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設計の基本となるプロセス設計に対し実施するHAZOPについて、具体的な手順や検討例、実施における留意点など含め
セミナー趣旨
プロセスプラントの安全性を確保・維持するためには、企業はプラントの持つリスクを自ら評価し、管理することが求められている。
しかしながら、リスク評価の実施・運営に関して疑問を耳にすることも多く、また、リスク評価に対する理解・経験不足から、実際の対応が不適切・不十分な例も散見されます。
そこで本セミナーでは、過去に起きたプラントの事故事例を紹介すると共に、同様の事故を防ぐ、または、被害を最小化するための対策を検討する上で重要となる各種リスク評価手法の概要(目的や基本手順)を紹介します。
また、その中でも、設計の基本となるプロセス設計に対し実施するHAZOPについて具体的な手順や検討例、実施における留意点など含め概説します。
習得できる知識
○ プラントの事故事例
○ 各種リスク評価手法の概要
○ HAZOPの具体的な手順や検討例、実施における留意点など
セミナープログラム
1.プラントの事故事例
1-1 事故情報(歴史、統計など)
1-2 事故事例概要
- 化学プラント毒性物質放出事故
- 石油精製プラント火災爆発事故
- LNGプラント火災爆発事故
1-3 事故からの教訓
2.リスク評価手法
2-1 リスクとは
2-2 なぜリスク評価が必要か?
2-3 各種リスク評価手法の概要
- HAZID(Hazard Identification)
- HAZOP (Hazard and Operability study)
- SIL Study (Safety Integrity Level study)
- FERA (Fire and Explosion Risk Analysis)
- QRA (Quantitative Risk Assessment)
- ALARP Study (As Low As Reasonably Practicable study)
- Bow-tie Analysis etc.
3.HAZOP概説
3-1 HAZOPの基本
- 実施手順
- ノード
- ガイドワード
- プロセスパラメータ
- デビエーション
- ワークシート
- チーム構成とメンバーの役割
- 必要資料
- 実施のタイミング
3-2 HAZOPの運営
- 計画・事前準備
- HAZOPセッション
- 報告書
- フォローアップ作業
3-3 HAZOP実施・運営上の留意点
- ノード分割
- 事前合意事項
- ノードとガイドワードの選択
- デビエーションの原因の特定
- システムへの影響の評価
- 対策の評価と追加対策の提言
- ワークシートへの記録
- HAZOPの強みと弱み、成功の鍵
【質疑応答】
hazop,プロセス,プラント,工場,爆発,セミナー,研修,講習
セミナー講師
日揮グローバル(株) プロジェクトソリューションズセンター テクニカルHSE部 原 信幸 氏
《専門》
安全工学
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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