
データ駆動科学にもとづくマテリアルズインフォマティクスと計測インフォマティクス【アーカイブ配信】
マテリアルズDXを構成するマテリアルズインフォマティクスと計測インフォマティクスをデータ駆動科学にもとづき解説!
スパースモデリングとベイズ推論を分かりやすく紹介しますので、マテリアルズDXの成功事例へのヒントが得られます!
こちらは7/24実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
セミナー趣旨
昨今、マテリアルズDXの必要性が企業においても認識され、積極的な研究開発、実データへの応用が進んでいます。その中で、マテリアルズDXを行うための解析プログラムについては豊富なのですが、個々のデータに対して何を入力するべきなのか、得られた結果をどう解釈するのかについては現場レベルで問題になることが多いかと思います。
本講義では、マテリアルズDXを構成するマテリアルズインフォマティクスと計測インフォマティクスをデータ駆動科学にもとづき紹介します。その技術の中でも重要なスパースモデリングとベイズ推論を紹介します。本講義を通して、マテリアルズDXへの成功事例への足がかりとなれば幸いです。
受講対象・レベル
・材料開発者
・実験データ解析手法の幅を広げたい方
・スペクトル解析の背後にある数理の基礎を学びたい方
・解析ソフトウェア開発等に携わる方
習得できる知識
・データ駆動科学
・マテリアルズインフォマティクの活用方法
・計測インフォマティクスの活用方法
セミナープログラム
1.マテリアルズDXの現状と、特徴量エンジニアリングの必要性
a.マテリアルズDXとは?これまでのマテリアルズ・インフォマティクス、計測インフォマティクスとの関係
2.導入: 1次関数の最小二乗法の復習とベイズ推論
3.マテリアルズ・インフォマティクス
4.スパースモデリングによる特徴量選択の基礎
a.機械学習の基礎
b.汎化性能と交差検定法による評価
c.スパースモデリングの基礎
d.スパースモデリングの標準的手法および最新の動向
5.マテリアルズDXへ向けた特徴量エンジニアリングの展開
(1)マテリアルズインフォマティクスにおける特徴量エンジニアリング展開1
~リチウムイオン電池の電解液材料探索への応用~
a.計算科学的アプローチと情報科学的アプローチの融合による効率的な材料探索に向けて
b.スパースモデリングによる機能を予測する記述子抽出
c.記述子をコントロールした機能予測
6.計測インフォマティクス
(1)スペクトル分解
a.スペクトル分解の従来法
b.ベイズ計測
c.レプリカ交換モンテカルロ法
d.モデル選択
e.計測限界の定量的評価
f.異種計測の情報統合
(2)SPring-8全ビームラインベイズ化計画
a.SPring-8とは?
b.ベイズ化計画
c.「第4回データ駆動科学によるデータ解析高度化~ベイズ計測~」報告
d.プロジェクト紹介
7.マテリアルズDXにおける今後の展望について
マテリアルズ、計測、インフォマティクス、スパースモデリング、DX、機械学習、ベイズ
セミナー講師
東京大学 大学院新領域 創生科学研究科 教授 博士(理学) 岡田 真人 氏
<ご専門>
データ駆動科学、マテリアルズ・インフォマティクス、機械学習
<学協会>
物理学会、電子情報通信学会、神経回路学会
<ご略歴>
●学歴
1980年3月 大阪府立吹田東高等学校・普通科卒業
1985年3月 大阪市立大学理学部物理学科卒
1985年4月~1987年3月 大阪大学大学院理学研究科前期博士課程
1989年4月~1991年3月 大阪大学大学院基礎工学研究科後期博士課程
●職歴:
1987年4月~1989年3月 株式会社 三菱電機勤務
1991年4月~1996年9月 大阪大学基礎工学部助手
1997年1月9日 博士(理学)取得 大阪大学大学院基礎工学研究科
1996年10月~2001年3月 科学技術振興事業団 ERATO川人学習動態脳プロジェクト研究員
2001年4月~2004年6月 理化学研究所脳科学総合研究センター 脳数理研究チーム副チームリーダー
2002年11月~2006年3月 科学技術振興事業団 さきがけ研究21 「協調と制御」領域 研究者(兼任)
2004年7月~ 東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻教授(現職)
2008年10月~2014年3月 科学技術振興事業団 ERATO岡ノ谷情動情報プロジェクト グループリーダー(兼任)
2015年8月~2017年3月 物質・材料研究機構 情報統合型物質・材料開発イニシアティブモデリンググループ グループリーダー
2017年4月~2020年3月 物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門 MIアドバイザー,
情報統合型物質・材料開発イニシアティブ 副プロジェクトリーダー
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授(兼担)
NICT-情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター 招へい研究員
物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門 招へい研究員
公益財団法人高輝度光科学研究センター・放射光利用研究基盤センター 客員研究員
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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受講について
・こちらは7/24開催WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・セミナーテキストは配信開始日までに郵送いたします。会社以外の場所で受け取りを希望される場合は、申し込みフォームのコメント欄にご住所をご記入下さい。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
・動画のURLはメールでお送りします。
申込締日: 2023/07/25
受講料
49,500円(税込)/人