医薬品の安定供給とは?その意義と実践を学ぶ ~医薬品の安定供給のための必要な知識と安全衛生、環境保全について~

基本に立ち返って医薬品を安定供給するための基礎作りをしましょう
生産計画、生産管理、在庫管理のポイントとは?

※本セミナーは、+9,900円(税込)でアーカイブ配信のオプション申込が可能です。
 会場受講の方もご希望いただけます。

●申込締切:2023年1月30日(月)

セミナー趣旨

 医薬品は、人の命や健康に直接かかわる大切なもので、他の商品に置き換えることはできません。製薬会社は、患者さんに必要な時に医薬品を届ける社会的使命と役割・責任をもっています。また、医薬品を製造することは「モノづくり」の一つであり、そこで重要なことは、安全衛生と環境保全に心掛け、より適正な「品質(Quality)」の医薬品を、より安く「コスト(Cost)」、「安定供給(Delivery)」することと、それを支える「技術(Technology)」を高めることにあります。これを「モノづくりカルチャー」と定義し、医薬品工場においては、この4つの要素のパフォーマンスをバランスよく高めることで、現場力を向上させることが大切です。つまり「モノづくりカルチャー」を醸成することです。
 この講義では、「モノづくりカルチャー」の4つの要素の中の「安定供給」にフォーカスをあてて、安定供給とは何かから始まり、安定供給に関する知識を高め、安定供給のために取り組むべきこと、安全衛生、環境保全、TPM活動など安定供給のための関連知識を一つひとつ解説します。

■キーワード
医薬品製造、モノづくり、安定供給、安全・衛生、環境保全

習得できる知識

・医薬品製造における「モノづくり」の基礎知識
・医薬品製造における安定供給の基礎知識
・医薬品工場におけるTPM活動の基礎知識
・医薬品工場における安全・衛生管理と環境保全の基礎知識

セミナープログラム

1.医薬品のモノづくりとは
 ・モノづくりとは
 ・4つの基本要素の関係
 ・基本要素の相関例
 ・安定供給実現への特性要因図

2.安定供給を学ぶ意義
 ・医薬品の安定供給とは
 ・一般的な安定供給の流れ
 ・安定供給の意義
 ・見込み生産と受注生産
 ・医薬品を見込み生産で行う理由
 ・医薬品の安定供給と工場の役割
 ・安定供給を管理すること

3.生産計画と生産管理
 ・生産計画とは
 ・納期と生産リードタイム
 ・生産計画の目的
 ・生産計画の種類と内容
 ・生産計画立案上のポイントと注意点
 ・原材料の購入管理とポイント
 ・精度の高い生産計画と部門間の連携
 ・生産管理の役割
 ・生産統制

4.安定稼働
 ・生産設備の安定稼働
 ・設備の安定稼働の意義
 ・設備メンテナンスとは
 ・製造現場が取り組む安定稼働-日常点検-
 ・製造現場が取り組む安定稼働-自主保全-
 ・保全部門が取り組む安定稼働
 ・チョコ停について
 ・チョコ停発生時の対処
 ・TPMの定義
 ・TPM活動の柱
 ・TPM活動の全体イメージ
 ・TPM活動の期待効果

5.安定操業
 ・医薬品の生産方式の特徴
 ・安定操業とは
 ・操業の平準化
 ・需要変動と生産計画
 ・要員の多能工化
 ・製造リードタイムの短縮
 ・製造現場での安定操業の取り組み

6.安定品質
 ・安定供給に対する品質維持・向上の意義と取り組み
 ・品質部門と製造部門の安定供給への取組み
 ・製造品質の安定化
 ・4Mの最適化と変更管理
 ・GMP管理と生産統制

7.在庫管理
 ・在庫と在庫管理
 ・管理する在庫の種類
 ・在庫を持つ意義とメリット
 ・原薬、原材料の在庫管理
 ・中間製品の在庫管理
 ・最終製品の在庫管理
 ・部品、予備品、消耗品の在庫管理
 ・医薬品における在庫管理
 ・適正在庫量を管理するポイント

8.安定供給と安全衛生
 ・医薬品製造における安全衛生とは
 ・安全衛生のおける4M管理
 ・なぜ、災害が発生するのか?
 ・安全衛生で守るべきルール
 ・安全衛生活動
  (KYT活動、指差呼称、5S、安全パトロール、ヒヤリハット活動 他)
 ・労働安全衛生法
 ・全国安全週間と全国衛生週間
 ・災害発生時の基本的な対応
 ・労働衛生管理
 ・日頃の衛生活動

