誰でもできるカンタン設計検証と妥当性の確認
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | DR(デザインレビュー) 技術マネジメント総合 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】新技術開発センター |
交通 | 【地下鉄】半蔵門駅・麹町駅 |
「匠のワザ」を基本に、
誰でもできるカンタンな設計検証の
賢い方法と目の付け所を解説!
「設計審査がうまく運用できない」という多くの企業が抱える問題の主要因は、判断の曖昧な設計検証に依存します。
本セミナーは、賢く運用できる「設計検証」へと導きます。
セミナー講師
國井良昌 氏
國井技術士設計事務所 所長
1978年、横浜国立大学・工学部・機械工学科卒。
日立、及び、富士ゼロックスの高速レーザプリンタの設計に従事。富士ゼロックスでは、設計プロセス改革や設計審査長も務めた。1999年より、國井技術士設計事務所として、設計コンサルタント、セミナー講師、大学非常勤講師としても活躍中。
(社)日本技術士会・機械部会幹事
・技術士(機械部門-機械設計)
・横浜国立大学 大学院工学研究院 非常勤講師
・首都大学東京 大学院理工学研究科 非常勤講師
セミナー受講料
43,000円(消費税込・テキストおよび昼食を含みます)
セミナー趣旨
「設計審査がうまく運用できない」……これは、多くの企業が抱える根の深い問題です。その主たる要因は、曖昧な判断の設計検証に存在しています。
ところで、社告・リコールの新聞記事が毎日のように掲載され、商品の品質低下が収まりません。しかも、掲載する企業名が特定化しています。一方、社告・リコールと無縁の企業も存在しています。この差は一体どこからくるのでしょうか?
トラブルの再発防止策は、単なるツールや学問だけでは限度があります。そこには、技術者の職歴から生まれる「匠のワザ」が必要なのです。この「匠のワザ」を習得するには長い年月が必要ですが、本セミナーでは、これを一挙に公開し習得します。
次に、この「匠のワザ」を応用した設計検証の実施方法と、目の付け所を指導します。更に妥当性の確認のやり方を事例をあげて解説します。
何度も再発するトラブルの防止策として、webにも無く、学校でも教わらない、技術の職人が代々伝授してきた「匠のワザ」に基づく、誰でもできるカンタンな「設計検証」の賢いやり方をここに復活させます。
セミナープログラム
1.設計審査における設計検証の重要性
1)受講者の悩み相談の抽出
2)設計検証がない設計審査は百害あって一利なし
3)設計審査における「保留」と「条件付き承認」はすべて却下
2.匠のワザ(1):トラブルの98%がトラブル三兄弟に潜在
1)トラブル三兄弟(その1):「新規技術」がトラブルの原因
2)トラブル三兄弟(その2):「トレードオフ」がトラブルの原因
3)トラブル三兄弟(その3):「××変更」が最重要トラブルの原因
3.匠のワザ(2):インタラクションギャップを見逃すな
1)「4Mで分析する」とは世界の技術者の常識
2)すべてのトラブル要因は4M2Sに存在する
4.匠のワザ(3):これで収束!トラブル完全防止法
1)ポカ除けで攻めるフールプルーフ設計思想
2)安全率で攻めるセーフライフ設計思想で完全対策
3)フェールセーフ設計思想は最重要な完全対策法
4)世界最新のダメージトレランス設計思想
5.匠のワザ(4):トラブルを知って採用するレベルダウン法
1)レベルダウン法適用の注意
6.匠のワザ(5):現象ではなく原因に打て!
1)現象に打ってしまった悪しき例
7.匠のワザ(6):落とし所はどこ?何?
1)大トラブル発生の一歩手間で連鎖を遮断する
8.設計検証から設計の妥当性確認へ
1)「設計検証」と「設計の妥当性確認」との相違
2)簡易設計書(DQD)における設計検証と妥当性確認の事例紹介
9.「匠のワザ」を応用した設計検証を体験する
1)グループ実習
2)発表と審査
◎ 質疑応答