講料

【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂加工/成形   高分子・樹脂材料   食品包装

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高分子・樹脂加工/成形   高分子・樹脂材料   食品包装

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