有限要素法による振動解析ソフトがやっていることを理解し使いこなせるようになるための基礎と実験モード解析との比較および振動の各種縮尺模型実験の技術ノウハウ、および機械学習による振動解析の動向

・開発者・設計者が有限要素法による振動解析技術を機械・設備・構造物の研究・開発・設計に活用できるようにするためのセミナー です!
・振動のコンピュータシミュレーションによる理論解析技術と実験モード解析技術などによる実験解析技術の双方を熟知した講師がわかりやすく解説致します。
・一般的に、振動のコンピュータシミュレーションソフトウエアの販売サポートを行っている会社は振動の実験解析技術についての実務を経験していないことが多く、同様に、測定器の販売・サポートを行っている測定器のメーカーは振動のコンピュータシミュレーションにいての実務経験が無いことが多いようです。
・振動の縮尺模型実験が技術的に正しく行えるとコストと時間が大幅に短縮できます。ただしこの時は相似則が大切になります。相似則には流体解析とは別途に固体解析のための相似則があります。相似則と周波数には固有の関係がありコレも重要です。本セミナーではこの分野の技術経験豊富な技術コンサルタントが技術ノウハウを含め分かりやすく解説致します。

※開催日の5営業日前までにお申し込みください

セミナー趣旨

 今や、有限要素法による応力解析や振動解析は、研究者や開発者だけのための専用ツ ールではなく、機械設計者が設計後にシミュレーションし、自分の設計を技術的により良いものにするために日常的に使用すべきツールになりつつあります。  

 本セミナーではこの状況を踏まえ、機械設計者が有限要素法による振動解析をブラックボックスとして でなく、概要ではありますが理論(計算の仕方)を理解し、設計実務において有限要素法を有効に使いこなせるようになるための入門及び基礎セミナーです。

 振動解析のための基礎技術だけでなく実固有値解析、複素固有値解析、周波数応答解析まで、忙しいエンジニアのために1日で理解できるように解説致します。

 要領よく整理し、これから有限要素法による振動解析を始めるかたにもわかるように解説致しますので、ご安心してご出席して頂ければと思います。

セミナープログラム

  1. 有限要素法による構造解析(静解析・動解析)の種類と概要
  2. 固有値解析について
    1. 実固有値解析とは? そもそも固有値解析って何のこと? 何でこんな名称になったのか?
    2. 1自由度系の場合のニュートンの運動方程式とその固有値解析のしかた
    3. 標準的な固有値解析の計算例
    4. 有限要素法のソフトがやっていることをシンプルな例について実際に手計算でけいさんしてみよう!
      1. 例題1:下図の場合の剛性マトリックスと質量マトリックスを計算により求めてみよう!
      2. 形状関数(有限要素法における大きな特徴のうちの一つ)も計算して作成しよう!
      3. 例題2 : 例題1の固有値解析の計算をしてみよう!
    5. 上記の実固有値解析をベースにして複素固有値解析について考えてみよう?
      実固有値解析と複素固有値解析の違いは?
    6. 複素固有値解析の考え方と理論とは(どのように計算しているのか)?
    7. 有限要素法にて取り扱いが困難な減衰について
    8. モード減衰とレーリー減衰について
  3. 周波数応答解析とは?
    1. 周波数応答解析とはどのようなものか? 実務ではどのようなときに使用するのか?
    2. 周波数応答解析の種類
      1. 直接法とは?
      2. モード法とは?
    3. 直接法による周波数応答解析の理論
    4. モード法による周波数応答解析の理論
    5. モード法ではどのようなメリットがあるのか?
  4. 有限要素法による固有値解析と実験モード解析などの比較
    1. 金属バットの場合
      (参考:金属バットに動吸振器(ダイナミックダンパー)を取り付けて振動を小さくした例もあります)
    2. 車のディスクブレーキの場合(複素固有値解析)
    3. マシニングセンタの主軸の場合(ロータダイナミクス、キャンベル線図)
    4. CNC制御タレットパンチプレスの場合(模型振動実験を含む)
    5. 実務における技術ノウハウの解説:実験モード解析の結果が役に立たないときはどうすればよいか?
      プレスの振動モードアニメーションと時系列アニメーションから重要な情報を読み取るトレーニングをしてみよう!
  5. 振動における縮尺模型実験を実務に活用するためのポイント
    1. 振動における縮尺模型実験とは?
    2. 振動における縮尺模型実験の技術ノウハウを単刀直入にわかりやすく解説
  6. 質疑応答

