~ 磁性材料、硬磁性・軟磁性材料の取り扱いと応用 ~

磁性材料の基礎から硬磁性・軟磁性材料の応用まで丁寧に解説!

セミナー講師

【第1部】
山形大学 学術研究院 大学院理工学研究科 数物学分野
准教授 小池 邦博 氏
【略歴】
日本磁気学会 編集・論文委員会幹事

【第2部】
長崎大学 工学研究科 教授 中野 正基 氏
【略歴】
電気学会 次世代永久磁石の研究開発動向と応用に関する調査専門委員会 委員長
磁気学会 理事

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
  備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
  消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。

受講対象・レベル

軟磁性材料・硬磁性材料に関する知識をこれまであまりお持ちではなく、必要とされる方。
製造業務等にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方。

必要な予備知識

特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします

習得できる知識

大学の講義ではほとんどお目にかからない磁性材料を磁気工学的視点で解説します。磁気現象を利用する上で知っているべき磁性材料の基礎的な性質を理解できます。軟磁性材料・硬磁性材料もしくは、それらが搭載された機器・デバイスを利用するにあたり、ある程度適切な選択をする(もしくは絞り込む)ことができるようになります。

セミナープログラム

【第1部】磁性材料の取り扱い 

講演の趣旨
磁性や磁性材料は日常生活の“縁の下の力持ち”として目に見えない形で大活躍しています。磁性材料屋は「よく理解してもらって、正しく使えばコスト下げられるし、性能も出るだろうけど…」などと思うところもあるようですし、設計屋、回路屋にとってみれば、磁性材料はいわば“最後の隠し球”とも言われているようです。それなのに学生時代の講義の中でほんの少し紹介されただけで「難し過ぎて興味が…」、実験をやったけど、あまりに測定に時間がかかって「磁性材料っていうのは面倒な…」などの残念な声が時々聞えてきます。本講演では磁気工学の視点で基本から順を追って分かり易く解説しますので、是非とも磁性材料に親しんで下さい。
【プログラム】
1.磁気現象(マクロ視点から)
 1.1 電荷と磁気モーメント
 1.2 コイルと強磁性体の作る磁場
2.磁性の基礎(ミクロ視点から)
 2.1 周期律表と電子状態
 2.2 原子と磁気モーメント
 2.3 磁性体の種類
3.強磁性の基礎
 3.1 磁化過程と磁区構造
 3.2 磁気異方性と磁歪
4.磁性材料の応用
 4.1 軟磁性材料
 4.2 硬磁性材料
 4.3 その他の磁性材料
5.演習
 簡単な事例について計算して理解を深めましょう。 

【第2部】軟磁性・硬磁性材料の基礎知識と取り扱い

【講演の趣旨】
軟磁性・硬磁性材料は,古典的な磁性材料であり,大学での研究者なども減少する傾向にあります。しかしながら,それらが内蔵されているモータなどの電気機器(パワーエレクトロニクス分野での機器)の需要は,HVやEVなどの自動車用途を始めとして増加傾向にあります。「電気電子材料」に関する基本的な内容を含む教科書を開くと「半導体」を中心とした事項に多くのページがさかれており,「磁性材料」に関する内容は限られたページで説明されています。一方,「磁性材料」の専門書では,「言葉の定義」や「単位系」等をはじめとした難解な内容が盛りだくさん含まれ,これから「軟磁性材料・硬磁性材料」を学ぼうとする初学者にはハードルが高いように感じられます。
 本セミナーでは、これまで「軟磁性材料・硬磁性材料」にあまり縁のなかった技術者に向けて、「基礎の基礎」からスタートし、最近の開発動向やその応用先まで、コンパクトに説明する事で、将来的に、より深く勉強する必要が出た際に、「磁性材料」に関する専門書を違和感なく読み進められるような内容で構成しております。
【プログラム】
1. はじめに
2. 軟磁性と硬磁性
3.軟磁性材料
  3.1 軟磁性材料開発の基本的指針
  3.2 代表的な軟磁性材料の理解(磁区構造、結晶磁気異方性)
  3.3 軟磁性材料の高性能化とデバイス応用
4.硬磁性材料
  4.1 硬磁性材料の性能の表現方法と性能を決定する要因
  4.2 代表的な軟磁性材料の理解(磁壁ピニング型, ニュークリエーション型)
  4.3 最近の永久磁石の高性能化と今後の展望
5.おわりに