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実機サンプルの技術文書を元に、EMC指令適合までの手法、EMC対策、CE技術文書の書き方を解説
講師
CE/EMC 技術支援専門家 岡田 映一 先生
■経歴
大手メーカーに勤務。96年に欧州の認証機関に出張しEMC関連技術を学ぶ。
現在,FPGAを使ったVHDL回路設計の傍ら自社製品のEMC試験,対策のコンサルティングやCEマーキング関連の適合性評価,技術文書の作成支援,海外認証機関とのコンタクトなどを行っている。
■専門および得意な分野・研究
・EMC/LVD整合規格の熟知,CE適合宣言,技術文書の書き方の支援
・EMC試験設備,機器,試験方法などの熟知,支援など
・その他,VHDL言語を使用したデジタル回路設計,CPU内蔵組み込みFPGAの設計,各種FPGA設計開発ツールでの設計や支援業務
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■講座のポイント
2016年4月にEMC指令やLVD(低電圧指令)が新しい法的枠組みであるNLFが適用された新しい指令に変わりました。またそれ以前にRoHS指令もCEマーキングに組み込まれ、CEマーキングで適合しなければならない指令は増えるばかりです。
このセミナーではCEマーキングは何かを振り返り
「新EMC指令の適合でやるべきこと」
「新EMC指令に適合したいが何から手をつけていいかわからない」
「EMC試験などは外部に依頼しているができればある程度自社で試験を行いたい」
「EMC試験の対策ができるようになりたい」
といった内容を、実際にEN 61326-1:2013(計測・制御・試験所用機器のEMC指令整合規格)に適合した実機サンプルの技術文書を元にEMC指令適合までの手法、EMC対策、CE技術文書の書き方を説明します。
■受講後,習得できること
・新EMC指令(2014/30/EU)で変わった事
・EMC指令の整合規格EN 61326-1:2013でのEMC試験レポートの書き方、関連文書の理解
・EMC指令適合のための製品説明の書き方の理解
・エミッション測定、イミュニティ試験を理解し、その対策ができる
・整合規格の選択の考え方
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・CEマーキング、新EMC指令(2014/30/EU)
・EN 61326-1
■講演中のキーワード
・新EMC指令(2014/30/EU)
・CEマーキング技術文書
・EMC対策
・EMC整合規
セミナー内容
1.CEマーキング全般〜CEマーキング復習
2.製品が適合すべき指令の考え方
3.製品に対するEMC指令下の整合規格の選択手法
4.無線指令(RE指令)とEMC指令の関係
5.新EMC指令でなにが変わったか
6.EMC試験って何?
・エミッション測定
空間放射ノイズ/電源線漏洩ノイズ(CISPR 11/22)
Class A/Bがあるのはなぜか?
・イミュニティ試験
放電試験(EN 610004-2)
バースト(EN 610004-4)
伝導RF印加(EN 610004-6)
空間RF印加(EN 610004-3)
電源周波数磁界印加(EN 610004-8)
電源ディップ(EN 610004-11)
雷サージ(EN 610004-5)
7.実機サンプルのEMC技術文書を元にEMC指令適合のための技術文書の書き方
・製品説明の書き方
・エミッション測定やイミュニティ試験に付随する文書の書き方
(クロックリストやケーブル構成図など)
・エミッション測定やイミュニティ試験のテストレポートの書き方、読み方
8.簡単にできるEMC対策例
・このEMC試験にはこの対策!
・試験機関でEMC試験前に、これだけはやっておこう
・サーチプローブの有効な使い方
・低電圧なICはカップリングコンデンサの選択が重要
9.設計変更でのEMC再試験の考え方
10.オプション、アタッチメントだけでEMC試験は可能?
11.大型機器でのEMC試験の考え方
12.EMCリスクアセスメントの考え方(案)
13.設置条件によるEMC試験の除外例
14.適合宣言書(DoC)の書き方
<質疑応答>
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