VPPはどのような仕組みなのか、システムの構築技術、
今後の展望など多岐にわたって解説!


再生可能エネルギーやサステナブルな社会の構築のキーテクノロジーとして注目されているVPP(仮想発電所)やスマートグリッド
今後は工場やビル、電気自動車といった様々な施設や設備への導入が期待!

セミナー趣旨

 近年、VPP(Virtual Power Plant:仮想発電所システム)が注目されている。その将来的な構成要素として、需要家電力を高速精密に制御して需給バランス上発電所として機能させるFastADR(Fast Automated Demand Response)という技術がある。本セミナーでは、VPPを実現するためのFastADRデマンドレスポンスの構築技術について、その概念、システム設計、通信実装、性能評価を一気通貫に解説する。

セミナープログラム

1.電力システム改革
 1.1 スマートグリッド
   ・再生可能エネルギー発電
   ・スマートグリッド化
 1.2 電力系統の需給バランス
   ・電力系統の需給バランスとは
   ・電力系統中央給電指令所の制御

2.VPP(仮想発電所)
 2.1 VPPシステムの概念
   ・仮想発電所広域システム
   ・アグリゲータサービスプロバイダ
 2.2 VPPの構成要素
   ・電力用蓄電池の充放電制御
   ・需要家負荷のネガワット

3.FastADR(高速自動デマンドレスポンス)
 3.1 需要家負荷設備によるFastADR
   ・ビルマルチ空調機群FastADR
   ・ビルマルチ空調機群FastADR蓄電池補償
 3.2 FastADR-VPPの応動性能
   ・電力系統VPP性能シミュレーション
   ・需給調整市場への性能要件

4.FastADR通信の実装
 4.1 FastADR通信標準規格
   ・OpenADR通信規格の概要
   ・IEC61850通信規格
 4.2 OpenADR通信によるFastADR
   ・OpenADR通信の実装方法
   ・OpenADR規格認証制度
 4.3 アグリゲーション標準規格
   ・電気学会SGTEC委員会
   ・電気学会規格によるアグリゲーション

5.FastADR-VPPの展望

  □質疑応答・名刺交換□

セミナー講師

岐阜大学 工学部スマートグリッド電力制御工学共同研究講座 特任教授
蜷川 忠三 氏

【専門】
1988年 University of Washington大学院修士修了コンピュータサイエンス専攻
2007年 三菱重工業株式会社技監
2012年 岐阜大学工学部電気電子工学科教授
2018年 現職
【著書】
「仮想発電所システムの構築技術」,オーム社,2019年6月出版

セミナー受講料

49,500円( S&T会員受講料46,970円 )
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2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

電気・電子技術一般   省エネルギー   環境負荷抑制技術

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電気・電子技術一般   省エネルギー   環境負荷抑制技術

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