レオロジーを特許・権利化するための基礎科学、測定技術、データ解釈
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 応用物理一般 知的財産マネジメント |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Live配信セミナー ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
レオロジーの特許化を
基礎科学&応用技術の観点からわかりやすく解説!
そのレオロジーデータ、特許として権利化できるかもしれません
高分子材料と微粒子分散系に焦点を絞り、レオロジー数値を特許にするために必要な基礎科学、測定技術、データ解釈について経験をまじえてわかりやすく解説!
■材料のレオロジー物性を的確に評価する粘度・粘弾性測定のノウハウ
■粘弾性的現象論と構造論的メカニズムを関係づける解釈方法
■レオロジーデータから特許として有効な技術的特性値の抽出方法
セミナー講師
千葉大学 名誉教授 工学博士 大坪 泰文 氏
セミナー受講料
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44,000円( E-mail案内登録価格41,800円 )
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※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
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1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーをお申込みの場合、上記キャンペーン価格が自動適用になります。
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受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
配布資料
- 電子媒体(PDFデータ/印刷可)を弊社HPのマイページよりダウンロードいただきます。
(開催2日前を目安に、ダウンロード可となります)
セミナー趣旨
新材料の発明に際して特許を申請するとき、その請求項としては構造あるいは組成が主であり、物性はそれに付随するものとして取り扱われるのが普通です。しかし、ある機能を実現するためにレオロジー的性質が極めて重要で本質的である(臨界的意義を有する)場合、既存の材料であっても進歩性という観点からレオロジー量やレオロジー式が特許として権利化されることがあります。技術的対象を特定するために数値範囲を限定した特許はパラメータ特許と呼ばれていますが、権利化のためには機能と数値範囲との関係を定量的に説明できることが要件となります。
本セミナーでは、高分子材料と微粒子分散系に焦点を絞り、レオロジー数値を特許とするために必要な基礎科学、測定技術、データ解釈について経験をまじえてわかりやすく解説します。
習得できる知識
- 高分子材料と微粒子分散系のレオロジー物性を的確に評価するための粘度および粘弾性測定に関するノウハウが習得できるようになります。
- 粘弾性的現象論と構造論的メカニズムとを関係づけて解釈する基礎がわかるようになります。
- レオロジーデータから特許として有効な技術的特性値を抽出するためのコツが掴めるようになります。
セミナープログラム
- パラメータ特許の概要
- 粘度および粘度曲線の特許化
- 粘度挙動の基礎
- せん断流動場とせん断速度
- 定常せん断粘度の定義
- 非ニュートン流動(擬塑性流動とダイラタント流動)
- 流動曲線と流動パターン
- 降伏応力
- チクソトロピー
- 履歴現象と平衡流動曲線
- 技術用語「チクソ性」のあいまいさ
- 粘性挙動とメカニズムとの関係
- 高分子の分子運動と分子形態
- 低濃度高分子溶液のゼロせん断粘度と分子量
- 高分子鎖の絡み合い
- 高濃度高分子溶液の非ニュートン流動
- 微粒子分散系における粒子間相互作用と凝集
- 凝集分散系の非ニュートン流動
- 粘度測定における問題点
- 二重円筒型粘度計におけるせん断速度の不均一性
- B型粘度計による粘度測定
- JISに規定されている粘度測定の特徴
- 粘度挙動に関する特許の例
- 粘度値による特許
- 流動曲線による特許
- 粘度特許の解釈と技術的あいまいさ
- 特性値としての降伏応力決定法の例
- 粘度挙動の基礎
- 動的粘弾性値の特許化
- 粘弾性の基礎
- 弾性と粘性の基礎
- マックスウェルモデルと応力緩和
- フォークトモデルと遅延弾性
- 正弦振動ひずみと正弦振動応力
- 動的粘弾性(複素弾性率)の定義
- 動的粘弾性曲線の特徴
- 動的粘弾性曲線による固体と液体の判別
- 動的粘弾性とメカニズムとの関係
- 高分子の分子運動と温度
- ミクロブラウン運動とガラス転移
- 無定形高分子における時間―温度換算則
- シフトファクターの温度依存性
- 高分子の粘弾性挙動と分子量
- 高分子における高次構造性と粘弾性
- 分散系における微粒子の凝集と三次元網目構造の形成
- 凝集分散系の線形領域における動的粘弾性曲線
- 凝集分散系の非線形粘弾性
- 粘弾性に関する特許の例
- 線形粘弾性値に関する特許
- 非線形粘弾性値に関する特許
- 粘弾性特許の解釈と技術的あいまいさ
- 粘弾性の基礎
- 規格とレオロジー
- 粘度の規格基準
- 規格基準のあいまいさ
- パラメータ特許取得に係る経験と留意点
- 権利化しない選択
- 米国特許取得の経験談
- 学術論文と特許
□質疑応答□