CO2資源化技術の展望とカーボンプライシングの動向
開催日 |
9:30 ~ 16:40 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 化学反応・プロセス 政策・行政 省資源 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません |
二酸化炭素の回収、資源化技術とカーボンプライシングの動向について解説
《第1部》CO2の資源化技術の動向と膜分離、触媒材料の開発の取り組み
《第2部》カーボンプライシングの基礎知識と国内外の最新動向
《第3部》二酸化炭素の有効利用技術の現在と今後の展望
セミナー講師
《第1部》早稲田大学 先進理工学部 応用化学科 教授 工学博士 松方 正彦 氏
《第2部》みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) サステナビリティコンサルティング第1部 コンサルタント 松本 美希 氏
《第3部》アイシーラボ 代表 室井 騠城 氏
セミナー受講料
1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
セミナープログラム
<9:30~12:00>
CO2の資源化技術の動向と膜分離、触媒材料の開発の取り組み
早稲田大学 松方 正彦 氏
【講演ポイント】
・バックキャストの視点を導入したカーボンニュートラル・カーボンリサイクルの姿に関する情報が得られる
・カーボンニュートラル・カーボンリサイクルに関する課題を整理できる
・新規プロセス開発にあたっての反応技術と分離技術に関する知見が得られる
・膜分離およびメンブレンリアクター研究に関する最新情報が得られる
- 二酸化炭素の資源化技術の動向
- 触媒材料の開発
- カーボンニュートラルに向けた触媒に求められるもの
- カーボンニュートラルに向けた触媒開発のロードマップ
- 分離膜研究の取り組み
- カーボンニュートラルに対する分離技術の重要性
- 膜分離技術の特長
- ゼオライトをはじめとした結晶性ミクロ多孔体を材料とする無機分離膜
- 水分離への応用
- ガス分離への応用
- 固体触媒と分離膜を組み合わせたメンブレンリアクター
- メンブレンリアクターの概要
- エステル化用メンブレンリアクター
- CO2資源化用メンブレンリアクター
逆シフト反応
メタノール合成(タンデム式触媒反応を含む)
フィッシャー・トロプシュ合成
- 今後の展望
【質疑応答】
<13:00~15:00>
カーボンプライシングの基礎知識と国内外の最新動向
みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) 松本 美希 氏
【講演概要】
カーボンプライシングとは、CO2等の温室効果ガスの排出者に、排出量に応じた費用負担を求め、排出削減を促進する政策手段である。日本においては、2012年から地球温暖化対策のための税(炭素税)が導入されており、また近年、環境省や経産省、GX実行会議等の場で2050年カーボンニュートラルの達成に向けた「成長志向型カーボンプライシング」の検討が進められている。
本セミナーでは、カーボンプライシング制度(炭素税、排出量取引制度、カーボン・クレジット)の基礎知識、EU等の海外の動向、及び日本における新制度導入の議論の動向を解説する。
- カーボンニュートラル・脱炭素の要請の高まり
- カーボンプライシングの概要
- カーボンプライシングとは何か
- 炭素税とは何か
- 排出量取引制度とは何か
- カーボン・クレジットとは何か
- 海外のカーボンプライシングの動向
- 炭素税
- 排出量取引制度(ETS)
- 炭素国境調整措置(CBAM)
- 将来の炭素価格水準に関する分析
- 国際的なカーボンプライシング
- 日本のカーボンプライシングの動向
- 現行制度
- 検討が進められている成長志向型カーボンプライシング制度
- おわりに
【質疑応答】
<15:10~16:40>
二酸化炭素の有効利用技術の現在と今後の展望
アイシーラボ 室井 髙城 氏
【講演概要】
本セミナーでは、最新の欧米のCO2削減技術と世界の動向を解説し、新たなビジネスの可能性を見つけたい。
- CO2排出の現状
- CCS技術の現状
- CCSの課題,
- CCUの必要性
- CO2を用いた燃料の合成
- メタン合成
- e-Fuel
- Haru Oni プロジェクト等
- CO2を用いた化学品の合成
- ドライリフォーミング
- メタノール合成
- メタノール, エタノールケミストリー
- MTO
- DME
- ブタジエン
- CO2フリー化学品コンビナート
- CO2フリー水素
- 電解水素
- ターコイズ水素
- バイオマスの利用
- バイオマスから化学品
- 廃プラ・都市ごみの利用
- 廃プラの液化
- 廃プラ・都市ごみのガス化
- 航空燃料 等
【質疑応答】