リグニンの構造と分析・可視化技術および分離・抽出、高機能化、利用技術
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 化学反応・プロセス 高分子・樹脂材料 分析・環境化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能) |
リグニン利用の妨げとなる複雑かつ不均一な構造を徹底解説
~化学修飾による高機能化や機能性材料への変換などの利用技術~
リグニンの利用に向けて理解しておきたい構造や生合成から、分析・可視化技術、分離・抽出や高機能化、機能性材料への変換、リグニン利用の課題と展望までを詳しく解説します。
セミナー講師
名古屋大学 大学院生命農学研究科 教授 農学博士 福島 和彦 氏
セミナー受講料
定価:49,500円(オンライン受講価格:39,600円)
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特別割引価格:
1名:46,970円(オンライン受講価格:37,620円)
2名:49,500円(1名分無料:1名あたり24,750円)
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配布資料
- PDFデータ/印刷可
セミナー趣旨
木質バイオマスの利用の鍵はリグニンにあるといってよい。木質を基盤とするバイオリファイナリーを発展させるためには、リグニンとセルロースの効率的な分離技術、そしてリグニンの選択的な抽出技術が必須である。しかしながら、リグニンは他の天然高分子と異なり、その構造は極めて複雑かつ不均一であるため、分離・抽出の妨げとなっている。
ここでは、リグニンの不均一な構造をその形成過程から解説する。そして、リグニンをどのようにして使えばよいかを解説する。
受講対象・レベル
- 技術系の方を対象とします。リグニンに関する予備知識は必要ありません。
習得できる知識
- リグニン分析方法、リグニン分子構造の可視化技術、リグニン利用の課題と将来展望
セミナープログラム
- 木質とは
- 日本は森林大国
- 木質バイオマス利用による二酸化炭素削減効果
- 細胞壁中のリグニン
- 分布
- 呈色反応
- 植物の進化とリグニンの構造
- 裸子植物
- 被子植物
- 異常材(あて材)
- リグニンの生合成
- モノリグノールの生合成
- モノリグノール配糖体の役割
- モノリグノールの重合
- リグニンの不均一形成の可視化
- 紫外線顕微鏡法
- ミクロオートラジオグラフィー
- リグニン化学構造の分析法
- アルカリニトロベンゼン酸化
- チオアシドリシス
- TOF―SIMS(2次イオン質量分析)によるリグニンケミカルマッピング
- 原理
- 化学構造の可視化
- 水溶性化合物の分布の可視化(Cryo TOF-SIMS)
- リグニンの利用
- 工業リグニンと天然リグニンの差異
- 分離・抽出技術
- リグニンの化学修飾による高機能化
- 機能性材料への変換とその例
- 今後の展望
□質疑応答□