【中止】技術者向け「利益思考力」強化セミナー

セミナー趣旨

長引くデフレ環境において、日本の製造業は「品質を維持した上で、いかに原価低減を図るか」を主なテーマとして利益確保を目指してきました。しかし、この手法だけで利益を確保するのはもはや限界です。その一方、顧客提供価値を高めて単価アップを図り、業績を伸ばしている企業も存在します。

本セミナーは、技術者向けに、「コストダウン以外の発想で利益を向上させる」考え方である「利益思考力」について、豊富な事例を交えて解説するセミナーです。

「利益のメカニズム」や「事業活動で重要となる値決め方法」「顧客提供価値の高め方」などを学び、技術者が知っておくべき、単価を上げ、そして利益を生み出すための思考力を強化するセミナーです。

受講対象・レベル

• 製造業の技術者、設計担当、原価企画担当、製品企画担当など
• 製造業の営業、マーケティング担当など

習得できる知識

• ビジネスマンが把握しておくべき、「利益が生まれるメカニズム」が理解できます。
• 原価低減以外の、利益創出のための様々な打ち手が理解できます。
• 単価アップの実現に有効な、ニッチトップ戦略が理解できます。
• 利益創出の打ち手を理解し、既存商品・サービスをブラッシュアップできます。
• 利益に貢献するための新規事業展開のアイデアが創出できます。

セミナープログラム

1. 利益が生まれるメカニズムを理解する
   1. 会社の成り立ちについて（従業員、経営者、顧客、株主・金融機関の関係）
   2. 財務会計、税務会計、管理会計の違い
   3. 会社のお金の流れ
   4. 利益の種類と利益を増やすための基本的考え方
   5. 売上、変動費、固定費の関係
   6. ワーク：赤字事業からの撤退判断
   7. 限界利益と損益分岐点とは
   8. 固定費型ビジネスと変動費型ビジネスの違い
   9. 売上と利益のメカニズム
   10. 最も利益感度が高い「単価アップ」
   11. 「値引き」するなら「おまけ」のほうがまし
2. 競争市場における自社のポジションを理解し、ニッチトップを目指す
   1. 競争戦略の本質と類型
   2. ランチェスター戦略とランチェスター法則について
   3. ランチェスター法則をビジネスに応用する
   4. 「弱者の戦略」と「強者の戦略」
   5. 差別化の切り口について
   6. 弱者の戦略の事例紹介
   7. ワーク：事例企業の戦略を分析する
   8. ランチェスター戦略の３つの結論
   9. ニッチトップ（小規模NO1）の効果
   10. 市場シェアの７つの目標数値
3. 顧客に提供すべき価値を理解し、利益創出の打ち手を考える
   1. 利益を上げる４つの方策
   2. 顧客提供価値を上げて単価アップを実現する
   3. 価格の上限と下限
   4. BtoCビジネスで重要な「感情的価値」の提供
   5. 事例で学ぶ「感情的価値」
   6. BtoBビジネスで重要な「経済的価値」の提供
   7. 事例で学ぶ「経済的価値」
   8. ワーク：顧客提供価値の転換
   9. 単価アップの取組み例
   10. 数量アップの取組み例
   11. 変動費率ダウンについて
   12. 固定費ダウンについて
   13. まとめ

セミナー講師

米澤 裕一 講師
合同会社バリューアップ 代表社員

セミナー受講料

39,600円/1名（税込）

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