初心者向けセミナーです 型彫放電加工の基礎と活用~微細深穴加工、超硬材及び脆性材への加工技術~

型彫放電加工の原理や加工のポイントを学びたい方に!

セミナー講師

やなか技術士事務所 代表 今井 誠 先生 技術士(機械部門)

【講師略歴】
1997~1999 千葉工業大学 工学研究科 精密機械工学専攻
1999~2002 日本電産株式会社
2002~2008 オグラ宝石精機工業株式会社
2008~2020 都内特許事務所
日本電産株式会社にてHDD用スピンドルモーターの設計・分析・試験・評価に従事し、その後HDD用スピンドルモーター部品のコストダウン研究に従事する。
次いで、オグラ宝石精機工業株式会社にて、放電加工機による難削材料の加工方法の開発及び加工装置の開発(設計・組立・評価)に従事し、その後、工業用宝石の加工方法の開発及び加工設備の開発(設計・組立・評価)に加えて、加工設備の新規導入計画の立案・導入、製造ラインへの設置、作業者教育に従事。
【専門】
型彫放電加工/研削加工/3Dプリンティング技術(AM技術)
【本テーマ関連学協会での活動】
日本技術士会(正会員)
千葉工業大学技術士会(理事)

セミナー受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

*本講座は、Zoom を使用したオンラインセミナーです。
 (下記ご確認の上、お申込み下さい)。

・本講座は、オンライン受講のみ可能です。セミナー会場での受講はできません。
 *PCもしくはスマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。

・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
 お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
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・Zoomアプリのインストール、zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です

・本講座の配布資料は、PDFにてご送付申し上げます。

・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。

・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
 複数端末から同時に視聴することやプロジェクタ等による複数人での視聴は禁止いたします。

・後日、当日の流れ及び視聴用のURL等につきまして、メールにてご連絡申し上げます。

セミナー趣旨

型彫放電加工技術は、金型作成において主に使用され、日本の製造業の根幹をなしている加工技術です。しかしながら、金型製造の多くが中国等の海外に移管され、型彫放電加工技術が徐々に失われて行っています。
本講座では、型彫放電加工の基礎を理解しながら、微細深穴加工、超硬材や脆性材の加工等、金型作成以外の用途への型彫放電加工技術の活用について解説します。また、講座後半において、型彫放電加工における生産性の向上、特に電極成形時間の短縮を図るためのWEDG法の紹介、WEDG装置の作成、WEDG装置を使用した電極成形の実例を解説します。
機械の製品や金型関連に関わる技術者の方で、型彫放電加工に関心のある方や型彫放電加工の幅広い活用を図りたい生産及び製造技術、製造部門の方、型彫放電加工の原理や加工のポイントを学びたい方にお勧めです。

受講対象・レベル

・製造技術に関わる技術者
・放電加工を担当するオペレーター
・新人技術者
・型彫放電加工機の金型加工以外の活用を考えている方

習得できる知識

・型彫放電加工の原理を基礎から学ぶことができる。
・型彫放電加工において、微細深穴加工、超硬材、脆性材の加工ポイントを得ることができる。
・型彫放電加工における生産性の向上、特に電極成形時間の短縮を図ることができるWEDG法に
 ついて学ぶことができる。
・型彫放電加工における加工条件の設定の知識に基づいて加工計画の立案ができるようになる。

セミナープログラム

1.型彫放電加工とは
  (1)型彫放電加工の概要
  (2)型彫放電加工の用途
  (3)型彫放電加工の原理
  (4)型彫放電加工の特徴
  (5)型彫放電加工の優位性

2.型彫放電加工の基礎
  (1)型彫放電加工機の概要
  (2)放電加工の特性
  (3)電極
     (a)電極材料
     (b)電極の種類
     (c)各電極材料の特徴
  (4)放電条件
     (a)放電回路
     (b)放電波形
     (c)放電波形と加工性能
     (d)放電パルス方式違い
  (5)電極の消耗
     (a)加工速度
     (b)面粗さ
     (c)加工ギャップ
     (d)電極消耗率
     (e)面積効果
  (6)加工液と液処理
  (7)位置だし 
  (8)工作物の固定 
  (9)ワイヤー放電加工との違い

3.型彫放電加工の活用
  (1)電極極性
     (a)電極、加工物の組合せによる極性
     (b)極性が及ぼす加工性能
  (2)加工物質と放電加工特性
     (a)各加工物質の放電加工特性の対比
     (b)チタン合金の放電加工特性
     (c)アルミニウム合金の放電加工特性
  (3)最適電極設計
     (a)電極材料の選定
     (b)電極減寸量
  (4)ローラン(揺動)加工
     (a)ローラン加工の特徴
     (b)ローランパターンの使い分け
     (c)ローラン加工と加工精度
  (5)放電創成加工
     (a)放電創成加工の特徴
     (b)放電創成加工の工程フロー
  (6)微細細穴加工
     (a)微細穴加工方法の種類
     (b)微細穴加工電極
     (c)微細穴加工の問題点とその対策
  (7)超硬材加工 
     (a)電極の選定
     (b)超硬材加工の問題点とその対策
  (8)脆性材料加工
     (a)脆性材料加工の実例
     (b)脆性材料加工の問題点とその対策

4.型彫放電加工における生産性の向上
  (1)生産性向上の課題
     (a)加工屑による2次放電
     (b)電極の再成形時間
  (2)放電条件の最適化
  (3)WEDG法による電極成形時間の短縮
     (a)電極成形の課題
     (b)WEDG法を用いた電極成形の提案
     (c)WEDG装置の概要
     (d)WEDG装置による電極成形の効果
  (4)加工屑排出を考えた加工
     (a)電極の回転方向及び移動方向の関係
     (b)加工屑の排出性を高める荒加工の設定とその効果

5.まとめ

質疑応答

なお、講義の進捗状況に応じて1時間ごとに10分程度の休憩、
昼食時間として45分程度の休憩を予定しております。