金属材料の水素脆化メカニズムと抑制手法および分析方法の最新の動向【LIVE配信】
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 金属材料 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます |
金属と水素の物理・化学的相互作用から
金属材料中の水素分析法の特徴や
水素脆化抑制に向けた指針まで
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー講師
上智大学 理工学部 機能創造理工学科 教授・博士(工学) 高井 健一 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
配布資料
- 開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
セミナー趣旨
水素脆化とは水素と応力により材料が脆くなる現象であり、近年、遅れ破壊・水素脆化に対する知見が強く求められています。例えば、環境問題を背景に、輸送機器の軽量化のため材料の高強度化が求められていますが、材料を高強度化するほど遅れ破壊感受性が高まり、突然の破壊が危惧されます。また、水素をエネルギーとする燃料電池システムは次世代エネルギーの主役として期待されていますが、燃料電池車のタンクや水素ステーションでは極めて過酷な水素環境で材料が使用される傾向にあり、安全性と信頼性の確立が急務といえます。
本講演では、金属と水素の物理化学的相互作用の基礎を平易に解説し、金属材料中の水素分析方法の特徴・注意点を説明します。また、各種金属材料の遅れ破壊・水素脆性に関する過去および最新の研究、国際的な動向を理解し、最後に抑制に向けた指針を提案します。
受講対象・レベル
- 水素脆化、遅れ破壊で困っている企業の研究・開発・品質保証の方
- 今後、新規事業として水素エネルギー関連を検討している方
習得できる知識
- 金属と水素に関する基礎
- 各種水素分析方法の特徴・注意点
- 水素脆化メカニズムの国際的な動向
- 各種金属材料の水素脆化に関する最新の研究成果
- 水素脆化抑制に向けた指針
セミナープログラム
- 金属と水素の物理化学的性質の基礎事項
- 金属(bcc,fcc,hcp)中の水素の固溶
- 金属表面での水素の吸着、侵入過程
- 金属中の水素拡散
- 金属中の水素トラップサイト
- 水素分析方法の特徴・注意点
- 昇温脱離法
- 水素可視化方法
- これまでの水素脆化メカニズム
- 水素脆性とは
- 水素脆性の特徴
- 内圧説
- 格子脆化説
- 局部変形助長説
- 空孔凝集説
- 金属中の水素存在状態と脆化メカニズム解明へ向けた最近の研究
- 昇温脱離法によるbcc,fcc,hcp金属の水素放出プロファイル比較
- bcc金属(鉄鋼材料等)の水素存在状態と水素脆化
- fcc金属(ステンレス鋼、アルミニウム等)の水素存在状態と水素脆化
- 水素脆化メカニズムに立脚した水素脆化抑制指針
キーワード:遅れ,破壊,水素,脆化,高強度化,燃料電池車,分析,メカニズム,セミナー,講演