9.安定供給と環境保全
 ・環境保全とは
 ・医薬品工場での環境に対するリスク
 ・工場にとって環境保全とは
 ・医薬品工場で知っておくべき環境法令
 ・医薬品工場での環境基準
 ・3R活動とは
 ・省エネ活動
 ・ISO14001について
 ・災害発生時の基本的な対応

10.まとめ:「モノづくりカルチャー」と安定供給
 ・「モノづくりカルチャー」の定義
 ・「モノづくりカルチャー」における意識、姿勢、行動
 ・「モノづくりカルチャー」の狙い
 ・「モノづくりカルチャー」醸成の考え方

<質疑応答>  

セミナー講師

株式会社シーエムプラス
シニアコンサルタント菱田 純 氏
※第一三共バイオテック株式会社 元顧問

■略歴
1980年、第一製薬株式会社(現第一三共株式会社)入社。固形製剤の製剤研究に従事したのち、生産部門に異動。工場建設、本社生産物流企画、工場分社化、2007年の旧三共株式会社との事業統合に伴う生産会社(第一三共プロファーマ株式会社)設立などを担当し、生産に関わるプロジェクトや生産戦略企画
実行を経験した。2007年、同社取締役管理部長、2011年同平塚工場長。2014年、北里第一三共ワクチン株式会社(現第一三共バイオテック)取締役副社長兼生産本部長歴任後、2017年から株式会社シーエムプラスのシニアコンサルタント。

■専門
・製剤技術研究(固形製剤)
・生産管理及び原価管理
・プロジェクト管理及び工場マネジメント
・BSC(特に工場KPI)
・小集団活動

■本テーマ関連学協会での活動
・医薬品工場フォーラム アドバイザー代表(2018~)
・コストをテーマとした発表 2000年~2009年 工場マネージサミット(JMA)

セミナー受講料

■会場受講の場合(昼食付):
1名44,000円(税込)
1社2名以上同時申込の場合,1名につき33,000円(税込)
●講演資料:テキストを用意し、当日配布いたします。

■Web受講の場合:
1名44,000円(税込)
1社2名以上同時申込の場合,1名につき33,000円(税込)
●講演資料:テキストを郵送(郵送料金は受講料に含む)

■アーカイブ配信をご希望の場合
●利用料:上記受講料に加えて、1名につき9,900円(税込)のオプション料金が追加されます。
●視聴期間:2023年2月14日(火)~2023年2月27日(月) ※期間内、繰り返し視聴が可能です
●申込方法:申込フォームの「アーカイブ配信オプション」で【あり】とご選択ください。
●備考:
 ・本オプションを希望され、複数名同時申込された場合、全員がアーカイブ配信付のお申し込みとなります。
 ・講師との質疑応答は当日のLive受講(会場/Web)のみとなります。
 ・原則として当日の質疑応答はアーカイブ配信からカットされます。
 ・会場受講の方もアーカイブ配信をご希望いただくことが可能です。

受講について

■ご受講の注意事項(予めご了承の上、お申込み下さい。)
・講義中の録音・録画(静止画・動画)行為は固くお断りします。
・お申込いただいていない方と複数名で視聴することを禁じます。
・テキスト資料の無断複製・転載・販売等、一切を禁じます。
・講義中の妨害等、一切の行為を禁じます。
※上記4点、また類似の行為が認められた場合、強制的に退出して頂きます。また、ご本人及びご所属先の方の今後のセミナー参加をお断りします。

・お客様の利用環境、接続環境による不具合について、弊社は一切の責任を負いません。
・必ず視聴テストを行い、接続不良については自社IT部門等に接続についてご確認ください。
 ZOOMシステム要件(外部サイト)
 ZOOMテストミーティング(外部サイト)

【申込時】
●受講料はセミナー開催5営業日前の15時までにお振込み下さい。
●定員に達し次第、申込を締め切ります。
●最小開催人数3名に満たない場合、中止とさせて頂きます。
●講師及び当社のコンペティターの場合、受講をお断りする場合がございます。

【セミナー当日】
●会場参加受講者は本人の名刺を受講券とします。お忘れなきようご持参ください。
●録音・録画(静止画・動画)行為は固くお断りします。
●会場では講義中のパソコン・携帯電話等の使用をお断りします。

詳しくはこちらをご確認ください。


申込締日:2023/01/30

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

44,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

神奈川県

MAP

【横浜市西区】シーエムプラス本社セミナールーム

【みなとみらい線】みなとみらい駅

主催者

キーワード

医薬品技術   生産マネジメント総合   設備保全・TPM

申込締日:2023/01/30

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

44,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

神奈川県

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【横浜市西区】シーエムプラス本社セミナールーム

【みなとみらい線】みなとみらい駅

主催者

キーワード

医薬品技術   生産マネジメント総合   設備保全・TPM

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