導電性フィラーの種類,特性と配合・分散技術
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 炭素系素材 電子デバイス・部品 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【新宿区】新宿文化センター |
交通 | 【地下鉄】東新宿駅 |
導電性複合材料開発に活かす!
カーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、気相法炭素繊維、
カーボンナノチューブ、グラフェン、導電性ポリマーを解説!
セミナー講師
小林技術士事務所 所長 小林 征男 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、昼食・資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
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セミナー趣旨
導電性フィラーとポリマーからなる導電性複合材料の開発に当たって、最も重要となるフィラーのポリマー中での分散性と導電性発現の関係をパーコレーション理論をベースに解説します。講義の前半では、パーコレーション理論の基礎及び導電機構について紹介し次いで、フィラーの局在化による低いパーコレーション閾値を得る手法とフィラーの分散性評価法について紹介します。後半では、導電性フィラーの種類別に、ポリマー中での分散性と導電性発現の関係について具体例を挙げて詳細に解説します。
取り上げるフィラーはカーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、気相法炭素繊維、カーボンナノチューブ、グラフェンおよび導電性ポリマーです。最後に導電性コンポジットを用いたウェアラブルデバイスへの応用について紹介します。
習得できる知識
・導電性コンポジットの技術開発に必要な知識全般
・導電性コンポジットの最新の技術開発動向
・パーコレーション現象の理解
・低い閾値で導電性を発現する手法
セミナープログラム
- パーコレーション現象と導電性コンポジット
- パーコレーション現象について
- ポリマーの種類と特性
- 導電性フィラー配合樹脂の導電機構モデル
- 統計的パーコレーションモデル
- General Effective Media (GEM) モデル
- 熱力学的パーコレーションモデル
- 動的パーコレーションモデル
- Interparticle Distance (IPD) Model
- ハイブリッドフィラーの閾値予測
- フィラー粒子間の導電機構
- 直接接触モデル
- 被膜介在モデル(トンネル伝導モデル)
- 導電性フィラーの表面改質法と分散性
- シランカップリング剤よる改質
- ポリマーグラフトによる改質
- その他の表面改質法
- ポリマーブレンド系での導電性フィラーの選択的局在化
- ダブルパーコレーションとYoungの式
- 2成分ポリマーブレンド系でのフィラーの偏在
- 3成分ポリマーブレンド系でのフィラーの偏在
- 自己組織化導電ネットワーク形成系
- PMMA/HDPE/VGCF系コンポジット
- 有機モンモリロナイト添加Nylon/CB系コンポジット
- 高アスペクト導電性フィラーのSlim-Fast機構
- 導電性フィラー配合樹脂の分散性評価法
- 画像統計解析
- 森下指数
- カーボン系フィラーの特徴と配合樹脂の特性
- カーボンブラック
- グラファイト
- 炭素繊維
- 気相法炭素繊維
- カーボンナノチューブ
- グラフェン
- 金属フィラーの特徴と配合樹脂の特性
- 導電性コンポジットへの導電性ポリマーの応用
- 導電性ポリマーの種類と特徴
- 導電性コンポジットへの応用
- 導電性コンポジットのウェアラブルデバイスへの応用
- まとめ