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DXの初期立ち上げではどのような問題が発生するのか、実際の失敗例、試行錯誤、解決のプロセスから学ぶDX推進の留意点について解説!
セミナープログラム
<10:00〜11:30>
【第1部】研究・開発・設計部門におけるDX導入・推進の成功・失敗ポイント
(株)日本能率協会コンサルティング R&Dコンサルティング事業本部 開発・設計マネジメント革新センター長
兼 デジタルイノベーション事業本部 シニア・コンサルタント 柏木 茂吉氏
【講演趣旨】
デジタル・データ活用によるさまざまなDX事例が世間に登場し、研究・開発・設計といった技術部門においてもDXを推進せよという経営の期待は日に日に大きくなっていると思われます。 しかし一方ではDXに対する限界感も目立ち始め、経営が期待するDXというものと実際に社内で手掛けている内容に対するギャップについても認識されてきているのではないでしょうか。 本講演では、製造業の技術系部門に対する支援を通じて感じている、DXプロジェクトのつまずきやすいポイントを取り上げ、それに対する考え方について解説・共有していきたいと思います 。
1.R&D、設計部門におけるDXとは
1.1 技術系部門の特性
1.2 技術系部門に期待されるDXとは
2.DXの壁
2.1 手段の目的化
2.2 組織単位での縦割り検討
2.3 業務基盤の未整備
3.プロジェクト事例から見るDXの留意ポイント
3.1 ベンダーの活用
3.2 ビジネス上の意義の浸透
3.3 効果の捉え方
4.職場に立脚した課題別のDX
5.DXの正しい推進のポイント
【質疑応答】
<12:15〜13:45>
【第2部】花王におけるマテリアルズ・インフォマティクス研究体制の構築と人材育成
花王(株) マテリアルサイエンス研究所 上席主任研究員 大崎 浩二氏
【講演趣旨】
この10年ほどの間で、マテリアルインフォマティクス(MI)による材料開発が急速に加速している。日本で着目を集める きっかけとなった出来事としては、2011年に米国で開始された「マテリアルゲノム計画」があげられる。その時点で、 弊社ではMI研究が進んでいない状態であり、このままでは材料開発の分野で競争に遅れるとの危機感を持った。 そのような状況下で、弊社研究所でMIを立ち上げる必要があると考え、私はその導入を任された。取り組み初期の段階から、 一研究所で進めては上手くいかないと悟り、ボトムアップ的に他研究所も巻き込んで進める必要があると考えた。 取り組み初期での「チーム編成や人材育成で苦労した点」や「MIを利用した具体的な応用例」に関して紹介する。
1.背景
2.マテリアルズ・インフォマティクス(MI)研究体制の構築
2.1 MIのためのデータベース作
(1)どのようなデータを利活用するか
(2)誰がデータクレンジングをするか
(3)材料設計者に協力してもらうためには
2.2 MIを進めるための体制
(1)MIを進めるにあたり必要な能力、及び人材
(2) プロジェクトリーダーに求められる能力
(3) データサイエンティスト、材料設計者に求められる能力
(4) チームとして求められる能力
2.3 インフォマティックス人材の育成
(1) 教育対象者をどのように設定するか
(2) 人材育成講座(初級編)の立ち上げ
(3) 人材育成講座(中級編)の立ち上げ
3.マテリアルズ・インフォマティクス(MI)の応用例
【質疑応答】
<14:00〜15:30>
【第3部】日立における研究開発でのDX実現へ向けたR&D部門のデータベース統合の仕方
(株)日立製作所 公共システム事業部 デジタルソリューション推進部 部長 森田 秀和氏
【講演趣旨】
研究開発の国際的な競争が激化し、より短期間・低コストでの研究開発が課題となっている。この課題に対し、日立はDXを加速するLumadaで展開されるソリューション・技術を活用し、研究部門で発生する各種データの一元管理が可能な統合データベースを中核として、AIをさらに加速するほか、研究者間で研究手法やノウハウを最大限利活用するためのサイバーフィジカルシステムの導入を推奨している。これにより、日立は新たな研究知見の獲得や迅速な新素材の研究探索を可能とするなど、研究開発のさらなる高度化・効率化を支援する。本講演では、そのサイバーフィジカルシステムの概要とソリューション化に向けた今後の展望を説明する。
1.研究開発におけるDX推進の背景
2.当社の研究開発におけるDX推進支援について
3.研究開発を支援する各取り組み
【質疑応答】
<15:45〜17:15>
【第4部】長瀬産業におけるマテリアルズインフォマティクスを推進するための体制とステップ
長瀬産業(株) NVC室 MI推進チーム チームリーダー 森下 夏希氏
【講演趣旨】
近年あらゆる産業・業務におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)は急速に進んでおり、企業存続の発展のためにDXは必須いえる状況にある。その流れでは産業の川上に位置する化学・素材の業界においても同様であり、特に研究開発の場面ではマテリアルズインフォマティクス(MI)の導入が行われている。本講演では、効果的にMIを推進するための体制・そのステップについて説明する。また、MIを含む研究開発をDXを進める上での具体的な課題と、それに対する長瀬産業のソリューションを紹介する。
1.はじめに
1.1 自己紹介
1.2 長瀬産業の紹介
2.研究開発におけるDX
2.1 研究開発を取り巻く環境
2.2 MIとDX
2.3 MI/DX成功の3つの論点
3.長瀬産業が提供するソリューション
3.1 電子実験ノートを中心としたデータマネジメントプラットフォーム活用
3.2 機械学習活用による配合最適化
3.3 外部データの活用による発想の深化
4.まとめ
【質疑応答】
セミナー講師
1.(株)日本能率協会コンサルティング R&Dコンサルティング事業本部 開発・設計マネジメント革新センター長 兼 デジタルイノベーション事業本部 シニア・コンサルタント 柏木 茂吉氏
2. 花王(株) マテリアルサイエンス研究所 上席主任研究員 大崎 浩二氏
3. (株)日立製作所 公共システム事業部 デジタルソリューション推進部 部長 森田 秀和氏
4. 長瀬産業(株) NVC室 MI推進チーム チームリーダー 森下 夏希氏
セミナー受講料
1名につき66,000円(消費税込み、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕
受講について
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お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
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録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:00 ~
受講料
66,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、会場での支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
技術マネジメント総合 情報マネジメント一般 CAE/シミュレーション
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受講料
66,000円(税込)/人
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技術マネジメント総合 情報マネジメント一般 CAE/シミュレーション関連セミナー
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