
インクジェットインクの技術動向と応用展開
最新のインクジェットインクの技術動向から応用展開(デバイス、捺染、情報、3Dプリンター)まで1日速習1
セミナー趣旨
40年の歴史があるインクジェットインク技術。
第一世代インクは、紙へ記録が中心である。家庭用プリンタ、オフィスプリンタ用のインクについては、完成度が高まり、成熟してきた感がある。
現在は、大市場が期待できる商業印刷(オフセット紙、軟包装、段ボール 等)への対応を中心に、各社が鎬を削っている。最新の状況をまず把握してもらう。
第二世代の応用展開については、新たな事業を創造するもので、予測できない大市場が期待できる。
事業的には、捺染が先行しているが、デバイス関連のディスプレー形成技術や導電性、絶縁性付与技術もいよいよ本格化し、楽しみな状況となっている。
3DプリンタもUVインクによるマテリアルジェット方式に加え、粉体材料に対するバインダージェット方式が有力となっている。
最新の応用展開の状況と展望を解説する。
習得できる知識
・最新のインクジェットインクの技術概要の把握。(紙、フィルム用)
・応用展開(デバイス、捺染、情報、3D)用インク技術の現状と将来への展望。
セミナープログラム
1.インクジェット技術の現状
1-1.インクジェット技術の変遷
1-2.インクの分類と概要(水性、UV、ソルベント等)
1-3.システム設計(ヘッド、プロセス)
2.インクジェットインク関連の最新特許動向(2017-2022.6)
2-1.公開、登録状況
2-2.有力企業情報
3.水性インクジェットインク設計詳細(ラテックスインク)
3-1.要求性能とその対応(画質、吐出、信頼性 等)
3-2.構成材料の現状と選定の指針(色材、溶剤、樹脂、添加剤)
4.実践インク設計:メデイア別インク設計の考え方
4-1.普通紙対応インク
4-2.塗工印刷紙(オフセット紙)対応インク
4-3.軟包装対応インク(白インク設計を含む)
5.応用展開分野:インク技術動向
5-1.公開特許解析(2019-2021.6)
5-2.捺染インク技術
5-2-1.酸性、反応染料インク
5-2-2.分散、昇華インク
5-2-3.顔料インク
5-3.デバイス対応
5-3-1.カラーフィルタ
5-3-2.導電インク
5-4.情報対応
5-4-1.セキュリティインク
5-4-2.温度検知インク
5-5.立体形成対応インク
5-5-1.2.5D、3Dインク
5-5-2.建材、加飾印刷用インク
5-5-3.可食インク(食品、錠剤)
6.まとめ
インクジェット、インク、水性、UV、設計、デバイス、3D、プリンター、顔料、捺染
セミナー講師
インクリサーチ 代表 小池 祥司 氏
<ご専門>
高分子化学。インクジェットインク研究開発。
<学協会>
日本画像学会、色材協会
<ご略歴>
1981年、キヤノン(株)入社。製品インク設計、多数。(捺染、大判 等)
2017年、インクリサーチ設立。
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
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