英文契約書の基本的な考え方と重要ポイント
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 企業法務 海外事業進出 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【新宿区】RYUKA知財ホール |
交通 | 【JR・小田急・京王・地下鉄】新宿駅 【地下鉄】新宿西口駅 |
~ 総論から秘密保持・共同開発・ライセンス契約まで ~
好評再開講!「英文」だけでも「契約書」だけでもない
『英文契約書』ならではの視点とは!?
★ 英文契約書の基本的な心得から、秘密保持・共同開発・ライセンス契約など代表的な技術契約の重要ポイント(見過ごされがちなもの含む)を詳解!
★ 英和対訳の資料、契約書の雛形を用意しますので、英語が苦手な方でも問題なく受講可能です!
講師
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー弁護士 仲谷 栄一郎 先生
■ ご略歴:
1984年 弁護士登録。
1991~92年 Allen & Overy法律事務所(ロンドン)にて研修。
2007~08年 早稲田大学法学部非常勤講師(国際租税法)
■ 著書・ご執筆:
・「ビジネス契約書作成ガイド」(清文社)
・「初歩からきちんと英文契約書」(中央経済社)
・「外国企業との取引と税務」(商事法務)
・「国際契約入門(共同開発・合弁・OEM)」
JCAジャーナル2006年11月号~2007年7月号
・「共同研究開発・研究委託の進め方と契約実務・第7章」(技術情報センター)
・「契約の英語・全2巻」(日興企画)
・「交渉の英語・全3巻」(日興企画)
他多数
■ ご専門および得意な分野・研究:
国際取引、国際契約、税務
受講料
1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナー開催にあたって
■ はじめに:
大きく2部に分かれ、第1部では契約書の種類を問わずおよそ英文契約書を検討するときの基本的な注意事項を説明し、第2部では秘密保持・共同開発・ライセンス契約のポイント(見過ごされがちなものを含む)をごく簡単に説明します。それを通じて、契約書の言語や種類を問わず、およそ契約書一般を検討する大局的な視点を明らかにできればよいと思います。
■ ご講演中のキーワード:
<第1部>
意味がわからない条文もある。
いろいろな角度から考える。
字面で読むのではなく実際の状況を前提にして読む。
<第2部>
秘密情報を厳密に定義すればよいとは限らない。
開発成果の権利を取得しなくてもよいかもしれない。
税金の負担に注意すべきである。
■ 受講対象者:
基礎的なお話ですので、何らの予備知識も要りません。英和対訳の資料を用意しますので、英語が不得意でも差し支えありません。
■ 本セミナーで習得できること(一例):
・英文契約書を検討するときの考え方
・秘密保持・共同開発・ライセンス契約のポイント
・およそ契約書を検討する場合の視点
■ 本セミナーでは、事前のご質問・ご要望を積極的に受け付けます!
ご質問はセミナー内容に関するものでも、業務で具体的に問題になっているものでも結構です。適切と考えられるものについては、講義中に会社名は挙げず、また具体的な事例も抽象化する等の対応をしてお答え致します。
事前の質問・ご要望の提出方法については、セミナーお申し込み後に届くご案内をご確認ください。尚、すべてのご質問にお答えできるとは限りませんので、あらかじめご容赦いただけると幸いです。
※ 弁理士の方へ:<日本弁理士会 継続研修認定対象講座>
当講座は日本弁理士会の継続研修としての認定講座です。研修を受講し、所定の申請をすると、外部機関研修として外部機関研修として3.5単位が認められます。
単位申請をご希望の方は「受講証明書の発行希望の旨」と「弁理士登録番号」をお申し込み時の備考欄にご記載下さい。
セミナー内容
【第1部 英文契約書の基礎】
1.契約書とは
2.英文契約書の形
3.英文契約書を「英文」として読む
1)単語は訳すのではなく理解する
2)条文の意味をつかむ
3)受動態、代名詞、関係代名詞に注意する
4.英文契約書を「契約書」として読む
1)抜けていることはないか
2)実行できるか
3)こういう場合はどうか
4)権利を強く、義務を軽くする
5)平等を主張する
6)裏を読む
【第2部 各種契約のポイント】
1.秘密保持契約
1)「秘密情報」の定義
2)例外事由
3)期間
2.共同開発契約
1)費用の分担
2)開発成果の取り扱い
3.ライセンス契約
1)ノウハウをどうするか
2)権利の内容
3)源泉税の負担
<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>