【中止】カーボンニュートラルを実現する植物バイオマスの利活用と天然物由来のマイクロカプセル・ナノ粒子研究の動向

36,300 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
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主催者 株式会社 情報機構
キーワード 化学反応・プロセス   ナノ構造化学   環境負荷抑制技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

カーボンニュートラル/脱炭素社会実現のためのプロセス・素材・商品開発に向けて!

バイオマス由来のマイクロカプセル、ナノ粒子の市場動向、リグニンを用いた新素材開発の研究動向などについて解説!

セミナー講師

 西村 裕志 先生   京都大学 生存圏研究所 特定准教授 博士(農学) 

■経歴
京都大学工学部工業化学科卒(2003.3)
京都大学農学研究科応用生命科学専攻博士後期課程修了、博士(農学)(2009.3)
日本学術振興会特別研究員(DC2)
京都大学生存圏研究所ミッション専攻研究員
京都大学エネルギー理工学研究所 日本学術振興会特別研究員(PD)
京都大学生存圏研究所助教を経て、生存圏未来開拓センター特定准教授(2022.4~現在)
専門は木材化学。木材などの植物バイオマス成分の単離、分子構造解析、微生物・酵素などによる生分解反応、
リグノセルロース成分の利活用研究を行っている。
■専門および得意な分野・研究
  植物や微生物は生態系でバランスをとっています。木材に含まれ、地上でセルロースに次いで2番目に多い有機資源であるリグニンを、燃やさず、活かすことが大切です。植物や微生物の巧みな技を分子構造解析によって正確に理解することで、天然分子のもつポテンシャルを引き出したいと考えています。植物細胞壁成分の分子構造解析とその微生物分解、環境調和型バイオマス変換法の開発とリグノセルロース高分子からの新素材の創製を進めています。
■本テーマ関連学協会での活動
・第8回新化学技術研究奨励賞2019
<所属学会>
アメリカ化学会
京都生体質量分析研究会
リグニン学会
日本エネルギー学会
日本農芸化学会
日本木材学会

セミナー受講料

1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

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  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
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  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

セミナー趣旨

  カーボンニュートラルの実現に向けて、バイオマスの利活用研究が活発に行われている。リグニンはセルロースに次いで豊富な有機資源である。魅力ある新素材としての可能性を追求することで、自然と調和した持続型社会の実現に近づく。
  本講座では、植物バイオマス研究の概要、単離・分析技術について概説するとともに、天然物由来の微粒子、マイクロカプセル、ナノ粒子などについての周辺分野、市場の概要とともに最新のリグノセルロース素材研究動向について解説する。

受講対象・レベル

・化学、素材分野における脱炭素化、カーボンニュートラル研究の動向、GX(グリーントランスフォーメーション)
   戦略にご興味のある方
・ファインケミカル、特に天然物由来の微粒子、マイクロカプセル、ナノ粒子にご興味のある方
・植物バイオマス、リグノセルロースの基礎から応用技術に関してご興味のある方
・サステナブル素材に関してご興味のある方

習得できる知識

・植物バイオマス研究の動向
・リグノセルロース分子の化学構造解析
・天然型マイクロカプセル、ナノカプセルの市場と可能性
・リグニンの新素材開発の展望

セミナープログラム

1.カーボンニュートラルに向けた植物バイオマスの高度利用
 1-1. 脱炭素、GX(グリーントランスフォーメーション)戦略とバイオマス資源
 1-2. バイオエコノミー実現の鍵はバイオマスの高度利用、ファインケミカル
 1-3. 自然界における物質循環
 1-4. リグニン、ヘミセルロース、セルロースの分子構造解析
 1-5. NMR法による複雑バイオマス構造分析
2.サステナブルな新素材の開発動向
 2-1. バイオマス変換における環境調和技術
 2-2. 天然由来微粒子の概要
 2-3. マイクロカプセルの各種用途、市場と展望
 2-4. ナノ粒子の各種用途、市場と展望
 2-5. リグニン由来微粒子の研究動向
3.まとめと展望
<終了後、質疑応答>

■講演中のキーワード
バイオマス、リグニン、カーボンニュートラル、ナノ粒子、サステナブル