以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
★ 強度・接着性の評価とは?
~ しわ発生、破袋、剥がしにくい、ピンホール、折り重ね部のトンネル等 ~
講師
【第1部】【第2部】
包装科学研究所 主席研究員 葛良 忠彦 氏
【第3部】
住本技術士事務所 所長 住本 充弘 氏
受講料
1名につき55,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円〕
プログラム
【10:30~12:00】
【第1部】 ヒートシールの加熱接合のメカニズムと材料設計
包装科学研究所 葛良 忠彦 氏
1.高分子材料の基礎
1.1.ヒートシールのプロセス
1.2.ヒートシール性に及ぼす物性
1.3.結晶化度
1.3.分子配向
1.4.高分子固体構造
2.フレキシブル包装の種類
2.1.単体フィルム包装
2.2.多層フィルム包装
3.シール技報の種類と特徴
3.1.ヒートシール方式
3.2.インパルスシール方式
3.3.溶断シール方式
3.4.高周波シール方式
3.5.超音波シール方式
4.ヒートシール材のヒートシール特性
4.1.シートシール開始温度
4.2.シール強度とシールエネルギー
4.3.ホットタック性
4.4.夾雑物シール性
5.シール特性の支配因子
5.1.融点
5.2.結晶性
5.3.分子配向性
5.4.熱流動性
5.5.結晶化速度
5.6.各種添加剤・コロナ処理
【質疑応答】
【13:00~14:30】
【第2部】 ヒートシール強度測定と接着性評価
包装科学研究所 葛良 忠彦 氏
1.パウチの製造工程
1.1.パウチの製袋
1.2.横ピロー包装機
1.3.縦ピロー包装機
1.4.高周波誘導加熱によるシール
2.ヒートシール強さの測定法
2.1.食品衛生法熱封かん強度試験法
2.2.JISのヒートシール強さ試験法
2.3.ヒートシール強さの目安
3.シール強さに及ぼす因子
4.シール部の破談形式
5.ヒートシールバーによる加熱の特徴
6.各種ヒートシール用プラスチック材料のヒートシール強度
6.1.各種ポリエチレン
6.2.各種ポリプロピレン
7.多層フィルムのヒートシール強度
7.1.フィルム成形
7.2.押出ラミネーション
7.3.ドライラミネーション
7.4.共押出ラミネーション
8.易開封性包装材料
8.1.イージーピールフィルム材料
8.2.マジックトップ
8.3.エポックシール
8.4.スーパーピールトップ
【質疑応答】
【14:45~16:30】
【第3部】 国内外のヒートシールによくある不具合やトラブル事情と対策
住本技術士事務所 住本 充弘 氏
【講座趣旨】
包装は密封が条件であり、密封のためにヒートシール(HS)技術が一般的には利用されている。包装対象物、包装仕様、そのHS材料、充填包装機によりHS条件は異なる。適正なHSをするためにどのような点に留意すべきか、またよく起こるHS不良の国内外の事例をあげて説明し対応策やいわゆるHS技術以外のシール技術やその適用対象事例を説明する。
【講座内容】
1.ヒートシールの基本
1-1.シール条件
1-2.ヒートシール曲線
1-3.シール温度の設定
2.ヒートシール材料と充填包装機の留意点
2-1.フィルム及びextrusion coatのオレフィン系樹脂
2-2.溶剤タイプのヒートシール剤
2-3.2つのシール温度帯を有するヒートシール剤
3.包装材料の仕様と適正なヒートシール技術の選定
3-1.包装仕様設計と内面シーラントの設計
3-2.充填包装機とシール方法
4.主なヒートシール不良と対応策の事例
4-1.よくある不良の事例
4-2.海外事例
4-3.国内事例
5.ヒートシールが完全か否かの確認方法
5-1.簡易方法
5-2.検査機の使用
6.適正なヒートシールをするために
6-1.包装材料の保管法
6-2.充填包装機の留意事項
7.ヒートシール以外のシール技術
7-1.超音波シール
7-2.高周波シール
7-3.誘導加熱シール
7-4.インパルスシール
7-5.コールドシール
8.ヒートシール不良とHACCP対等策
【質疑応答】
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
-
ポリカーボネートとは?強度や加工性・難燃性は?アクリルとの違いも解説
ポリカーボネートは透明性が高く丈夫なプラスチック材料で、日用品をはじめ各種工業製品に幅広く使われており、私たちの生活に... -
-