以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
IoT、データ解析、AIによる変革の進め方
IoT、AIに関する最新動向を整理し、
DXを実践する上で大切なポイントを学びます
セミナー趣旨
本コースではICTの基礎技術を持つ方を中心に、製造業デジタルトランスフォーメーション(DX)固有の環境構築や技術導入の方法を習得してもらい製造業の各業種に対するDXの勘どころを学ぶと共に、企業での現場課題の抽出、課題解決、導入提案に至るアプローチを学びます。そのために本コースでは、IoT、AIに関する最新動向を整理し、DXを実践する上でどのようなポイントが大切かを学んでいただく事を狙いとしています。
IoT、AIについては、日ごろ多くの話題が上がっていますが、実は体系だった整理があまりされておらず、断片的な情報が散在している状態かもしれません。そのため、製造企業がIoT、AI技術によるものづくりの変化や対策を読み解くことができずに、手をこまねいている現状があります。また、IT企業側も製造企業が必要とする適切なITツールやIoT、AI化を提案する事が出来ずに普及の障害要因になっているとも考えられます。
ここでは、取り巻く環境の理解、DXの基本的な考え方や実践事例、最新動向に加え、実機を使ったIoTのプロトタイピング、実際のツールを使ったビックデータ解析を体験していただき、さらに複数のメンバーの協業により、スマートファクトリーの構想策定の演習を行っていきます。演習では、実際の企業を想定し、現場の状況から課題を抽出し、改善案を導出することに注力していきます。さらに、その結果をDX導入提案の形にまとめ上げるところまでをスコープにしています。
受講対象・レベル
➢製造業を担当する若手・中堅 ICTコンサルタント、営業、SEの方々
目安として、入社5年目以降の方
セミナープログラム
日程 | 講義内容 | タイムスケジュール |
1日目 | オープニング | 09:30~09:40 |
講義1.取り巻く環境の理解 | 09:40~10:00 | |
講義2.企業活動におけるSCMの現状と課題 | 10:00~10:50 | |
(休憩) | 10:50~11:00 | |
講義3.センシング・プロトタイピング、ビックデータ解析を体感する | 11:00~12:00 | |
(昼休) | 12:00~13:00 | |
演習.製造業のスマートファクトリーを考える | 13:00~13:15 | |
事例1.現場課題を導出する | 13:15~14:30 | |
事例2.企業経営者の課題に応える | 14:30~15:45 | |
(休憩) | 15:45~15:55 | |
事例3.DX導入の提案を行う | 15:55~17:10 | |
クロージング・セッション(全体討議) | 17:10~17:30 |
<受講者の声>
■色々な事例が多く説明されて、分かりやすかったし、勉強になりました。
■製造業側の視点からみたスマートファクトリー化について、難しさがよく分かる会でした。特に現場の泥臭い改善や、効果がはっきりしない中、少しずつ改善を進める必要がある点など。
■現場の肌感覚を理解できました。AIやIoTでモノの本質を変える事例は参考になりました。
■課題を体系立てて(QCD,人、材料、設備、等)整理するフレームを学べて有意義な内容でした。海外の先進事例も参考になりました。
■期待と異なる内容でしたが、いい意味で自らが思うよりいい研修でした。製造業顧客の気持ち、考えを共有、感じられることが一番の内容でした。
■製造業は個別にお客様課題に向き合わなければならないと再認識した。一方で、一例で良いので、製造プロセスの具体的な内容か、データ整理について聞きたかった
セミナー講師
山崎 隆 (やまざき たかし)
ワクコンサルティング株式会社 ディレクターコンサルタント
コンサルティングファーム べレーベント 代表
・東京都立大学工学部工業化学科卒
エプソン(株)にてインクジェットプリンタの基礎研究開発に従事(1979-1981年)
・日本アイ・ビー・エム(株)藤沢・大和研究所にて、画像処理装置開発、HDDの製品開発及び事業企画に従事。主に2.5“HDDの製品計画を立案し、IBM全社の事業計画に つなぐ企画業務を実施。(1981-2001年)
・国際ディスクドライブ協会(現日本HDD協会IDEMA)理事歴任(1981-2001年)
・IBMビジネスコンサルティングサービス(株)(現IBM GBS)に移籍、製造業の製品開発、商品企画、事業計画系コンサルティングに従事(2001年-2007年)
・オリンパスソフトウェアテクノロジー(株)(現オリンパス株式会社)に移籍、品質保証、標準開発プロセス構築、事業企画(部長職) (2008年-2016年)
・情報処理推進機構(IPA)ソフトウェア品質説明力向上・普及WG委員 (2014年-2015年)
・公益財団法人 横浜企業経営支援財団(IDEC) 技術アドバイザー (2017年-)
同 IoT化支援アドバイザー養成 インストラクター (2017-2018年)
同 横浜ものづくりコーディネーター (2018年-)
・ITコーディネータ協会認定 ITCフォローアップ IoT研修講師 (2017年ー)
セミナー受講料
受講料:55,000円(税別)
※研修終了後、請求書を送付いたします。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
生成AI、工場でどこまで使えるのか(その3)生成AIの能力比較
近い将来、対話型AIが現行の検索エンジンにとって代わる可能性が指摘されていますが、今回は、連載解説(その3)生成AIの能力比較。を解説... -
生成AI、工場でどこまで使えるのか(その2)生成AIの回答を検証する
近い将来、対話型AIが現行の検索エンジンにとって代わる可能性が指摘されていますが、今回は、連載解説(その2)生成AIの回答を検証するを... -
生成AI、工場でどこまで使えるのか(その1)プロンプトエンジニアリング
近い将来、対話型AIが検索エンジンにとって代わる可能性が指摘されていますが、今回は、生成AIの活用方法をいろいろと試す「生成AIは、工... -
シンギュラリティの危機~職を失う人びと~あなたは生き残れるか
【目次】 1. シンギュラリティの到来 人間は誰もこんなディストピア※1を望んではいなかった。これはシンギュラリティが到来した後、...