クボタにおけるQuick DRの導入と推進の取り組み 【クオリティフォーラム2019アーカイブ(8)】

11,000 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込(主催者側から請求書を送付します)

会員ログインして注文

よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 オンデマンド
収録時間 45分
主催者 (一財)日本科学技術連盟
キーワード DR(デザインレビュー)   品質マネジメント総合   人財教育・育成
開催エリア 全国

自動車業界以外での Quick DR 導入事例を
導入の経緯に焦点を当てて紹介
経営層から実務者までの仕掛けと仕組みづくりで
Quick DR を効果的に導入・推進!


~ クオリティフォーラム(品質経営総合大会)2019より ~

【継続的な設計品質の向上に向けて
 ~設計開発の未然防止手法 Quick DRの実践事例に学ぶ~】セッション
㈱クボタ 加藤 智也 氏の講演を、
時間的・物理的制約を超えていつでもどこでも視聴できます


品質経営のベストプラクティスをベンチマーク!
「クオリティフォーラム2019アーカイブ」全25講演のオンデマンド受講はこちらから
※ 3講演以上受講をご希望の場合は、全25講演一括でのお申込みがお得です

セミナー講師

加藤 智也 氏

㈱クボタ 品質保証本部 機械評価部 製品品質推進課

セミナー受講料

11,000円(税込)

受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】
ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

  • 視聴期間は受講開始日より2週間です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • このセミナーの配布資料はありません。
  • 講師への質問は受け付けておりません。

セミナー趣旨

 日科技連では1951年の「第1回デミング賞受賞記念品質管理大会」以来、品質意識の高揚、品質管理活動の幅広い普及を目的に、企業の経営者から職場第一線の方々までを対象に全国規模で様々な取り組みやイベントを開催してきました。
 2000年には、時代の要請から「サービス産業における品質管理大会」「部課長スタッフ品質管理大会」「職組長品質管理大会」を統合し、「クオリティフォーラム」という名称のもと、全国の企業・組織から “クオリティ” に関する事例発表を行っております。
 2019年10月31日(木) ~ 11月1日(金) に開催された「クオリティフォーラム2019」には、過去最高記録を更新する延べ1,000名を超える方々が来場し、クオリティフォーラムの存在感のますますの高まりを感じさせました。

 この「クオリティフォーラム2019」の特別講演・企画セッションの講演内容(一部)を、”映像アーカイブ” として時間的・物理的制約を超えていつでもどこでも繰り返し視聴できるようにしました。
 多方面の業界からの、時代にあった品質経営に関する話題性のあるテーマの講演で、部課長、スタッフ、職組長、職場第一線の方々全てにご満足いただける内容です。ぜひこの機会に視聴され、他業界、他社の品質管理活動をベンチマークされることをお勧めします。

受講対象・レベル

 ものづくりに携わる部課長、スタッフ、職組長、職場第一線の方々

セミナープログラム

【継続的な設計品質の向上に向けて
  ~設計開発の未然防止手法 Quick DR の実践事例に学ぶ~】
セッション

クボタにおけるQuick DR の導入と推進の取り組み


 グローバルメジャーブランドを目指すクボタでは、グローバル化や製品開発を加速させる中、売上や海外売上比率の拡大に伴い、品質問題の未然防止がこれまで以上に求められています
 過去の品質問題は、市場変化や新製品での設計変更など、変更点で発生しており、変更点に着目したDRを効率的に行う必要があると考えました。課題解決のため、日産自動車のQuick DRを導入する事とし、推進部署が以下の取り組みを実施しています。
 経営層向けのQuick DR講演会を開催し、経営者の視点からDR定着を牽引してもらうための働きかけを行いました。設計実務の担当者を対象としたQuick DRの基本を学ぶための「実務者教育」を実施した後、実践への移行を促す「DRパイロット実践教育」を行っています。また推進部署はQuick DRをベースとしたDRプロセスの見直しなど、設計開発部門が効率的に未然防止を実施するための支援をしています。
 本講演では、クボタにおけるQuick DR導入の取り組みとその成果について紹介します。


※ このセッションの3者とフロアによる総合討論(パネル)こちら


【セミナープログラム】

1.会社紹介

2.推進の経緯
 (1) 活動着手時の経営方針
  ・その後のチャレンジ事例 ①【欧州向けトラクタ】
  ・その後のチャレンジ事例 ②【中国向けコンバイン】
 (2) 品質に関する当時の状況
 (3) 経営方針と現状分析からの課題
 (4) 課題解決の手段模索
 (5) 手法導入の課題

3.導入期の活動
 (1) 経営層の理解とサポート
  ① 経営層への趣旨説明
  ② 経営層向けの特別講演会
 (2) 推進組織
 (3) DR人材育成
  ・初期の教育(2014年~)
  ① クルー教育
  ② レビューア教育
  ・パイロット教育(2018年~)
 (4) 手法の仕組み化

4.導入効果
 (1) 有形効果「品質指標」
 (2) 無形効果「DRパイロットのリーダーシップ」

5.今後のチャレンジ
 (1) 活動全体の課題(方向性)
 (2) 個別課題
  ① ソフト分野でのQuick DR
  ② 海外R&DにDRパイロット教育を拡大

6.まとめ
 ・活動推進において有効だった点 ~「壁」を突破するには~