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実際に工業化する場合の固体投入の意外な問題点と対策とは?? 連続プロセス・フロー合成プロセスのスケールアップに関する基礎知識から分かりやすく解説!
工場建設コスト、エネルギーコスト、廃液処理コストを含めたコストの計算方法を詳細に解説します。
【アーカイブ配信:1/26~2/10(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。
セミナー趣旨
化学品・医薬品の生産コストは、原材料のコスト(変動費)だけではありません。
エネルギーコスト、排液処理コスト、工場建設固定費、人件費、などもコストに含まれます。
そこで本セミナーでは、まず工場建設コスト、エネルギーコスト、廃液処理コストを含めたコストの計算方法を詳細について解説します。
次に、変動費のかなりの部分を占めることになる貴金属触媒を用いた反応のコスト削減について詳細に解説します。
最近固定費を削減する方法として、連続プロセスの導入の検討が進んでおります。しかし、実際に工業化する場合に固体投入の連続化など意外な問題点が発生します。
連続プロセスの機器とともにこれらの問題点の解決方法について詳細に解説したいと思います。
習得できる知識
〇 工場建設コスト、人件費の概算方法、
〇 廃液処理コストの概算方法
〇 溶媒の選択、回収方法に関する知識
〇 可溶性貴金属触媒を用いる反応の使用量削減方法
〇 連続プロセス・フロー合成プロセスのスケールアップに関する基礎知識
〇 製造現場で使用される連続プロセス・フロー合成プロセス装置に関する知識
セミナープログラム
1 コスト計算
1.1 変動費計算
・ 原料単価の調べ方
・ 変動費計算の例 2つのパラセタモール合成プロセス
1.2 固定費計算
・ 工場建設費用計算 0.6乗則をベースに
・ 人件費の考え方
1.3 固定費と変動費の関係
2 溶媒コスト
1.2 溶媒別回収方法
1.2 溶媒の選択の基本
3 エネルギーコスト
3.2 加熱・冷却のコスト 変動費と固定費別に
4 廃棄物処理コスト
4.1 排水処理コスト
4.2 廃溶媒処理コスト
5 貴金属触媒の考察
5.1 水素添加反応
5.2 ハイドライド還元と接触還元
5.3 可溶性触媒反応
・ 可溶性触媒反応の反応機構の最新情報とその解釈
・ 可溶性媒反応のコストダウン
・ PdNPsを使う系
・ Pd complex を使う系
・ Niを用いる系
6 フロー合成、連続合成の考察
6.1 バッチとの比較
6.2 フロー・連続プロセスのメリット
6.3 工業化の問題点とその解決方法
・ 固体原料の取り扱い
・ 固体析出による系の詰まり
- Oscillatory Buffled Reactor
- AM tech. Coflore™
6.4 フロー・連続合成の装置
・ ミキサー (反応装置)
・ 熱交換器
・ 連続抽出装置(液液相分離)
・ 溶媒濃縮装置
・ 連続ろ過装置
・ 連続乾燥装置
6.5 セミバッチプロセス
・ 溶媒交換プロセスの連続化
【質疑応答】
連続生産、スケールアップ、触媒反応、医薬品、化学プロセス、研修、講習会、セミナー
セミナー講師
アンリ・コンサルティング 代表 森川 安理 氏
《専門》
有機化学、プロセス化学
《略歴》
1977年3月 東京大学大学院理学系研究科 有機化学専攻 卒業
1977年4月 旭化成 入社
2013 年2月 旭化成 退社
2013年4月 個人事業主として技術コンサルタント業開始
1977年旭化成入社後、スクリーニング化合物の合成、プロセス化学研究に一貫して従事。この間薬学博士号取得。医薬原薬の工場長を10年経験。工場長として、米国、イタリア、豪州、韓国の当局の査察および、制癌剤を中心にする治験薬の受託生産を経験。旭化成を2013年2月末退職。2013年3月より現職。
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
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2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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