信頼性試験/加速試験におけるサンプル数とアレニウス式の留意点
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 信頼性工学 ワイブル解析 医薬品技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません |
アレニウスモデルを用いた加速試験時のサンプル数の留意点の解説!
加速試験時での温度、湿度、光などの考慮するポイントは!?
セミナー講師
【第1部】 原田 文明 先生 D-Tech パートナーズ (元・富士ゼロックス品質保証&安全評価部長)
【第2部】 芦澤 一英 先生 SSCI研究所 所長 (元 エーザイ株式会社)
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
セミナープログラム
【10:30~13:00】
【第1部】 信頼性加速試験とアレニウスモデルを用いた場合のサンプル数の留意点
D-Tech パートナーズ 原田 文明 氏 (元・富士ゼロックス品質保証&安全評価部長)
【講座主旨】
信頼性試験は信頼性を獲得するうえで、欠かせない手法である。信頼性試験は限られたサンプル数の結果から多くの情報を引き出すことが求められる。特に温度による加速試験は多用されるが、少ないサンプルの中からでも確実に温度依存の情報を得ることが大切である。本講では信頼性試験のなかでもアレニウスモデルを用いた加速試験に着目し、サンプル数のうえで留意すべき点を紹介する。
【講座内容】
1.信頼性と加速試験の役割
・品質の持つ価値と重要性
・信頼性の持つ特徴
・信頼性の確保の課題と加速試験
・加速試験からの予測と特徴
2.加速試験の条件
・加速が成立する条件
・代表的な分布(ワイブル分布、対数正規分布ほか)
・物理モデルと数理モデルの使い分け
3.温度加速試験とアレニウス則
・加速試験と温度による依存性
・アレニウス則の原理
・寿命加速試験への応用
4.アレニウス則とサンプル数
・試験データの収集と解析
・サンプル数の決め方
・物理的な判断と数理的な判断
・アレニウス則を用いるときの注意
・データから必要な情報を引き出すために
【質疑応答】
【14:00~16:30】
【第2部】 アレニウス式を用いた安定性評価 -温度、湿度、光などの影響を考慮して-
SSCI研究所 所長 芦澤 一英 氏(元 エーザイ株式会社)
【講座主旨】
医薬品の品質に影響を及ぼす要因としては、温度、湿度、光、酸素(空気)などが挙げられるが、それらが影響する程度は、保存条件、医薬品の性質や剤形などにより異なっている。医薬品の開発時に設定した品質を、有効期間を通し全てのロットについて保証するためには、製品開発の過程から安定性に関わる充分な検討を行い、包装形態、貯法、有効期間、及び品質規格などを決定しておくことが重要である。この様な医薬品の安定性については、アレニウス式を用いて算出された安定性を保証する根拠となるデータ、長期保存試験データ、加速試験データ、過酷試験データなどの評価データに基づいて品質保証を行っており、国際的な安定性ガイドラインとして、ICH(医薬品規制調和国際会議)において合意され、日米EUを軸とした全世界の各医薬品規制当局の指導の下で実施されている。 アレニウス式を用いて行われている医薬品の安定性試験(開発段階、加速試験、長期保存試験など)の事例について紹介し説明する。
【講座内容】
1.アレニウス式による安定性予測
・水溶液中の薬物の安定性・事例
・凍結乾燥製造における薬物の安定性評価
・様々な場面で実施される安定性評価
・試作製剤の安定性評価例
2.アレニウスプロット
・分解速度時数の決定
・安定性データ・温度、湿度などの影響について
3.光安定性について、アウレニウスプロットの考察は可能か
4.医薬品ICHガイドライン、安定性について
【質疑応答】