初心者向けセミナーです <パンデミックに耐える新しい監査のあり方を考える>GCPリモート監査における基礎知識・対応と今後の課題 -現在の実施状況・手法/メリット・デメリット/監査に向けた準備/事例を基にしたQ&A-

これから益々増えていくと予測される"GCPにおけるリモート監査"、現在の実施状況、具体的な準備等あらゆる情報を網羅!

これまでの監査業務で見られた問題点・事例を基に今後の監査のあり方を考えていきます。

セミナー趣旨

  かねてより、日本の治験は質的に問題ないが、費用が高いことが懸案となっている。そこで、地味で時間を要する直接閲覧等を依頼者側のPCでリモートで出来たら、さぞかし費用が安く効率アップにつながる・・は常に論議されていました。一方、突然のコロナによるパンデミック下ではリスク回避の観点でリモートによる治験管理が規制当局のみならず、受け入れ施設でも対策が取られた。行政上、「電子カルテの統合」が叫ばれても、それができるまでの相当な時間が必要であることを考慮すると、現状のシステムを把握し、目的にかなった方法を選ばざるを得ない。つまり、パンデミックにかかわらず、本来あるべきリモート監査を前提に、現在実施中のリモート監査の方法、メリット/デメリット等の比較、そのための準備を具体的に紹介すための研修と位置付けました。
  さらに、監査業務における現状の医療現場で見られた問題事項を紹介し、日々の監査業務に参考にしていただければ幸いです。

必要な予備知識

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
1.JPMA モニタリングの効率化に関する提言―治験手続きの電子化等
2.臨床研究・治験活性化5か年計画2012
3.治験促進センターSDV効率化に関する医療機関の取り組み
4.FDA Guidance on Conduct of Clinical Trial of Medical Product during COVIT19 Public Health Emergency

習得できる知識

1.リモート監査に関する基礎知識
2.リモート監査の種類
3.リモート監査の現状
4.リモートアクセス監査/リモートSDVの基本的な考えかた
5.依頼者及び医療機関における監査業務一般に関する事例と対応

セミナープログラム

1. リモート監査に関する基礎知識
 1)製薬協の見解
 2)ICH-GCP
 3)  CRO協会の見解
 4)PMDAからの通知
   a) Q&A ガイダンス
   b) Q 3モニタリング、Q4 逸脱
   c)   コロナ禍におけるGCP監査の紹介
 5)PMDAによるリモート調査(1部ビデオ)
 6)  リモート監査事例
   a) リモート監査に対する業界の意識
   b) リモート監査の概要
   c) 結果
2.リモート監査の種類
 1)リモート監査の定義
   a) 依頼者と施設側の誤解
   b) オフサイト監査(原資料を閲覧せず、電話やメール等で行う)
     c) リモートアクセス監査(システムを利用して原資料へアクセスする) 
   d) リモートSDV(リモートアクセス監査、実施資料機関外からSDVを行う)
 2)参考資料
   a)~l)10~15資料を提示予定
   3)関連用語
   a)  地域医療連携ネットワーク
   b)  SS-MIX
   c)  VDI
   d)  DDP
   e)  VPN
3.リモート監査の現状 (※実在する施設の公開データを基に解説します)
   1)A大学
 2)B大学
 3)C病院
 4)Dセンター
 5) その他
4.リモートアクセス監査/リモートSDV の基本的な考えかた
 1)Risk Based Approch
 2)閲覧対象の真正性、見読性、保存性、
 3)セキュリティ(医療情報システムの安全管理に関するガイドライン)
 4)SDVの方法(電子カルテへのアクセス、Certified Copy又は Web会議)
 5)  手順書等
5.監査業務に関するQ&A


■講演中のキーワード
   リモートアクセスモニタリング  SDV  リモート監査  Risk Based Monitoring

セミナー講師

 関口 論 先生   有限会社CROメディポート 臨床開発部 部長
 関口 数馬 先生   有限会社CROメディポート 臨床開発部 マネージャー

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器等規制

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器等規制

関連記事