セミナー講師

(社)日本騒音制御工学会認定技士 (社)日本音響学会技術開発賞受賞
有限会社アイトップ 技術コンサルタント 通訳・翻訳
名古屋大学大学院 非常勤講師(英語で応用数学の講義を担当)
工学博士 小林 英男 氏

 東京電機大学工学部機械工学科卒業後、東京農工大学大学院工学研究科にて特別研究員
 大学生時代にESSに所属し、カリフォルニア大学バークレイ校に語学研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。東京電機大学第53代ESS部長。英語の勉強にも集中したのは卒業後に世界で活躍できるエンジニアになるため。
 大学卒業後、リオン㈱に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、および海外事業部でセールスエンジニアとして従事。   ㈱アマダに勤務し、工場で組立・製造・検査、海外事業部で技術サービスおよび技術コンサルタント、システム事業部で板金加工自動化ライン(FMS)の開発・設計、技術研究所でアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出した。上記のように、製造、サービス、設計、開発、研究(製造~研究まで)の一連の実務経験を積んだ。
  その後、技術コンサルタントとして独立して25年が経過した。1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、多くの企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施。この間に先進国を中心に25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行う。
 セミナーの講師歴は25年間。日刊工業新聞社など主催の多くの技術セミナー・英語セミナー・工業数学セミナー・応用物理数学セミナーの講師を行ってきている。この間に専門学校や大学で非常勤講師も行ってきた。
 特に、日刊工業新聞社主催のセミナー講師歴は長く10年以上。機械学習・深層学習・AIを加速化させる技術指導にも力を入れてきた。

 また、幾多の難局を乗り越えて技術指導を成功させてきた。本セミナーでは、その時々の実際の実務経験もまじえながら分かりやすく解説致します。

セミナー受講料

¥44,000/人(テキスト代、消費税含む)

1社から複数名様が同時にお申込みされた場合に限り、2名様目から1名様ごとにお1人様当たり¥5,000割引きさせて頂きます。つまり2名様目からお1人様当たりの受講料が¥39,000(テキスト代、消費税含む)になります。セミナー受講料のご請求書は、代表お申込者(お一人目の受講者様)に郵送いたします。


<テキストについて>
テキストは、原則としてセミナー開催日の2営業日前までに宅急便にて発送致します。ご自宅等に発送をご希望される場合は、備考欄にご自宅の住所・連絡先をご記入ください。
場合によっては、当社の独自の判断によりテキストをPDFファイル化しメールに添付してお送りすることもあります。

受講について

<Zoomセミナー>
◎視聴方法:Zoomを使用したWebniarになります。遅くてもこのZoomセミナー開催日の前日の午前中までに、Zoomセミナーへご参加頂くためのURLとセミナーIDをメールにてご連絡させて頂きます。セミナー開始時刻の10分くらい前にはZoomセミナーに入室できます。

セミナー受講中にご質問がある場合は、チャット欄にご記入頂く様お願い申し上げます。マイクをオンにしてご質問頂くこともできます。ご質問へのご解答は原則としてセミナー受講時間中に完了するように致します。ご解答に時間のかかるご質問については、セミナー終了後または後日にメール・電話・Zoomなどを活用してご解答させて頂きます。

【お申込の前のお願い】
ご使用のPC・通信回線にセキュリティなどの制限がある場合、Zoomを利用できない場合があります。事前に下記のサイトにて、Zoomの接続・利用についてご確認ください。
・テスト画面: 『Zoomをテストする』

<セミナースケジュール>
10:30~11:45 午前中の講習(休憩なし)
11:45~12:45 昼食休憩
12:45~16:30 午後の講習(約60分間区切りの良いところまで講習をして10分間休憩を致します。ほぼこれを繰り返します。)


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