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熱分解分析法を最大限に活用し、
「実用系で」効果的に測定する!
さまざまな材料(試料)に有効であり、微量でも多くの情報が得られる熱分解分析法。
実務での活用に重きをおいた「実用材料分析への応用」「化学反応を加味した熱分解法」
そしてリアルタイムで測定可能な「EGA-MS」などを、多数解説。
さいごに、「最新のトピックス技術」も4つご紹介いたします。
【Live配信】 2021年12月7日(火) 10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2021年12月16日(木) ごろ配信開始予定(視聴可能期間:約10日間)
セミナー趣旨
熱分解ガスクロマトグラフィー/質量分析法(熱分解GC/MS)を始めとする熱分解分析法は、近年の測定システムの高性能化により、高分子材料の実用的な解析・評価手法として重要な地位を占めるようになってきた。
本講では、その基礎となる測定システムの原理と特徴、および操作上の注意点などを解説するとともに、各種実用高分子材料分析への様々な応用例を紹介する。本講座を通じて、本手法をゴム・プラスチックなどの各種高分子材料の解析・評価に用いている技術者・研究者の皆さんが、その能力を最大限に活用して効果的に測定していただくための情報を提供することを主な狙いとしている。
受講対象・レベル
熱分解分析法を用いた高分子材料の分析評価に実際に従事している研究者・技術者
習得できる知識
各種高分子材料を熱分解分析する際の特徴や限界、および注意すべき点などを実用例の学習を通じて身に着けることができる。
セミナープログラム
- 高分子材料分析における熱分解分析法の位置づけ
- 熱分解GC/MSの基礎
- 測定システムの基本特性
- 測定条件の最適化と測定システムの保守・点検
- 熱分解GC/MSの実用材料分析への応用
- 高分子の識別・同定
- 共重合体の組成分析
- 高分子の微細構造解析
a. 共重合体の連鎖構造・連鎖分布解析
b. 立体規則性の解析
c. 末端基および平均分子量解析
d. 樹脂の硬化挙動解析
e. 経年劣化による構造変化の解析
- 化学反応を加味した熱分解法による高分子分析
- ポリエステルの精密組成分析
- ポリカーボネートの末端基及び共重合組成分析
- 分岐・架橋・異常構造解析
- 紫外線硬化樹脂の組成・硬化度及びネットワーク構造解析
- 樹脂中の高分子量光安定剤の定量
- 発生ガス分析-質量分析法(EGA-MS)による高分子材料分析
- 二段階熱分解法による添加剤及び素材高分子の分析
- EGA-MSの原理と特徴
- 高分子配合材の成分別分析
- 高分子ブレンド・ナノコンポジットの相溶・分散状態の解析
- 高分子材料の難燃化機構の解析
- 最新のトピックス
- 高分解能質量分析計による精密質量測定の活用
- 光照射プローブを用いた劣化挙動解析
- 組成および化学構造の分子量依存性解析
- 環境中のマイクロプラスチック分析
□ 質疑応答 □
セミナー講師
名古屋工業大学大学院 工学研究科 教授 (工学博士) 大谷 肇 氏
セミナー受講料
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49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
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受講について
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配布資料
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