
以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
プラスチックのサステナビリティを実現する
セミナー趣旨
世界は、海洋プラスチック問題、循環経済移行の要請、カーボンニュートラルの要請などプラスチックのサステイナビリティが脅かされる危機に直面している。この問題を解決する方法とし、石油(ナフサ)に依存しない、
①(勃興する)ケミカルリサイクル技術、
②(従来技術の)メカニカルリサイクル技術(欧州の優れたPE・PPのMR技術)、
③バイオマスプラスチックの新たな潮流、
④CO2の資源化が注目される。
これら4つの技術の比較評価を通して、将来の本命技術とすみわけを占う。
セミナープログラム
1. プラスチックのサステイナビリティを脅かす問題
(1)海洋プラスチック問題
① マイクロプラスチック生成と行方
② マクロ&マイクロプラスチックの発生源と輸送ルート
(2)プラスチック循環経済への移行加速の要請
①欧州のリサイクル規制と②国連(UNEA5)決議
(3)カーボンニュートラルへの要請
2. プラスチックのケミカルリサイクル
(1)各種ケミカルリサイクル法の比較(強みと弱み)
(2)世界的に勃興する混合廃プラ(PE/PP/PS)の熱分解によるナフサ製造
:世界大手化学メーカーの開発状況、プロセス、課題
(3)PS、PMMAの熱分解によるモノマー製造:同上
(4)PET、PC、PA6、PUなどの化学分解によるモノマー製造:同上
(5)ガス化法、鉄鋼関係のリサイクルプロセス:同上
3. プラスチックのメカニカルリサイクル(MR)
(1)リサイクルのお手本となるPETのMR
(2)欧州が断然優れるPE・PPのMRと日本の課題
4. バイオマスプラスチック
(1)バイオエタノールを原料とするバイオPE、バイオPETなどの製造
(2)バイオナフサ、バイオディーゼルを原料とするバイオPE、バイオPP、バイオPVC、バイオPCなどの新規製造法
(新潮流)
(3)合成ガスの発酵によるエタノールを原料とするバイオPE
5. CO2の水素還元や電解還元による資源化(合成ガス、メタノール他)
6. 世界の大手化学企業のリサイクル、バイオマスプラスチック、CO2の資源化の開発・事業化の状況等
7. 関連質疑応答
8. 名刺・情報交換会
■講師及び参加者間での名刺・情報交換会を実施しますので人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
■ライブ配信受講の方も、会場の名刺・情報交換会終了後に講師と個別対話できる時間を設けております。
セミナー講師
株式会社 旭リサーチセンター
シニアリサーチャー
府川 伊三郎 氏
【略歴】
1. 東京大学理学部化学科修士卒
2. 東京工業大学 博士(工学)
3. 旭化成㈱ 取締役・中央技術研究所長、MMA 事業部長、富士支社長など
4. 福井工業大学 経営情報学科 教授
5. 旭リサーチセンター シニアリサーチャー(現在)
6. 日本化学会フェロー、高分子学会フェロー
セミナー受講料
1名:33,300円(税込)2名以降:28,300円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
ご請求書は電子データ(PDF)にてお送りいたします。jpi.md@jpi.co.jp から届くメールを必ずご確認ください。
受講について
会場またはライブ配信受講
- ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
アーカイブ配信受講
- セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
- 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
- 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
受講料
33,300円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:30 ~
受講料
33,300円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【港区】JPIカンファレンススクエア
【地下鉄】広尾駅
主催者
キーワード
省資源 高分子・樹脂材料 汚染物質排出抑制技術
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:30 ~
受講料
33,300円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【港区】JPIカンファレンススクエア
【地下鉄】広尾駅
主催者
キーワード
省資源 高分子・樹脂材料 汚染物質排出抑制技術関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
RO膜(逆浸透膜)とは?RO膜による水処理の仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説
【目次】 水は私たちの生活に欠かせない資源であり、その水質は健康や環境に大きな影響を与えます。近年、世界中で水資源の不足... -
-
プラグインハイブリッド型水素燃料自動車 水素エネルギー社会(その14)
今回は、プラグインハイブリッド型水素燃料自動車に関して、解説します。 【目次】 1. ホンダ 新型水素燃料自動車(... -
トヨタの水素エネルギー戦略 水素エネルギー社会(その13)
◆水素エネルギー社会 連載目次 1. 燃料電池自動車開発 2. 船舶の次世代エネルギー源 3. 燃料電池自動車開発競争 4. 東レ ~ F...