CCUSの業界動向と研究開発の最前線

セミナー趣旨

 本ウェビナーでは、「CCS・CO2分離回収」、「CCU・カーボンリサイクル」、「カーボンニュートラル燃料」の業界動向、および、現在、注目を集める研究開発に焦点を合わせた。今後の展開を見据えたうえでの次世代ビジネスにつながる構成になっている。

セミナープログラム

講演 1.世界における CCUS、水素の業界トレンド

11:00~12:00 講 師 初田 竜也 氏 

1. CCS
 1.1 CCSプロジェクト
  ① Quest
  ② Northern Lights
  ③ Houston Ship Channel
 1.2 CO2の分離・回収法
  1.2.1 化学吸収法、物理吸収法、固体吸収法の事例
  1.2.2 膜分離法膜
   ① 分離法の特徴
   ② 各社の高分子膜の特徴
 1.3 世界のCO2分離量のシェア率
 1.4 CO2の分離・回収法のコスト
 1.5 直接空気回収(DAC)
  1.5.1 各社のDAC技術の特徴
  1.5.2 海外勢と日本勢の特徴
  
2. CCU
 2.1 炭酸ガス(企業動向)
 2.2 メタノールの用途別需要
  ① Carbon Recycling International
  ② 三菱ガス化学
  ③ 住友化学
 2.3 日産自動車(人工光合成)
 2.4 鉱物(国内外の製品・生成物のステージ状況)
 2.5 合成燃料
  2.5.1 合成メタン/メタネーション
  2.5.2 欧州の主なメタネーションプロジェクト
  2.5.3 企業動向
   ① 東京ガス
   ② 大阪ガス
   ③ IHI
  2.5.4 e-fuelの各プロセスの現状と課題
 2.6 SAF
  2.6.1 供給する企業とプラント、生産(HEFA、FT、ATJ)

 
講演 2.二酸化炭素(CO2)の吸収・回収及び吸収材技術

13:00~14:00 講 師 大石 克嘉 氏

1. はじめに
 1.1 地球温暖化と温室効果ガス
 1.2 二酸化炭素(CO2)排出量の増加と地球温暖化の相関
 1.3 もしも,第一の温室効果ガスがCO2であるとするならば
  
2. CO2回収・除去法の種類に関する簡単な紹介
 2.1 膜分離法
 2.2 吸着分離法
 2.3 吸収分離法
  
3. 吸収分離法に用いられるCO2吸収材に関する簡単な紹介
 3.1 アミン系吸収材
 3.2 ソ-ダライム系吸収材
 3.3 リチウム複合酸化物系吸収材
  
4. リチウム複合酸化物系CO2吸収材の作製方法と吸収特性
 4.1 合成・作製方法
 4.2 CO2吸収特性と温度
 4.3 CO2吸収特性と結晶構造
 4.4 問題点
  
5. 自己発熱型CO2コンポジット
 5.1 素材
 5.2 構造
 5.3 期待されるCO2吸収特性
 5.4 その応用分野
  
6. 多量に排出されるCO2の吸収・分離・回収・貯蔵
 6.1 CO2の吸収・分離・回収工程
 6.2 貯蔵場所と化学反応
 6.3 CO2吸収ブームの発生とその行方

 
講演 3.水分を分離する CO2吸収/放出剤の開発 ~ Direct Air Capture (DAC) ~

14:05~15:05 講 師 稲垣 冬彦 氏

1. CO2回収技術について
 1.1 CCS(Carbon dioxide Capture and Storagege)およびDAC(Direct Air Capture)技術について
 1.2 CCSとDACの違い、長所短所
  
2. 低分子アミンを活用したDAC手法の開発
 2.1 開発の経緯
 2.2 化学吸収法の課題点の抽出
  
3. 水分をも分離する耐水性 DAC 手法の開発
 3.1 概念技術の獲得
 3.2 応用技術の最新情報 


講演 4.二酸化炭素からの有用化学品合成


15:10~16:10 
講 師 田村 正純 氏

1. 二酸化炭素の基本物性
  
2. 還元的変換による化学品合成
  
3. 非還元的変換による化学品合成
  
4. 二酸化炭素とアルコールからの有機カーボネート合成
  
5. 二酸化炭素とジオールからのポリマー直接合成
  
6. まとめと今後

セミナー講師

初田 竜也 氏  ㈱シーエムシー・リサーチ 代表取締役

大石 克嘉 氏  中央大学 理工学部 応用化学科 教授 

稲垣 冬彦 氏  神戸学院大学 薬学部 教授

田村 正純 氏  大阪市立大学 先端研究院・人工光合成研究センター 准教授

セミナー受講料

44,000円(税込)  

* 資料付
*メルマガ登録者39,600円(税込)
*アカデミック価格26,400円(税込)

★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。

★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。

受講について

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
    お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
     → https://zoom.us/test
  • 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
  • ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
  • 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。

■ お申し込み後の流れ

  • 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
  • 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
  • セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
  • 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
  • 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


11:00

受講料

44,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   環境負荷抑制技術   省資源

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化学反応・プロセス   環境負荷抑制技術   省資源

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