再生プラスチックの規制・リサイクル・廃材回収・分別における各国の最新動向と将来展望・課題

★日本のリサイクルの現状を再認識するためには、諸外国の優れた施策を知ることが基本であり、このような事例を広く紹介!
★リサイクル先進国として韓国、仏・独の事例、及び廃棄物大国の米国と中国の現状、資源化に向けたNEDOや産業界の技術開発状況を紹介!

セミナー趣旨

 プラスチック資源循環促進法は、本年4月に施行され、今後プラスチックの資源化に向けた諸施策が実行段階となる。新法では一括回収も採用されたが、未だ自治体の動きは鈍い様である。日本では焼却処理が多いが、これは国際的には認知されていないのである。リサイクル先進国として韓国、仏・独の事例、及び廃棄物大国の米国と中国の現状、及び資源化に向けたNEDOや産業界の技術開発状況を紹介し、資源プラスチックの将来と課題を考える一助としたい。

【講演キーワード】
プラスチック資源循環促進法、資源プラスチック、一括回収、ケミカルリサイクル、環境対応包装設計指針

【講演のポイント】
日本の容リ法は、市民の協力もあり世界に誇る制度である。しかし、OECDの評価では日本はリサイクル後進国である。ゴミは燃やすものと言うのが日本人の認識であるが、世界を見るとこれは異常な事なのである。新法は一括収集を採用したが、自治体の浸透はこれからの課題である。プラスチックの資源化は、日本にとっても急務であり、技術力で国際貢献する絶好の機会でもある。日本の現状を再認識するためには、諸外国の優れた施策を知ることが基本である。本講ではこのような事例を広く紹介したい。

習得できる知識

・日本のリサイクルの現状
・日本のリサイクルの国際的評価
・分別・回収の先進的事例
・国と産業界における技術開発状況

セミナープログラム

1. プラスチックを取り巻く環境
2. プラスチック資源循環促進法の概要
  プラスチック資源循環戦略、マイルスト―ン、国際的な資源リサイクル戦略
3. 日本におけるプラスチックリサイクルの現状と課題
   リサイクル率とOECD評価、焼却場大国日本、熱回収の現状と課題   
4. リサイクル先進国と廃棄大国の現状
   韓国、中国、独、仏、 参考:米国、中国
5. 国内外における取組み例
   リデュース・リユース、リフィル、Loop、量り売り、一括回収、回収システム新事例、環境対応包装設計指針
6.資源プラスチック化向けた技術開発状況
   NEDOの選別・再生技術、日欧米のケミカルリサイクル、WWF、バイオマス化
7. 食品容器用再生プラスチックの最新動向
   厚労省の指針と審議状況、産業界の工業化状況、米国NOL
8. まとめ:廃プラから資源プラへ・将来展望と課題
【質疑応答】

セミナー講師

西包装専士事務所 代表、元 三菱ケミカル(株)、元 日本包装専士会 会長 西 秀樹 氏

【ご経歴】
1971年 三菱油化(株)(現 三菱ケミカル)に入社
研究所にて主にポリプロピレンの開発研究に従事。その後、本社の品質保証部にて品質保証活動に従事。現在は、フリーの立場で包装法規制に関する講演、執筆活動をしている。

【最近の著作】
・環境配慮型材料(共著)、&Tech、No.1(2021)、No.2(2022)、No.4(2022)
・食品衛生法におけるGMP対応、化学物質管理、情報機構、No.6(2022)
・食品衛生法改正に伴う食品包装用樹脂のポジティブリスト制度の現況、食品の包装、Vol.54、No.1、包装食品技術協会(2022)

セミナー受講料

【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

省資源   環境負荷抑制技術   高分子・樹脂材料

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省資源   環境負荷抑制技術   高分子・樹脂材料

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