【中止】細胞培養加工施設の設計・運用とGCTP適合の進め方【Live配信セミナー】

製品特性、細胞製造性に基づいた
CPC構築の段階的な進め方での留意点とは?

製造ボリュームや採算性など、それぞれの事業の“身の丈”に合った適合の進め方とは?

セミナープログラム

【10:00~12:00】

【第1部】事業採算性・製造ボリュームを考慮した細胞製造施設設計および運用の考え方

大阪大学 大学院工学研究科 生物工学専攻 特任講師 水谷学 氏

【講座主旨】
ヒト由来の細胞・組織を原料とし生きたまま最終製品とする細胞製造の考え方は、工程設計の考え方が複雑でわかりにくく、これらの製品設計および工程設計の考え方はまだまだ未熟である。そのため、構造設備(細胞製造施設)の設計においては、GMPの考え方に従い製品の無菌性を担保することを目的とするだけでは不十分で、製品ごとに要求される原料選択基準、ロット構成の有無、製造方法など、適切な工程管理が可能な製造システムを達成する、専用の無菌操作環境および動線の設計が求められる。そして、これらの設計は、細胞製造性を考慮し、製品開発のできる限り早い段階で実施されることが望ましい。 本講演では、細胞製造性に基づく、主要なリスクの考え方と、それらのリスクベースアプローチに基づいた細胞製造の製造工程設計について、製造コスト削減の考え方をふまえて概説する。

【講座内容】

  1. はじめに
  2. 細胞製造と細胞製造性
  3. 細胞製造と工程の柔軟性
  4. 細胞製造と無菌操作環境の運用
  5. チェンジオーバーガイドラインを活用した製造管理の考え方と製造コスト
  6. アイソレータシステムを採用した細胞製造施設
  7. モジュール方式を利用した製造システムの考え方
  8. おわりに

【質疑応答】


【12:45~14:45】

【第2部】CPC作業員の教育・SOP作成におけるGCTP適合の原則と現場対応

(株)レトロクラーク 代表取締役 鮫島葉月 氏

【講座主旨】
GCTPは、国で定められた再生医療等製品の製造にかかる要件であり、医薬品GMPとは異なる区分となっている。もちろんGXPシリーズであるため、根幹となる大部分は同一であるが、再生医療等製品に特有のロット形成やバリデーション概念が異なっている。再生医療等製品の製造販売を目指すにあたっては、治験を経て、製造を予定している細胞培養加工施設(以下CPC)において最終的にこのGCTP適合性調査を受ける必要がある。しかしながら、そこに至るまでの治験実施時に「GCTPを念頭に」製造を行うこと自体、スケールアップや製造手順の変更を含むため、綿密な出口戦略を必要とするひとつのハードルとなっている。そこには、GCTPの本質の理解と、細胞加工物の特性と密接に結びついた、開発時からのテクニカルな積み重ねが必要となる。
ここでは、特に製造初期からの教育訓練およびSOPの作成について、GCTP対応を具体的に取り上げながら、GCTP適合体制を構築するにあたって必要となる考え方を整理したい。したがってCPC作業員といっても、外部から製造を受託するCMO系の施設における論とは別になるので注意されたい。

【講座内容】

  1. はじめに
  2. 治験実施時のGCTP という目標
  3. CPC 作業員の教育
    1. マンパワー不足の軽減=作業担当区分
    2. 製造と開発の違い
  4. SOP の作成
    1. 作業担当区分に応じたSOP
    2. 業務の引継ぎを前提とした培養SOP
  5. SOP に書かれないCPC 作業員の教育

【質疑応答】


【15:00~17:00】

【第3部】シングルユース活用によるGCTP適合とCPC運用の効率化

藤森工業(株) 先端医療事業推進部 事業企画部 細胞加工技術開発課 課長代行 松田 博行 氏

【講座主旨】
再生医療等製品の製造を担うCell Processing Center (CPC)で細胞加工を行うために使用されるプラスチック製品(シングルユース製品)について、その選定から運用管理のための要点をまとめた。少しでも理解を容易にするために、すでに多くのバイオ医薬品の製造現場で使用されているシングルユース製品との比較を行う。

【講座内容】

  1. はじめに
  2. シングルユースとは
    1. シングルユース製品の特徴
    2. シングルユース製品の使用におけるリスク
  3. シングルユース製品が重要品質特性へ与える影響について
  4. 製品品質に与えるシングルユース製品由来の不純物の残存
    1. 抽出物/溶出物
    2. 不溶性微粒子および不溶性異物
    3. エンドトキシンおよび微生物
  5. シングルユース製品が再生医療等製品の安定供給に与える影響
    1. シングルユース製品の管理
  6. おわりに

【質疑応答】

セミナー講師

  1. 大阪大学 大学院工学研究科 生物工学専攻 特任講師 水谷学 氏
  2.  (株)レトロクラーク 代表取締役 鮫島 葉月 氏
  3.  藤森工業(株) 先端医療事業推進部 事業企画部 細胞加工技術開発課 課長代行 松田 博行 氏

セミナー受講料

1名につき60,500円(税込、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

受講について

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  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
    録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
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    複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

60,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

再生医療等製品技術   バイオ技術   医薬品・医療機器等規制

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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10:00

受講料

60,500円(税込)/人

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キーワード

再生医療等製品技術   バイオ技術   医薬品・医療機器等規制

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