<「あったらいいなをカタチにする」現役研究員が解説>ヒト常在菌・マイクロバイオーム制御技術研究の最新動向・製品開発へのヒント

解析技術の進歩により、微生物叢と疾患の関係が明らかになってきました。最新研究をもとにヘルスケア製品開発のヒントを得る!
現役製薬企業研究員だから明かせる、実際の製品開発例
マイクロバイオーム制御技術をカタチにするには?

セミナー趣旨

  ヒトには非常に多くの微生物が多様な微生物叢を形成しており、共生微生物と病原菌のバランスの乱れが生じると全身性疾患につながることもある。近年微生物叢解析技術の進歩により、微生物叢と疾患との関連性に関する研究や、微生物叢をターゲットとした治療法の検討が盛んである。また、細菌による疾患等に対する対処法として、従来の抗菌薬に頼らない病原因子の制御にも関心が集まっている。本講座では、口腔常在菌、皮膚常在菌が引き起こす疾患及び不快な現象に関するメカニズム解析研究及び原因菌制御技術研究の具体的事例の紹介を通じて、ヒト常在菌・マイクロバイオーム制御研究の最新動向を解説する。

習得できる知識

・ヒト常在菌制御研究の最近の動向に関する知見を得ることができる
・ヒト常在菌・マイクロバイオームの解析法に関する知見を得ることができる
・医薬品・化粧品・日用品開発における微生物制御技術研究に関する知見を得ることができる

セミナープログラム

1. あったらいいなをカタチにする「小林製薬」の製品開発
 1) 小林製薬の特徴
 2) 小林製薬の製品と微生物制御
 3) 小林製薬の製品とヒト常在菌の制御
2.1000兆個を超えるヒト常在菌と疾患及び不快な現象との関係
 1)ヒト常在菌・マイクロバイオームについて
  a) 部位特徴的な「口腔」の微生物叢
  b) 人体の最大の器官「皮膚」の微生物叢
 2)ヒト常在菌による口腔疾患の例
    a)超高齢化社会日本におけるオーラルヘルスケアの課題
  b)  細菌感染による炎症性疾患「歯周病」
  c)  デンチャープラークでカンジダ菌が増殖「義歯性口内炎」
 3) ヒト常在菌による皮膚疾患及び不快な現象の例
  a) 超少子化社会日本における若年層のスキンヘルスケアの課題
  b) 高病原性常在菌黄色ブドウ球菌が関与する「アトピー性皮膚炎」
  c) 健常肌の善玉常在菌アクネ菌が関与する「尋常性ざ瘡(にきび)」
  d) 臭いが気になる成人男性の皮膚常在菌が関与する「足臭」
3.口腔常在菌制御技術研究の具体的事例
 1) 中高年の歯を救え!歯周病菌研究と新たな制御
  a) 歯周病菌Porphyromonas gingivalisと歯周病
  b) 殺菌剤ヒノキチオール
  c) Vibrio harveyiを用いたヒノキチオールのクオラムセンシング阻害  
  d) ヒノキチオールの歯垢形成抑制効果
  e) ヒノキチオールの毒素産生抑制効果
 2) 高齢者を守れ!義歯プラーク研究とその制御
  a) 義歯プラークと義歯性口内炎
  b) 次世代シーケンスによる義歯プラークの優占菌種の解明
  c) 化学洗浄による義歯プラークの除菌効果
  d) 化学洗浄による義歯プラークの洗浄効果
4.皮膚常在菌制御技術研究の具体的事例
 1)痒み、炎症に!黄色ブドウ球菌研究と新たな制御
  a) 黄色ブドウ球菌Staphylococcus aureusとアトピー性皮膚炎
  b) アトピー性皮膚炎と菌叢変容dysbiosis
  c) アトピー性皮膚炎の主原因菌株
  d) クオラムセンシング阻害によるStaphylococcus aureus制御の可能性
 2) つるすべ肌に!アクネ菌研究と新たな制御
  a) アクネ菌Cutibacterium acnesとにきび
  b) にきびと菌叢変容dysbiosis
    c) にきびの主原因菌株
  d) クオラムセンシング阻害によるCutibacterium acnes制御の可能性
 3) 臭いを防げ!靴下の不快臭研究と抗菌加工の可能性
  a) 皮膚常在菌と足臭
  b) 靴下の不快臭の原因物質の推定
  c) 靴下の不快臭の原因菌種の推定
  d) 抗菌加工による臭い原因菌及び原因物質の抑制効果
5.おわりに


■講演中のキーワード
微生物、ヒト常在菌、マイクロバイオーム、口腔、皮膚、生活用品

セミナー講師

 濱田 昌子 先生   小林製薬株式会社 中央研究所 基盤研究部 評価研究グループ 係長

■ご経歴
2005年3月  京都大学大学院農学研究科修士課程修了
2005年4月  花王株式会社安全性科学研究所第3研究室配属
                   食品の殺菌に関わる基盤技術研究
                   衣料用液体洗剤に関わる衛生技術研究
                   化粧品の防腐防黴性評価技術研究など微生物制御の基盤技術研究及び評価技術研究を担当
2013年1-7月 Kao USA Inc. American Research Laboratory派遣
2014-2015年 ISO, TC 217 Cosmetics, WG 1 Microbiology 参加
2017年11月  小林製薬株式会社中央研究所基盤研究部評価研究グループ配属
                   口腔常在菌・皮膚常在菌制御に関わる基盤技術研究
                   日用品の微生物制御に関わる基盤技術研究及び製品応用研究
                   医薬品・化粧品・日用品の防腐防黴性評価技術研究など微生物制御技術研究を幅広く担当
■ご専門および得意な分野・ご研究
微生物学、化粧品微生物学、口腔微生物学
■本テーマ関連学協会での活動
日本化粧品工業連合会微生物部会部会員

セミナー受講料

1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
    お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
    お申込みは4営業日前までを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

36,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

生物・細胞技術   医薬品技術   抗菌・抗ウイルス技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

36,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

生物・細胞技術   医薬品技術   抗菌・抗ウイルス技術

関連記事