以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
陸上養殖の基礎から好気的脱窒や地下海水利用システム、
ゲノム編集を用いた品種改良、コストや安全面の話題や
様々な魚種の養殖事例まで。
産学より4名の講師をお迎えし徹底解説!
1日目 2021年10月21日(木) 13:00-16:15
2日目 2021年10月22日(金) 13:00-15:45
セミナープログラム
10/21 第1部13:00-14:30 株式会社ウィズアクア 延東 真 先生ご講演
『陸上養殖の基礎から、好気的脱窒を用いた完全閉鎖循環式陸上養殖システム』
■はじめに:
海面養殖と比較した陸上養殖の特徴と長所、従来の閉鎖循環式陸上養殖システムと完全閉鎖循環式陸上養殖システムの違い、好気的脱窒の原理と完全閉鎖循環式陸上養殖システム、完全閉鎖循環式陸上養殖とその利用などを解説する。
■ご講演中のキーワード:
陸上養殖、好気的脱窒、泡沫分離、安全安心、漁場汚染、魚病
■本ご講演で習得できること:
- 海面養殖と陸上養殖のそれぞれのメリットとデメリット
- 好気的脱窒の原理と応用
- 完全閉鎖循環式陸上養殖システムの原理
- 完全閉鎖循環式陸上養殖システムを使った様々な試みと経済的側面
- 陸上養殖の将来と水産と福祉の連携や漁業の六次産業化
■ご講演目次:
- 海面養殖と陸上養殖
- 海面養殖と水質汚染、食品としての安全性、魚病
- 掛け流し式と従来の閉鎖循環式陸上養殖
- 完全閉鎖循環式陸上養殖
- 完全閉鎖循環式陸上養殖システム
- 陸上養殖における飼育水の浄化
- 好気的脱窒と泡沫分離の原理とメリット
- 完全閉鎖循環式陸上養殖システムを使った養殖
- 成長と品質、安全安心、水質汚染
- 完全閉鎖循環式陸上養殖システムを使った養殖の収支
- 閉鎖循環式陸上養殖の将来
- 様々な試みと可能性(成長、成熟、生残率、アクアポニクス、混養)
- 福祉との連携
- 漁業の六次産業化
<質疑応答>
10/21 第2部14:45-16:15 近畿大学 家戸 敬太郎 先生ご講演
『マアナゴおよびサクラマスの陸上養殖とマダイのゲノム編集』
■はじめに:
陸上養殖の基礎および魚種選定のポイントをサクラマスおよびマアナゴを例に紹介し、マダイにおけるゲノム編集技術の応用について解説する。
■ご講演中のキーワード:
陸上養殖、サクラマス、マアナゴ、マダイ、ゲノム編集、品種改良
■本ご講演で習得できること:
陸上養殖の基礎知識、魚種選定のポイント、養殖魚の品種改良、ゲノム編集技術の応用例
■ご講演目次:
- マアナゴおよびサクラマスの陸上養殖
- 陸上養殖の基礎知識と課題
- 陸上養殖の事例
a) マアナゴ
b) サクラマス
- 養殖魚の品種改良
- 品種改良の現状
- ゲノム編集
a)ゲノム編集技術の概要
b)マダイのゲノム編集
~生産コストを抑えて食べられる部分を増やす~
<質疑応答>
10/22 第1部13:00-14:30 東海大学 秋山 信彦 先生ご講演
『地下海水を利用した陸上養殖』
■はじめに:
現在では、海面での小割養殖や、陸上での地先海水の掛け流し養殖が主流である。また、環境配慮型養殖としての閉鎖循環濾過による養殖も普及しつつある。陸上での養殖の場合には排水を処理することで環境への負荷を低減できることや寄生虫症を防げるメリットがある一方で、コストがかかることが問題となっている。この様な中、年間を通して温度が一定の地下海水が取水できる地域がある。この地下海水を利用した掛け流し養殖をすることで地先海水利用と同等で温度調整コストをかけずに生物の飼育が可能である。今後SDGsを達成目標として特に生態系サービスを持続的に受けられるように配慮した養殖が求められるようになる。ここでは環境を配慮した地下海水を利用した陸上養殖の特性と、適した魚類について解説する。
■ご講演中のキーワード:
地下海水・陸上養殖・掛け流し・閉鎖循環・アワビ・カンパチ・カワハギ・サーモン類・寄生虫フリー
■本ご講演で習得できること:
- 様々な養殖技法
- 地下海水利用養殖のメリット(コスト面・安全面)
- 静岡での地下海水利用養殖例
→アワビ・トラフグ・カンパチ・カワハギ・サーモン類 - 水素吸蔵合金を利用した温調システムによる閉鎖循環濾過
など
■ご講演目次:
- 養殖の方法
- 海面養殖と陸上養殖のメリットデメリット
- 地下海水の優位性
- 地下海水の特性
- 地下海水の利点と問題点
- 地下海水を利用した養殖の実施例
- アワビ&トラフグ
- クロマグロの可能性
- ぶり類の畜養
- カワハギ養殖の特性
- サケ科魚類
- 寄生虫症にならない地下海水掛け流しによる陸上養殖に適する魚類
- 閉鎖循環での養殖研究
廃熱を利用した温調システム:MH冷水製造システムを利用したサツキマス養殖
<質疑応答>
10/22 第2部14:45-15:45 日本特殊陶業株式会社 竹廣 洋児 氏ご講演
『センシング技術を活用した陸上養殖システムと将来構想』
■はじめに:
漁獲量の減少や人口増加、海洋環境の汚染等を背景に、陸上養殖への期待が高まっています。日本特殊陶業では、魚や飼育に知見がない新規参入者でも養殖を行うことができ、かつ、養殖事業者に利益がでることが陸上養殖普及の鍵と考えています。
今回のセミナーでは、自動車の排気ガスセンサーで培ったセンシング技術を切り口とした独自の陸上養殖システムの特徴と将来構想をご紹介いたします。
■本ご講演で習得できること:
- 閉鎖循環式養殖システムの魅力と留意点について
- 水質データによる設備制御の重要性と、その効果について
■ご講演目次:
- 水産業を取り巻く環境変化と閉鎖循環式養殖市場
- 水質のセンシングとデータ活用
- 窒素系成分の測定と水質コントロール
- データ蓄積・分析による継続的な改善
- 養殖ラボでの取り組み紹介
- 複数水準での飼育試験と最適飼育条件の検討
- 養殖事業者の事業収支の検証
- 水質変化と連動する設備制御の実験
- 陸上養殖システムの製品化と将来構想
<質疑応答>
セミナー講師
【1日目(10/21)】
株式会社ウィズアクア 技術顧問 延東 真 先生
近畿大学 水産研究所 教授 家戸 敬太郎 先生
【2日目(10/22)】
東海大学 海洋学部 水産学科 教授 秋山 信彦 先生
日本特殊陶業株式会社 ビジネスクリエーションカンパニー ビジネス開発本部 副参事 竹廣 洋児 氏
セミナー受講料
『10/21、10/22両日受講』の場合(おススメ!)
1名64,900円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき53,900円
『10/21のみ受講』の場合
1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
『10/22のみ受講』の場合
1名40,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,700円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
※本講座は「見逃し配信あり」のみのコースになっております。
また、1日のみの受講も受け付けております。ご希望の方は申込フォーム備考欄にその旨ご記入ください。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
本講座は「見逃し配信あり」のみのコースとなっております
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
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