以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
スマートウインドウの動作原理をやさしく解説!
酸化還元で色調変化を起こすエレクトロクロミック、電場で光学特性を変える液晶、熱や光で色の変わるサーモクロミックやフォトクロミック、触媒作用で色の変わるものなどを紹介!
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
セミナー趣旨
種々のスマートウインドウの動作原理をやさしく解説いたします。例えば酸化還元で色調変化を起こすエレクトロクロミック、電場で光学特性を変える液晶、熱や光で色の変わるサーモクロミックやフォトクロミック、触媒作用で色の変わるものなどを紹介いたします。またこの分野でのキープレイヤーの動きと今後についてお話しいたします。
受講対象・レベル
- スマートウインドウの分野の概要を知りたい方
- スマートウインドウの研究・開発に従事されている方
- 外部刺激で色の変わる材料 (クロモジェニック)に興味をお持ちの方
習得できる知識
① 各種スマートウインドウの動作原理、構成材料や必要な技術
② 用途開発において留意すべきスケールアップ、応答性、 光学特性、耐久性の問題など
③ 薄膜の光学、電気化学、金属酸化物の科学
セミナープログラム
1 予備知識
1.1 スマートウインドウとは
1.2 制御対象となる光の領域
1.3 薄膜の光学的特性
1.4 電気化学の基礎
2 スマートウインドウによる調光
2.1 動作原理からみた各種スマートウインドウ
2.2 電気化学的酸化還元で色を変える
2.2.1 エレクトロクロミック
2.2.2 ミラー状金属膜の電析
2.3 触媒作用で色を変える
2.3.1 WO3のガソクロミック
2.3.2 金属水素化物のミラー調光
2.4 電場で光学特性を変える
2.4.1 ポリマー分散型液晶(PDLC)
2.4.2 微粒子分散型調光(SPD)
2.4.3 電気光学的光シャッター
2.5 光で色を変える(フォトクロミック)
2.6 熱で色を変える(サーモクロミック)
3 スマートウインドウの実用化における課題
3.1 スマートウインドウの実用性能
3.2 大面積化と応答性
3.3 耐久性
3.4 低コスト化
3.5 フレキシブルかフラットか
4 まとめと今後の展望
セミナー講師
永井 順一 氏 ナノフイルム・ラボラトリ(NFL)代表・工学博士
【講師経歴】
1977年 東京工業大学院 修士課程修了、工学博士(同学1988年)。旭硝子㈱ 中央研究所に25年間在籍しガラスへのコーティング技術開発に従事。スマートウインドウ、有機EL(OLED)などの開発を行う。IEAの先進的省エネ窓のプロジェクトに参画し国際貢献。その後、東京都立大学大学院 客員研究員、トッキ㈱ R&Dセンター長などを歴任。OLED用バリア形成装置、電子ペーパー用有機半導体印刷装置、光配向膜製造装置、レーザーリペア装置等を海外メーカーと共同開発し、製品化。
2012年に独立。2014年ナノフイルム・ラボラトリを設立し、同代表として現在に至る。(社)電気化学会・クロモジェニック研究会幹事、(一社)光融合技術協会理事、IME-13運営委員。
分担執筆として『エレクトロクロミック膜』、花済夫監修『ゾル-ゲル法の最新動向』第22章、シーエムシー出版(2016年)、『スマートウィンドウの基礎と応用』、シーエムシーリサーチ(2018年)他、報文、講演多数。
セミナー受講料
49,500円 ※ 税込、資料付
* メルマガ登録者は 39,600円 20%OFF
* アカデミック価格は 26,400円
★メルマガ会員特典
通常の特典(2名目無料、3名目以降半額)は適用外 となりますが、
定価の20%引 でご参加いただけます。
メルマガ会員割引の適用を希望する場合は、必ず備考欄に【会員割引希望】と記載してください。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
シリカとタイヤ、添加剤ホワイトカーボンとは、わかりやすく解説
【目次】 1. タイヤとシリカ タイヤは、自動車はもとより自転車、バイク、飛行機、鉄道にも使われていて、みなさんの生活には無くては... -
多重度因子、かたより因子:金属材料基礎講座(その135)
【目次】 1. 多重度因子 回折が例えば(100)で起こる時、同じ面間隔を持つ(010)、(001)などの面も同様に回折を起こしま... -
シリカ、シリコン、シリコーンの違いをわかりやすく解説
シリカ、シリコン、シリコーンこの単語、みなさんの生活の中で聞いたことがあるかと思います。みなさんは、この3つの違いがわかりますか?実は... -
構造因子 面心立方格子:金属材料基礎講座(その134)
◆ 構造因子 面心立方格子 面心立方格子の構造因子を見てみます。面心立方格子の場合、立方格子の頂点の000と各面の中心1/2,1/2...